農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

謹賀新年2018

2017-12-31 16:51:00 | 日本不耕起栽培普及会

謹賀新年、本年もよろしくお願い致します。

寒冷地の苗づくりとして成苗4.5葉、5葉は定着しています。

でも小規模でハウスがなかったり、桜が咲いてから準備したいとき稲に与えるストレスは何か、「三つ子の魂百まで」の幼苗頃のローラー掛けが最適だと分かった。

昨年4月12日に播種し露天で積み置き19日に平置きしシルバーホワイトを被覆、その後1.5葉になるまで置き毎日ローラー掛けをおこなった。

水田出しは5月10日であった。この間四街道の木下政雄さんの苗づくりを見学し重たいローラー掛けを見て触発された。

その後ミドリマイの田植えは5月29日頃から6月4日におこなったが苗の育ちはこれまでと違ったのはとにかく欠株がなくどれもこれも丈夫に育ったことであった。

また併せてコシヒカリも実験的に4月19日に播種その後の経過を観察した。

これは多古の光線が50パーセントの日陰での体験であったが稲にとって発芽直後のストレスでエチレン効果を獲得し本圃に植えられてからも持続することが証明された。

昨年来寒い冬がやってきました。皆さんお体に注意し元気に過ごしてください。


同じ庭先に咲く水仙も普段の気遣いで花をたくさんつける

2017-12-22 11:06:30 | 日本不耕起栽培普及会

玄関に近い北側の庭先で今水仙がきれいに咲いている。ところが南側の庭にも水仙が植えてあるが花数が少なく孤独に咲いている。近所の塀の脇にも植えてあるが、ここもさびしく咲いている。同じ水仙でありながら咲き方に大きな差が生まれるのだろうか。玄関先には今ビワの木とかしだれ桜が植えられており。ビワには特別開花から実がなるまでその習性を知りたい、まともに食べたくなる実をつけたいと液肥とかミネラルなどを散布している。その周辺に水仙は植えられているので液肥とかミネラルの恩恵を受けて咲くことになる。それにしても植物に対し作物ー大豆などに対し気持ちを込めるということはすごいことである。それらに気持ちが伝わり答えてくれる。花が咲いたらできるだけ庭で咲かせてそこで楽しむとしている。風で倒れて寝ているのだけ摘んで楽しむようにしているが液肥やミネラルなどが開花や結実に関与しているのだろう。液肥は生ゴミをタンクで発酵させ光合成細菌などを時々加えその上澄み液を液肥として散布している。写真の水仙は切り取ったのとAとBの比較である。

    


こうじ、味噌作り、順調に終わる、発芽玄米でも成功

2017-12-17 09:58:33 | 日本不耕起栽培普及会

  

発芽玄米でのこうじ、味噌作りは4,5年来の課題であった。今年やっと完成した。前回は10月20日玄米であったが固めで麹菌の食い込みがあまかった。1週間の浸種であったが、コメのせいだったかもしれない。今回は和田の実験田の隣の今年のコメを使い、前もってわずかな傷をつけ12月1日から5日間15度で浸種、6,7日1昼夜21度にした。6日の朝の段階ですでに鳩胸、早いのは発芽を始めていた。順調な展開であった。保温器で2日目の午後電気を切ってこうじの力だけで1晩置くが翌朝麹の温度は50度にちかかった。開いて広げると花が咲き生きていることをかんじさせる。7分づきの白米こうじとの差は目では確かめようがないが、白米と玄米の差と同じようにその後差があるとおもう。今回の配慮でこうじ菌の散布量を2倍にした点が違いといえば違いである。管理者の飯嶋友子さんの指導で成功したのだと思う。こうじ、味噌作りの時の塾生の作業時の様子と花咲くこうじの場面です。