農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

稲刈り後の水田作業

2014-09-27 06:26:39 | 日本不耕起栽培普及会

染井の深い田んぼでは機械も入らない。暗きょもないすいでんである。9月13,14日に稲刈りを終え、面積的には3セ半程度で104キロの玄米での収穫であった。桜宮の駐車場下のT-S水田は5セあるがここと同じ収量であった。とにかく水田を乾かしたい。奥原さんに頼んで佐倉から溝切り機を運んでもらい、1昨日溝を4本切って、畦周りに水が流れるようにやってみる。上の畦の脇のうち畦も土でうまりまだ3分の1は埋まったままである。最悪暗きょを作る必要があるがためしに溝切で排水が出来れば殿との思いである。

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多古・染井水田ーコウノトリが来た水田の刈り取り

2014-09-19 06:48:06 | 日本不耕起栽培普及会

9月13,14日多古・染井のコウノトリが来た水田での刈り取りを行った。昨年は草の中に植えて12aで22キロしか収穫できなかったが、今年は事前に雑草を完全に除き平らにならし5月24,5日に田植え、もちろん深い田であるから手植えになり苦労したが、雑草とりは2,3回で肥料は光合成細菌で作ったボカシとEM菌の散布、有機の肥料を3セに10キロづつ施す。水は湧き水だけで水の流れをつくれなかった。たまり水で作った感じで、イネの分げつが12,3本ですくなかった。根の発達が悪く簡単に株が抜ける状態であった。その後水を抜こうと試みたが暗きょもなくかわかなかった。刈りいれが終わった水田にはドジョウやカエルがいっぱいでサギがきている。オダ干しをして18,19日には脱穀、コンバインが故障、死苦八苦している。写真はオダ干を行って至福のひと時である。

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和田・高浜さん水田紹介

2014-09-07 14:08:08 | 日本不耕起栽培普及会

半不耕起栽培3年目、手前がコシヒカリ、2枚目がイセヒカリです。高浜さんが新潟の戸辺さんの指導で仲間を動員して手植えで行ったもので前年よりよくできているように見えます。イセヒカリはこの地域でも栽培が増えているようです。コシヒカリ系で2週間程度晩生になりそうです。分げつがよく茎数が多く立っているようです。味もよく温暖化にはよさそうです。岩澤さんはあまりコシヒカリ以外の品種は混ざることを嫌い、知名度の関係で避けたい言っていましたがこれほど熱い夏が続くと検討の余地がありそうです。ただ関東地方の9月は台風と長雨が続くために倒伏、穂発芽の心配があります。

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佐倉・和田小脇藤崎水田刈り取り9月4日から始める

2014-09-07 13:38:23 | 日本不耕起栽培普及会

半不耕起でドライブハローでの耕耘に失敗、深く耕した部分はコナギが発生、3,4回の除草を必要だった水田です。刈り取り時も水の切れが悪く、3分の1は手刈りであった。コンバインの前所有者の応援で3セの水田に2時間かかった。成苗であったため倒伏はしなかった。とにかくコンバインが沈まないようにが重点課題であった。

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農の会夏の見学会イン長野に参加

2014-09-01 07:35:32 | 日本不耕起栽培普及会

農の会恒例の夏の見学会が松本市波田を中心に行われる。農の会の前身はミチューリン会であり前会長の柳下さんのピートンの接ぎ木交雑で60年にわたる研究が今回の主なテーマとなりその栽培を受け継ぐ石綿さんの栽培圃場の見学も行なった。ピーマンに唐辛子を接ぎ木しその唐辛子の辛みを長年かけて消すという努力をし品種登録もピートンとしてなされている。農の会自身もミチューリン会の生まれた地に戻り若い世代に受け継がれていることを感じさせる見学会であった。

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