農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

香取藤崎さんの苗の根は太くて白い

2016-04-25 07:11:38 | 日本不耕起栽培普及会

長年藤崎さんのイネを見てきて他と違うのは根である。時期を変えて4回種まきを行うが、いずれの苗も同じように育ってている。時にカビが入り20,30枚は失敗するが、その時も苗をつぎはぎし1箱にまとめて苗箱1枚にまとめ上げる。ほとんど失敗はないようにみえる。カビの発生もわずかな症状の時に発見し大事に至らないように細心の観察眼で見落とさない。そして葉が伸びすぎたら刈り取って平均にそろえる。まずは根の状態を観察してください。

    


香取藤崎水田、今日から田植え、直前の苗

2016-04-22 05:56:13 | 日本不耕起栽培普及会

例年のことであるが香取藤崎水田での田植えが明日から1週間行われる。直前の苗の状態を映像に収めておきたいと出かけた。各4室の苗は播種時期に10日程度の差はあるがほぼ均一に育っている。間に若干生育の悪い箱がある話であったが、終わってみるとほぼ完ぺきにみえる。30数年の経験である。

   

水田は田面の均平と一時近在の農家が畝立て作業のために乾かしたために表層が硬くなり下が軟らかいということで田植えをしやすくするため表層耕起を直近におこなった。


熊本地震に思う、災害を予測できない現実

2016-04-17 06:14:38 | 日本不耕起栽培普及会

今日は農を語るから枠を離れて話をしたい。正直世界で最も科学が発達し最新の技術を誇ると発言される社会に生きている割に、地震大国日本で安心安全が脅かされている現実、今回の熊本地震では余震と本震の区別もできないほど科学はあてにならないということである。東京では高層マンションがいまだに安全だと競い合って林立し東京オリンピックに向けて装いを新たにしようとしている。日本列島に張り巡らされた活断層を予測されるならもっと防災のための研究がなされてもいいはずである。また高層マンションの高さ制限も地方都市の8階とか12階止まりを東京、大阪でも徹底させるべきである。熊本の被害でマンションの地階、1階で駐車場にしてるところで断層が直下にある場合、どんなに強固な方法をとっても傾かざるをえない。同じ地域で明治時代に同程度の地震を克明に記録が残っている情報もある。いづれ建物から離れ安全な空き地で大地が静まるのを待つといったのが正解なんだろう。都市生活者に避難指示がだされても逃げ場は思いつかない。人口が集中しても、また過疎になっても被害を少なくすることはできない。自国の農地を守り自国で生産された農産物で安定した生活が望ましいきがする。解決策は本来単純なんだが利潤を追求する社会、効率をまず第一としたところに問題を複雑にしている。


家庭菜園感覚での野菜、小麦栽培

2016-04-14 11:39:58 | 日本不耕起栽培普及会

染井の水田の一枚に小麦、大豆を植えて4年目、去年の大豆は秋に大雨で冠水し収穫できなかった。その後も十分な手当が出来ないまま小麦を植えているが、雑草の中に雑多に植えられている感じである。今の状態を紹介します。玉ねぎ、にんにく小麦、エンドウ、ソラマメです。これから雑草も勢力を張ると思われるのでどうなるか観察を続けたい。

   


昨日塾用の苗を水田出し行い鳥対策も行う

2016-04-10 11:04:01 | 日本不耕起栽培普及会

4月9日予定どおり塾の講義の後、午後1時45分からハウスに置いていた苗を和田小学校脇の水田に並べた3月12日に播種した苗が風戸、辻、川井、高浜奈々子さん等の朝晩のハードな管理で何とか岩澤信夫さんの目指す2.5葉の苗にたどり着き、マニャルどおりやればできることを証明しました。後半の10日はローラー掛けも行いごわごわした丈夫な苗がそだった。またエンザー処理も種子の催芽しょりの時行ったためかバカなえの症状もなく、おんとう処理をしてないが今のところ全く症状がない。今年の温度の推移が低温傾向が持続し生育の速度は緩やかであったがなえ出しの予定どおりであった。水田出しは和田小脇の実験田の脇の米込の藤崎言行さんの水田に並べサギなどの鳥の被害を考え釣り糸を周りに巡らしている。今年の塾生12名とスタッフで行った。4月6日の苗の状態です。12日は間違いです。