農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

大豆の植え付け時期に異常気象でからからと次に大雨続き

2022-07-25 10:05:52 | 日本不耕起栽培普及会
大豆の種を蒔いてから50日が過ぎ、7,8節まで葉が展開し元肥の時期でもある。7月10日の植え付け日大雨で作業ができなかった。自然栽培で順調に育ていたので、追いまきが必要かと蒔いても見たが思い付きで蒔いても発芽はうまくいかなかった。でも過ぎてみると6割ぐらいは順調に育ってくれた。昨日は雑草を除くのと土寄せをおこなった。
暑いさなかの作業で私が目がくらくらで視力が落ちてしまった。それと土壌協会の指導による土壌検査、化学分析の結果をもとにとりあえず20人規模の研究会を企画した。千葉県で49点の結果が出され農薬を使わない有機農家の結果ということでわいわいがやがやと楽しい交流ができた。秋には2回目の土壌測定を行う予定である。
塾生4人と桑山、鳥井です
土寄せとボカシ散布した

香取藤崎水田も出穂直前、光合成細菌で土の浄化

2022-07-11 08:07:13 | 日本不耕起栽培普及会
出穂直前の水田では間断潅水を軽く行っており、土を見るとわずかな亀裂のあるところに新たな水で満たされていた。この時期土の中の有機物の分解を促進させ泥臭い微生物を光合成細菌で抑え浄化する繰り返し光合成細菌を水田に流し込むあとは河川水にふくまれる、微量の肥料成分でイネは育っていく。雑草はジャンボタニシを上手に水管理で利用している。イネの成長が順調であれば生き物の生態系も安定し畦際には日本アマガエルが行き来していた。写真はf-1、f-2の正面の水田の様子である。
f-1水田のほうが充実しているように見えた。出穂は間もなくである。

和田実験田100坪、最速の出穂、7月8日頃から動きがあり10日確認

2022-07-11 06:58:16 | 日本不耕起栽培普及会
例年コナギの除草で四苦八苦していたが今年は下駄除草を1回だけ行っただけで推移し前半は藻類で覆われた。昨日7月10日1株20本前後の本数で4,5本の穂を確認し開花が確認できた。株の間ではクモが巣を作り産卵を始めている。藻類も多少ある。昨年までのコナギ、マツバエで苦労した状況とは大きな様変わりである。田植え前半月ころ水田に水が入りコナギの発芽を確認出来て刈り払いとレーキでコナギを抑え込むことができた。長年の課題がやっと克服できた。
クモが生息できる豊かな水田である。

自然栽培の小糸在来、桑の木の周辺で大豆が元気

2022-07-06 10:46:29 | 日本不耕起栽培普及会
4,5年前の経験で、私たちは少肥料で栽培しているので直播でも結実しないことはなく、へそ曲がりで肥料の追加とか行わないで比較すると直播で3粒蒔くとへそ曲がりとの比較でそのほうが多収となる。今年のように植え付け時全く雨が降らず高温が続くと苗の管理がむつかしくなる。
また細かい観察を行う山田さんによると敷草が土にはいたりすると悪い分解菌が悪さして大豆を枯らしてしまう。また桑の木が近くに植わっているがその周辺の大豆が元気であるのを観察できる。
雑草の中の大豆、上は桑の木の周りの大豆

へそ曲がり大豆の植え付け6月25日行うが、真夏日続きで水かけピンチ

2022-07-06 09:58:29 | 日本不耕起栽培普及会
丁度大豆の植え付け日から10日間真夏日続きで雨が降らず、最悪の展開であった。いくつかの教訓、植え付け時潅水を行ったが、活着のためにはさらに1,2回潅水が必要であった。福田さん宅では砂地ポイ土であるため水かけをしなかったために3割程度枯らしてしまった。
佐倉塾の畑で野生の桑の木の周辺の大豆が元気、雑草の周辺も共存で元気、藁をすき込んだ場所は微生物が悪さをして大豆が枯れてしまったところあった。
比較の意味で3列分自然栽培方式で直播を行ったが、真夏日続きでも順調に育っている。鳩による食害を心配していたが、敷き藁による効果があったのか被害をまぬかれた。6月28日その直播効果を予測して、補植代わりに種を蒔いてある。
苗植え付けの時クンタンともみ殻堆肥を1握り与える