今日は農を語るから枠を離れて話をしたい。正直世界で最も科学が発達し最新の技術を誇ると発言される社会に生きている割に、地震大国日本で安心安全が脅かされている現実、今回の熊本地震では余震と本震の区別もできないほど科学はあてにならないということである。東京では高層マンションがいまだに安全だと競い合って林立し東京オリンピックに向けて装いを新たにしようとしている。日本列島に張り巡らされた活断層を予測されるならもっと防災のための研究がなされてもいいはずである。また高層マンションの高さ制限も地方都市の8階とか12階止まりを東京、大阪でも徹底させるべきである。熊本の被害でマンションの地階、1階で駐車場にしてるところで断層が直下にある場合、どんなに強固な方法をとっても傾かざるをえない。同じ地域で明治時代に同程度の地震を克明に記録が残っている情報もある。いづれ建物から離れ安全な空き地で大地が静まるのを待つといったのが正解なんだろう。都市生活者に避難指示がだされても逃げ場は思いつかない。人口が集中しても、また過疎になっても被害を少なくすることはできない。自国の農地を守り自国で生産された農産物で安定した生活が望ましいきがする。解決策は本来単純なんだが利潤を追求する社会、効率をまず第一としたところに問題を複雑にしている。
4月9日予定どおり塾の講義の後、午後1時45分からハウスに置いていた苗を和田小学校脇の水田に並べた3月12日に播種した苗が風戸、辻、川井、高浜奈々子さん等の朝晩のハードな管理で何とか岩澤信夫さんの目指す2.5葉の苗にたどり着き、マニャルどおりやればできることを証明しました。後半の10日はローラー掛けも行いごわごわした丈夫な苗がそだった。またエンザー処理も種子の催芽しょりの時行ったためかバカなえの症状もなく、おんとう処理をしてないが今のところ全く症状がない。今年の温度の推移が低温傾向が持続し生育の速度は緩やかであったがなえ出しの予定どおりであった。水田出しは和田小脇の実験田の脇の米込の藤崎言行さんの水田に並べサギなどの鳥の被害を考え釣り糸を周りに巡らしている。今年の塾生12名とスタッフで行った。4月6日の苗の状態です。12日は間違いです。