農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

昨日の雨と温度上昇でニホンアカガエルが産卵

2012-02-08 17:32:29 | 日本不耕起栽培普及会

寒い寒い寒中と言っているうちに立春も過ぎ暖かめの雨が久しぶりにやってきた。この期を逃さずニホンアカガエルが産卵をする。これが例年の儀式である。私はヒキガエルの集団的な産卵は幾度も出くわしているがニホンアカガエルの産卵にはまだ立ち会ったことがない。昨日はチャンスとばかり午後多古に出かけていったが、駐車場の入り口で軟らかい土にはまってしまい

十分な観察がそがれてしまい、

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産卵を見逃してしまった。残念、今日になって桜宮自然公園のT-S水田に行ってみるとすでに卵塊を16個確認できた。5セの水田に昨年は560個というとてつもない数であったからまだこれからが本番であるが産卵に居合わせたいものだ。


氷結のなか羽を休めるコハクチョウそしてタゲリ

2012-02-05 10:59:46 | 日本不耕起栽培普及会

今年の冬は寒い、そして長い香取の藤崎水田ではコハクチョウが例年になく数が増えて130羽を超えて寝泊りするようになっている。80aの水田に冬期湛水ということで水を溜めている。この2年ハクチョウの活動が定着し水田を深く掘るので平らにしないとイネが植えられないので畦を取り払い水田を広くし不耕起状態を休んでいる。ハクチョウの来るこの水田だけを耕している。

もう1つ今年の場合、脇のF-1,F-2水田に昨年の秋収穫後アカウキクサが増殖をはじめ水田の全面を覆ってしまった。田植えの時期に広がるとイネを倒された経験があるので警戒し、寒中の1月、2月水を干してアカウキクサを枯らす作戦を始めている。しかし低温期のせいか氷結したり、水分が抜けないために、枯れる気配はない。アカウキクサはシアノバクテリア?とか微生物菌の共生で空中の窒素を固定するすぐれものでもある。ただ浮き草であるから正体不明で発生のメカニズムはわかっていない。湛水を続けると河川水系の近くの水田で発生する。

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