農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

謹賀新年2020年元旦

2019-12-30 16:30:36 | 日本不耕起栽培普及会

2日ほど早いがご勘弁を

便利さを追求して都市に人口を集中させ30階,40階と消防車も届かない高層化を進め、スピードも新幹線ではあきたらずリニアーで時速500キロを目指す、そこには地下水の鉱脈を破壊しながらの典型的な自然破壊である。高度経済発展をさらに強めようとしている。結果は世界中が絶滅への歩を早めることになる。そこでは政治の力は及ばず経済的な尺度しか通用しない世界となってしまった。

農業分野でも既存の食の在り方を破壊するためにメデアの力を使って連日パン食と肉食で腹いっぱいさせようとやっきになっている。日本人のルーツは東アジアモンスーン気候型の米作地帯であり玄米菜食の宮沢賢治の世界である。2人にひとりがんになるとか、アレルギーで苦しむとかはないはずである。農業の技術は機械文明とともに発展しできたが世界中このまま進めば滅亡に向かっていく気候危機で平均気温が1度、1.5度、2度と上昇しつつあり昨年の千葉県の15号台風や19号台風は1000年に一度という災害であった。南半球のオーストラリアでは山火事あり気温が40度、50度となっている。アメリカの作者でモントゴメリーが3部作で最近作は土・牛・微生物であるが不耕起栽培と輪作、敷草の3条件で機械を使わないトラクターやスキを使わない農法を提唱している。農薬や化学肥料も使わなくて自然に生息する生き物の存在で立派に生きていくことが可能である。過疎と過密とか言わないで人口をバランスよく地方都市ともお互い生きられるように成長速度を緩やかにして地方都市が12階止まりにしているようにそれぞれが生きられる社会を作るべきである。フリーハンドで多様な社会の存在を築いていきたいものである。ドイツで米軍基地が撤去され跡地に太陽光パネルを敷設し再生可能エネルギーを化石燃料に切り替えているという、こうしたヨーロッパの事例をもっと参考にして環境にやさしい政策を採用すべきである。

 


昨年は自然栽培の直播をへそ曲がり法と比較し良かったと評価したが

2019-12-29 19:27:12 | 日本不耕起栽培普及会

今年の気候の変異の中では種まきの最初から曇天と雨ばかりで大豆の成長と気候の変化、害虫や病気の発生の関係をよめなかった。過去数年へそ曲がりの苗を畑に直接挿し木するのを勧めていたが今年の曇天続きでは全く根の再生が低温で追いつかない。へそ曲がりの断根はハウスで処理したものは例年通りで全く問題がなかった。特に茨城の金江津の福田農園の大豆は昨年より作柄がよかった。明らかにへそ曲がりの効果が発揮され、自然栽培の収量よりたかかった。この結果を見る限り岩澤さんの方法は安全策をとることで多収穫技術として高く評価できる。今年の大豆塾での2aの収量はおおよそ15キロで昨年は30キロを超えていたから半分であった。神崎で自然栽培で専門に作っていた人も10aで40キロであったから無念であった。


ドイツのカール・A・フェヒナー監督映画「気候戦士」再生エネ100%へ革命を

2019-12-07 10:50:53 | 日本不耕起栽培普及会

昨日渋谷まででけて鑑賞してきた。千葉の9月から巨大台風が3回も襲い気候変動のことを身をもって体験しまずは行動が必要と思い出かけてみた。温暖化は避けられない。ガソリンを3日に1回入れて安いところを探し日常的に必要性を感じているが政府は石炭火力を新たに設置しようと全くもって時代遅れのことをやっている。それを止められない。これは何なんだろう。政治には全く期待できないとドイツの監督も言っていた。再生エネルギー100%こんな実績が存在する時代にまだ原発か、とにかく政治に期待はできないと強烈に訴えていた。アメリカの基地を撤去した後の敷地に太陽パネルを敷き詰めて電気を自給する。わらや家畜糞を素材に電気を起こす。全くむつかしいことではない。ただ道筋を作り権力の反対を潜り抜けて粘り強く丁寧に取り組んでいた。

私も何か行動に移したい気がする。野菜宅配をお願いしている遠藤さんが9月15号台風の時の停電で1週間も続いたが太陽パネルで充電器から最低の電機は確保できた話を聞いたが地域の中でもそんな設備を経費をかけないで確保できればそれらの積み重ねで東京電力に頼らずとも1市民の生活が守られるのではないかと感じた。