今年の冬は寒い、そして長い香取の藤崎水田ではコハクチョウが例年になく数が増えて130羽を超えて寝泊りするようになっている。80aの水田に冬期湛水ということで水を溜めている。この2年ハクチョウの活動が定着し水田を深く掘るので平らにしないとイネが植えられないので畦を取り払い水田を広くし不耕起状態を休んでいる。ハクチョウの来るこの水田だけを耕している。
もう1つ今年の場合、脇のF-1,F-2水田に昨年の秋収穫後アカウキクサが増殖をはじめ水田の全面を覆ってしまった。田植えの時期に広がるとイネを倒された経験があるので警戒し、寒中の1月、2月水を干してアカウキクサを枯らす作戦を始めている。しかし低温期のせいか氷結したり、水分が抜けないために、枯れる気配はない。アカウキクサはシアノバクテリア?とか微生物菌の共生で空中の窒素を固定するすぐれものでもある。ただ浮き草であるから正体不明で発生のメカニズムはわかっていない。湛水を続けると河川水系の近くの水田で発生する。