農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

佐倉和田地区の大雪が教えること

2014-02-18 13:14:28 | 旅行記

2月8,15日2週続きの大雪しかも46年ぶりのこと、8日の雪で和田地区南部営農組合のハウス6棟のうち5棟が倒潰、3棟は地上1メートルで切断、天井無しのプール育苗ということですすめる予定。昨日までで作業を終える。自宅に近い2棟は全面撤去でこれからである。

今回の雪で知りえたことは前々から都心に近い佐倉が開発が遅れている理由は何かと考えていたが今回のことでわかった。南酒々井から佐倉まで藤崎言行さんと軽2台で走行脇が水田の近道であったが、15日には比較的暖かな雨で雪解けも重なり増水していた。20センチ程度で甘くみていたが、先に行くと水かさが増し危ないと判断しバックで戻った。運転未熟な私はひやひやであった。藤崎さんの誘導が無ければ脱輪していたかもしれない。

北に印旛沼を控え大量な雨が降れば元の沼に戻ろうとする。近現代の生活者が石油エネルギーを使って埋め立て駐車場を作り宅地や工場の造成を繰り返している。上流域の山をつぶし谷津田を埋め平らにして開発を試みようとしているが、元の地形を十分認知した上でないと簡単に財産を失うことになる。やはり岩澤信夫さんが提唱している不耕起・湛水の水田を広げ印旛沼の浄化を実現し湧き水を豊かにする自然林の育成がのぞましい。

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