3月15日播種した苗は実験田に4月4日に水田出しし昨日で1か月すぎた。実験田の塾用苗は早いもので4枚目の葉が展開し注意深く観察すると1枚目の葉が心持開いてきて分げつが始まったことが観察できる。またマイ田んぼの萩谷さんの苗と異なる点は実験田の覆土用の土に焼成骨粉を1箱当たり15グラム入れてあるがその効果だろうか根の生育が良いような気がする。一方露地での福田宅での苗づくりは1週間遅れの3月22日播種であったが福田宅の庭の芝生の上に平置きでハイマットとホワイトシルバーで覆い予定の4日より1週間遅れの11日ころから早い種類は発芽をはじめ4月17日コシヒカリが最後になったがプール出しを完了させた。露地での積み置きは下の苗箱の温度が上がりにくく昨年の経験で平置きが優れていた。また感覚的な問題だが芝生の上は生きているということで温度的に安定していた。両者とも鳥の被害について配慮が足らず福田さん宅では特に3日ほど空けてしまったので4,5箱被害にあってしまった。やはり人間様が縄張りにしているということを鳥たちに伝えることが必要である。プールでの管理は1.5葉からの管理で発芽がそろうまでは畑状態で維持するのがよい。またプールに出して1週間は破生間隙と言って根に酸素を送り込む組織ができるまで時間がかかるので葉色が黄色である。田植え直前の3.5葉まではもみ種の中にある栄養と培土に含まれる栄養でイネは育つ。しかし3子の魂百までということわざがあるように1,2葉の時にローラーかけをやって鍛えることで丈夫な苗となる。このところ1日おきに雨が降り特に千葉茨城は狙われているが、晴れれば初夏の日差しで助かっている。これがつゆのように曇り雨が連続していると病気とかにも悩むことになる。人間様も新型コロナで動きを封じられているが塩谷信男さんの開発した複式呼吸法で肺や脳に酸素がストックされれば問題はないとおもいます。とにかく1日25回は正心調息法を行うことです。
ここ数年満月モチを栽培している。今年は特に昨年から気候が変わって雨が多く、この谷津田は天井田と言って狭い空間であり3セの3枚の水田の上に池があるがその池は4,5年水切れ状態が続いていたのに昨年から水が溜まるようになりT-3水田にクレソンが自生していたのが突然上の池にも縄張りを広げている。厄介なフサモを抑えるのにこのクレソンが救世主になるのではと期待している。またヨシやガマも広がりすぎないように気を使っている。昨日はこのT-3水田の排水口が決壊し土が流れてしまったので思い切って厚い波板を3枚だけ用意したでも30センチ幅のしかなかったのでそれにしたがさっそく水がオーバフローしていた。
106歳まで生きた塩谷さんはハードな町医者として過ごし幼少のころから数多くの病ともやり過ごした。でも切った貼ったの現代医学の枠からは一歩距離を置いて、正心調息法という簡単な複式呼吸法をあみだした。前立腺肥大、肺結核、白内障など自分が医者で仕事が忙しいために寝ていたり医者に診てもらう暇もなかったのか独自の健康法としてこの呼吸法をあみだした。実践してみるときわめて簡単でポイントは脳、肺、丹田、肛門の4点が統一されて意識的に認識され想念と言って思いを込めることが大切だということです。姿勢をただし椅子に座ってあるいは車を運転する、あるいは寝ているときもこの呼吸法を心掛けることです。ネットで塩谷信男と探せばやり方はいくらでも参考にできます。脳の働きは30%しか働いていない。これを50%とか広げれば肺炎とかは防げると思う。是非試してください。不安は消えます。頭もさえてきます。
本日の東京新聞で医学ノーベル賞をもらった山中伸也さんが、この時期に子供たちにゆったりした時間があるからと、こんな時こそ本を読み知的な能力を蓄積することを勧めている。私も同感である。しかし問題はどこからその本を手にすることができるか。旭にも県立の東部図書館があるがコロナ騒ぎが始まった2月から閉じたままで読者の利便性など全く配慮する気がないのか知的な工夫がない。残念なことである。東京新聞が読者の声の欄でも柏市の状況を紹介しており茨城では開館している。またスポーツジムでも東京の人が茨城まで出かけて運動不足を解消しているテレビ情報をながしていた。市民レベルでのやりくりが欲しいかんじである。