農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

昨日幕張メッセで「歎異抄に大いに学ぼう」の講演会に誘われ参加した

2022-05-30 08:44:32 | 日本不耕起栽培普及会
私はもとは父と母が日蓮宗だったから宗派は異なるが元塾生で鳥取の森田秀男さんからの誘いででかけた。今丁度読んでいる粕渕辰昭・荒生秀紀著「自然との共生をめざすコメ作り」の中でも「米作りと仏教」の記述があり梅原猛の授業 仏教で東アジアは異なる、稲作農業だ、稲作農業では雨が必要で、森林は雨を蓄える。森林なしに稲作農業は成立しない。雨が必要だと人間の力の限界がみえる。法然から親鸞へ今後の課題である。いづれにしても戦争はいけない日本共産党が言っているように武力ではなく平和的に話し合いで、平和憲法を守る9条を維持していきたい。借金大国の日本がさらにアメリカとの日米安全保障の関係で武器を買いあさる、借金をさらに積み増すことになる。原発と同じで負の遺産を次世代に引き継ぐことになる。


コロナ化での健康管理について、人間も毎日生きているものとしてとらえる

2022-05-28 18:44:40 | 日本不耕起栽培普及会
身体を清潔にすることと、動物として生きているということを忘れてはいけない。ミミズやカニと同じいのちを持っているという認識が必要である。味噌も昔は発酵食品として味噌屋さん麴屋さんがあってそこで小分けして買った。今はスーパーでビニール袋に詰めた殺菌入りのものを買わざるを得ない。こぎれいな生活が必要で、安全、安全のマニアルがが氾濫している。その結果が私たちの周りの衛生感覚が「きれいにきれいに」となってしまった。純粋に突き詰め教員のころ純粋な脱塩水を飲んでみたことがある。口がからからになって胃腸にも害があると感じた。昔愛知県に住んでいた子供の頃住まいの周辺の溝にカニがごく普通にいた。しかし衛生を守るためにとどこでも町内会で殺虫剤が配布され日本中が清潔になった。普通に虫たちが消え、周りから蚊がいなくなり、外での農作業ちゅうでも蚊取り線香を持参するようになってしまった。また雑草が敵となり、赤茶けた雑草が、ちょっとの散歩道でも当たり前となった。水田のあぜ道でもスギナが群生しているところはまず除草剤が使われていると疑ったほうがいい。

多古天井田5月15日田植えの2週間後の水田で除草しながらシオカラトンボの羽化を発見

2022-05-28 18:44:40 | 日本不耕起栽培普及会
t-3水田満月モチで雑草はフサモ、ヒエ、ミゾソバ、ヘラオモダカなど、たまたまシオカラトンボの羽化最中のトンボを発見、香取の藤崎水田で専属カメラマンが6月、早朝にあちこちトンボの羽化を狙って撮影していたのをおもいだす。当時は生き物がたくさん観察できた。イネは田植えが15日であったから7枚目が出ている。次は同じ天井田の1枚目のイノチノ壱の写真である。田植えの時期苗が伸びすぎてどうなるかと心配していたが2週間たって天気も良いし雨も適度に降ってくれるので充実した成長をしている。こちらの水田は昨年雨が降らずポンプの故障で収穫できなかったのでヒエとかミゾソバなどを大量にはやしてしまったので米ぬかを散布して乳酸菌を働かせトロトロ層を発達させ刈り払いとレーキ掛けを繰り返し雑草を除去した。上の満月モチの水田は雑草もほとんど出なかったのでレーキもほとんど使わず田植えをおこなった。
上2枚が満月モチの写真です。

吉川元農林大臣に有罪という見出し、でもでも彼が何をやって有罪となったか?

2022-05-28 08:53:22 | 日本不耕起栽培普及会
2018年に亡くなった中島正さんは自然養鶏卵の技術を公開し、わたしも彼の技術を若いころ検証し平飼い養鶏が本当のにわとりの飼い方だと確信した。しかし同僚に話すと今後の日本社会では大量消費の時代がやってくるからゲイジ飼いでないと対応できないのではないかということであった。現代になってヨーロッパではやっと家畜にたいしても手足をのびのびと伸ばせない環境でいくら安全な食べ物を与えても健康な卵はできない。と世界基準にしたいと検討されていた。とにかく中島正さんは鶏が生まれた時から健康な育て方を追求され、私も庭の鳥として育て、娘息子たちが育つときには庭で飼っていた。イタチに襲われたこともあって駄チャボだったがそのうち木の上で寝泊まりしていた。確かに平飼いは1群を50羽として2,3羽の雄を飼う。千羽、1万羽、10万羽の世界ではない。卵を食べる数も昔は週1個程度の時代だった。しかしウイルスが発生したからと生きている鳥まで殺害する必要があるのか。また保健所では週1でお宅の養鶏所で先週何羽死にましたかと聞いて回っているそうです。現在餌に直接抗生物質が混合され鳥の餌として与えられている。そうした家畜フンを農地に使うことも日常化している。岩澤信夫さんはそうした家畜フンの水田での使用を認めていなかった。

例年大豆の後作に大麦と小麦を植えていて、まず大麦を刈り取る

2022-05-27 09:02:56 | 日本不耕起栽培普及会
雨降りの前日の昨日何とか間に合った。刈り取ってみると、すでに脱粒を初めていた。3列分で60束あった。大麦は腸の菌活に良いという情報があったので穂の出る直前刈り取って酵素液を採取したり、お茶にして楽しんでいる。大麦若葉の青汁にヒントをうけたもです。これまで麦茶として活用するぐらいということであったということです。もともとお米は土で作り、麦は肥料でとるということわざがあるが米ぬかとか、ボカシ肥とかもみ殻たい肥などで化学肥料は使っていない。それでも小麦と大麦を大豆の前作に入れることで大豆の連作が可能となる。すでに7年目となる。冬畑に作物が入ることで生態的に生き物の生息を可能にしてクモやカエルなどがいて害虫の被害を抑える。
農家の人は麦を作っても収入に結びつかないということで冬畑をあかしている。ただトラクターで雑草が生えないようにと耕しているだけである。冬の畑を緑肥を育てるという感じでもいいのになとおもう。ウクライナの戦争を期に穀物が価額高騰が始まっている。わしはパン作りを趣味にしている、それも国産でありたい願っているのでユメシホウという強力粉の品種を栽培している。
この後小麦は小出さんに機械で刈り取ってもらうために機械が入りやすように桑山さんに刈り払いをお願いしている。牧草で野草化した種類がはびこっている。