2日ほど早いがご勘弁を
便利さを追求して都市に人口を集中させ30階,40階と消防車も届かない高層化を進め、スピードも新幹線ではあきたらずリニアーで時速500キロを目指す、そこには地下水の鉱脈を破壊しながらの典型的な自然破壊である。高度経済発展をさらに強めようとしている。結果は世界中が絶滅への歩を早めることになる。そこでは政治の力は及ばず経済的な尺度しか通用しない世界となってしまった。
農業分野でも既存の食の在り方を破壊するためにメデアの力を使って連日パン食と肉食で腹いっぱいさせようとやっきになっている。日本人のルーツは東アジアモンスーン気候型の米作地帯であり玄米菜食の宮沢賢治の世界である。2人にひとりがんになるとか、アレルギーで苦しむとかはないはずである。農業の技術は機械文明とともに発展しできたが世界中このまま進めば滅亡に向かっていく気候危機で平均気温が1度、1.5度、2度と上昇しつつあり昨年の千葉県の15号台風や19号台風は1000年に一度という災害であった。南半球のオーストラリアでは山火事あり気温が40度、50度となっている。アメリカの作者でモントゴメリーが3部作で最近作は土・牛・微生物であるが不耕起栽培と輪作、敷草の3条件で機械を使わないトラクターやスキを使わない農法を提唱している。農薬や化学肥料も使わなくて自然に生息する生き物の存在で立派に生きていくことが可能である。過疎と過密とか言わないで人口をバランスよく地方都市ともお互い生きられるように成長速度を緩やかにして地方都市が12階止まりにしているようにそれぞれが生きられる社会を作るべきである。フリーハンドで多様な社会の存在を築いていきたいものである。ドイツで米軍基地が撤去され跡地に太陽光パネルを敷設し再生可能エネルギーを化石燃料に切り替えているという、こうしたヨーロッパの事例をもっと参考にして環境にやさしい政策を採用すべきである。