農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

多古染井の小麦の発芽状態

2014-12-23 09:23:03 | 日本不耕起栽培普及会

奥原さんの協力で水田に畦を高くしてもらい排水が可能なようにしてもらいそこに小麦を播く、今年は11月中に間に合いなんとか発芽勢もそろったようです。この周辺の溝を掘ると20センチに1匹とかのドジョウがでてきたり、冬眠中のカエルとかカメに出くわして、確かにコウノトリが3泊4日でも逗留できる条件は整っているように感じた。

 


例年のコハクチョウが今年もねぐらにしている

2014-12-17 06:04:35 | 日本不耕起栽培普及会

香取の藤崎芳秀さんの水田には11月初旬からコハクチョウが飛翔しねぐらとしている。本埜村のハクチョウはすでに300羽が例年どうり来ているそうであるが、そこは餌付けされているそうだが、そこから分派して独立し2004年ころから香取の藤崎水田に飛来し自分たちで周辺の落穂を拾いながら自活した生活を送っている。自然に近い環境であるから鳥たちも警戒心があり、野生のせかいである。

藤崎さんは今年26年も耕さないで続けて来た3枚の水田を耕した。今年の稲刈り時期雨が多くコンバインによる轍が多くまた排水路口が高くなり水田の均平が問題になり悩みつつ耕す結果となった。今現在の水田の様子である。

 


自宅前の冬を告げる花2題

2014-12-14 08:45:41 | 日本不耕起栽培普及会

定番になっているが紹介します。水仙です。今年の秋は適度の雨が降り草丈が例年より長くなっているのが特徴です。そういえば11月に播いた小麦が今年は順調に発芽揃いが良かった。昨年何回も播種し最後ハウスに播き移植したのを経験したが、いくらも収穫できなかった。

もう1つはヤブツバキである。11月に山茶花を紹介したが、今回はヤブツバキである。これは鳥が種を運んだのか、自然に出てきたものをそのまま自生させて大きく育ったものである。これが咲くとヒヨドリなど冬の鳥たちが盛んに蜜を吸いに集まってくる。

 


印旛市栄町で野菜+米で始めた鈴木俊君20歳

2014-12-13 13:15:55 | 日本不耕起栽培普及会

大分の赤峰勝人さんのところで2年の研修を終え始めた鈴木俊君、野菜作り今出荷を始めている白菜、すばらしい、無農薬での栽培である。

雑草の堆積で米ぬかの散布で土にかえる。単純な草の土への循環である。市町村では雑草を産廃として集め焼却場で焼いている。その規模を拡大させ溶融炉とかの莫大な金を掛けて燃やしている。生ごみも同じである。これを産廃としてでなく資源として扱えば無農薬の野菜ができる仕組みである。今ここでは1000トンの草が集められているという。市と協力することでどんどん草が集められる。できたたい肥を扱うことで健康な野菜虫のつかない野菜が生産できるということである。高い化学肥料など使わなくても自然に優しい野菜が、それも形状も立派な野菜ができるのである。

 


こうじづくりから学んだこと

2014-12-13 11:36:32 | 日本不耕起栽培普及会

 

 

 

こうじ作りは従来の白米から発芽玄米こうじまで突き進んでしまったただ多少玄米に傷をつけた状態で玄米こうじのレベルかもしれない。発芽玄米は前処理で浸種4日、以降催芽処理でイネの育苗と同じ考えであったので以外と順調に推移した。作ってみての感想は味がまったく違うことである。玄米では甘味が強い、糖化が進みやすい、玄米の皮の部分に甘味成分となる成分が含まれているという説が正しいのだろう。日ごろ私たちは玄米の価値を認め玄米食を行っているが、味噌の原料となるこうじについてもやはり玄米にまさるものはないということかもしれない。

「がん患者は玄米を食べなさい」の著者伊藤悦男さんは免疫活性のすごい力を語り、長崎、広島原爆の際にも味噌汁が放射能に打ち勝つ力があると体で証明されている。

半分は白米や七分搗きにしてしまったが、本来は玄米にすぎつものはないだろう。その際栽培過程の玄米はもちろん無農薬がきほんとなる。