梅雨前に何とか大麦、小麦を刈り取りそこへ大豆を植え付ける予定である。大豆は岩澤信夫さんのへそ曲がり法で並行して種まき作業を準備している。丹波の白黒の品種を佐倉の地に適応させるべく続けている。丹波で味噌を作ったとき最高の味だったと感想を述べる人が多いので再度の挑戦である。へそ曲がり法は結果的には極めて簡単な方法でハウスがあればだれにでもできいるし使う土も分かってしまえばカビが発生させない土の選び方がある。稲を育苗する際の殺菌してある覆土を使えばよい発芽の力は種自体が保有しているので無肥料の土で構わない。その土と野菜を育てる深い100円で買える苗箱と防虫ネットの切れ端があればokである。今年の場合稲の育苗の時覆土用の土を使ってしまいなくなってしまったので鹿沼土とか赤玉土の小粒のを探してきて代用しようとしている。
以前から田植え後に藻類が発生しその藻類の上をなどる生き物がいると感じていたがどうやらカメかスッポンの足跡らしい、彼らが歩いている現場の確認はできないがこの水田でカメの存在は確かめられているし、昨年の台風の際にスッポンの1っ匹の死亡は確認している。2枚の水田で藻類がなくなっているあとからそのサイズから判断して2枚の水田の上の池に生息するカメとスッポンが移動して藻類を食べたと予想できる。またザリガニもカメは食べるそうで生態系のバランスがここではとれている。この藻類であるが相棒の桑山さんは昨日も水田から除去している。しかしこれが生えると雑草のコナギはきえる。下の100坪水田では藻類はないがコナギが群生していてほうきや除草機を使って取り除いている。いずれにしても水田に入って稲と戯れていると何となく稲が元気になる感じである。また藻類は水田の水温を引き下げる原因になっていることが考えられる。
5月10日に紹介した多古の水田で満月モチの水田、日ごろ水が溜まらないとそのことが頭にあってどのように貯めたらよいかばかり考えていたので、つい田植えから2週間はひたひたの浅水で管理しなくてはいけないということを忘れていた。こんな失敗の連続であった。結果として満月モチの苗が不足する結果である。その手当は今後の課題であるが皆さんも注意してください。また植え付けの時何本植えたらいいかも問題となる。苗の数に限りがあるので2,3本植えとしているが、香取の藤崎さんや大塚さんは5,6本は植えて脱落する分を計算して取り組むというが、1本でも大丈夫という今井さんや木下さんもいるのでそれぞれの環境の違いも知る必要があるようにおもう。そこには肥料をどのように施肥するかも問題となる。結局水が多いためにザリガニの被害を受けて苗が切られている。今の時点でのことです。