農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

大豆の管理について多少変えてみる

2015-07-23 13:40:04 | 日本不耕起栽培普及会

全体の面積は3セ程度であるが北側と南側で南側はウサギの被害を受け3分の1は食害を受けている。そちらは雑草の酵素発酵でできたたい肥が半分ほどいきわたった。ウサギの食害は完全に枯らすところまで食べつくさないので今後育つ可能性を信じて堆肥を施した。それと雑草をかなりきれいに刈り取ったのでウサギとしても地上から丸見えなので巣サギの天敵からも狙われるのでかなり警戒するのではないかと考えている。次に北側の半分はもみ殻堆肥と棚倉のミネラル、オカラ、クンタンを混ぜ合わせた肥料を株もとに与え、さらに牡蠣殻粉末を畝間に与えてみた。最初光合成細菌のエキスにカキがらを溶かして液肥として与えてみたいと試みたが酸性とアルカリ液との中和で激しく反応し失敗に終わった。牡蠣殻は宮城県酸で粉末状で単に安いからということで使用してみたがとりあえず実験として半分の利用にとどめた。北側の半分の方はウサギの食害は今のところみられない。写真は牡蠣殻で白くなっているほうです。南側の食害を受けた苗に草堆肥を与えた映像、苗の葉の数は6,7枚です。

  


多古・染井の大豆の草刈りの続き

2015-07-17 09:21:29 | 日本不耕起栽培普及会

染井の水田周りでウサギが観察されたという記事をかいたが小麦のモミを株もとに残し彼らが存在を証拠にしていたが、今度は大豆の苗を食べている。これを覚えられるとここでは大豆を栽培することができなくなる。以前干潟町の山の畑での経験で栽培をやめてしまったことがある。この染井でも同じ結果になるかもしれない。あのすばっしっこいウサギのことであるからしかたがない。

赤峰方式の修正版で単に草だけを積んで酵素を引き出す第二回目の実験6月23日に刈り取り同じ露天の場所に積み重ねる。今日で24日目で放線菌が目でたしかめられる。できたたい肥は前回は水田に入れたが今回は大豆に施してみた。草刈は刈り払い機と株周りは鎌を使って行っているが、毎回大豆苗を4,5本は切っている。写真は1枚目がウサギによる食害、2枚目は堆肥の白い放線菌の発生状況、3枚目は大豆の間に散布する堆肥の様子です。

  


6月10日大豆播種、6月28日前後畑に定植の苗

2015-07-16 06:19:52 | 日本不耕起栽培普及会

佐倉の辻さんが植えている大豆苗と多古の染井の畑の大豆の現在の植え付け後の様子を紹介します。辻さんの方は虫ーカメムシもつかず順調な生育である。一方多古の染井の畑ではカメムシが発生している。染井では昨年のこぼれだねが速く生育しそのままにしておいたらそこにカメムシがついていた。そこから新しい苗に移って、広がりをみている。辻さんの畑でも昨年のこぼれ種からの大豆苗も本数多く植わっているがそれにはまったくいない。わずかな環境の違いで虫の発生の違いがでている。岩澤信夫さんは6月22日の夏至をさかえに大豆の種を播くといい、害虫の発生との関係でカナブンやカメムシを気にかけている。種まきを遅らせた方が虫の被害は少ないというが、定植の時期で梅雨が明ける時期との関係で完全にあけてしまうと、畑に灌水が可能ならいいが年によって20日程度まったく降らないことがある。千葉では6月中には定植したいところである。写真は最初の2枚が辻さんのところ、最後がスギナやヤベイズルの雑草が残っているのが多古・染井の大豆で葉の数は展開葉5枚の状況でそろそろ肥料を与えたい時期である。

  


へそ曲がり大豆の作業短縮、いきなり畑に挿し木した結果

2015-07-11 09:26:41 | 日本不耕起栽培普及会

6月28日韓国大豆と丹波黒の2種類を圃場で根から切り離しいきなり畑に挿し木した。栃木のエンザーの販売元の山本さんが、「農民的技術」と言っていたことを3年前から一部実験している。いきなりの畑への植え付けのために鳥の被害を受けたり、今回は本格的な梅雨入りでこの間太陽がなかった。12日後の昨日であったが7割程度の歩留まりであった。丹波黒の補植を昨日おこなった。この写真は挿し木前のは韓国大豆で昨日の写真は丹波黒です。韓国大豆の方が挿し木後の歩留まりは良かったようです。

  


小麦からパンを焼く―楽健法による天然酵母の利用

2015-07-10 07:16:41 | 日本不耕起栽培普及会

今回は遊び心でブログを楽しんでください。7月8日朝は曇り空だった。和田の小学校脇の水田に行くと一人暮らしの椎名さんが買い物に付き合ってくれとのコールがあった。1時間ほど雑草を取り榎戸の駅の近くにセイミヤまで出かける。その隣に古道具屋があり、私はそこを覗くのが楽しみである。たまたまナショナルの古い、古い以前20年も前に私が使っていた同じタイプの機種で部品の交換もできないものであるが、1890円で出ていた。お買い得である。同じパナソニックの新しいのを買うと13000円である。2台あると何かと便利である。さっそく買い求め昨日焼いてみた。アメリカかカナダ産のカメリアに私が作った小麦を50グラム入れ、焼いたものです。焼きが強めにできましたが新しい機種と同じにやけました。楽健法のパンは山芋、リンゴ、人参とごはんが入り野菜が入るので他のパンと違いエネルギーがあり腹持ちがいい。酵母菌自体も自分で巨峰ブドウから採取したものであるから最高レベルの菌である。そのブドウも放線菌がいっぱい育っている佐倉の斉藤サクラ園のブドウからのものである。小麦を粉にするのは22年前にフランスのホービック社の電動石臼機で1993年ものである。小麦の水分を除湿機を使い12.8パーセントまで落としたのが機械の動きは良かったようです。