農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

土壌協会による土の検査に協力して土の硬さを調べている。60箇所の有機、自然栽培をあたっている。

2023-01-25 10:05:44 | 日本不耕起栽培普及会
ここ2か月の調査で千葉、埼玉、静岡の土壌調査を行っている。私たちは2年繰り返しになるが慣行栽培でない、農薬、化学肥料を使わない農家を対象に土壌成分の検査と土の硬さを調べている。昨日は佐倉で15aほどコシヒカリとモチ米を栽培していた木下さん、宮部さんの水田の調査をおこなった。彼は3年前から変わったことをやっていてコシヒカリだけ作るのをやめて5種類のうるちを混米して栽培している。温暖化で害虫が増えたり、味が悪くなるのの対策としておこなっている。また多収穫を目標にするのではなく1株は4,5本うえで手うえでやっているから30センチ角から45センチ角にゆとりをもって育っている。収量は10aあたり5,6俵であるが家族で食べる範囲ということで満足している。

鳥インフルエンザ殺処分について

2023-01-11 13:26:58 | 日本不耕起栽培普及会
数年前コロナ発生当初から気になっていることではあるがウイルスという人間が目で確認できない生物と微生物の中間といわれる生き物に悩まされている。本来鶏は庭で飼われていたものであるから庭の鳥であり、我々の幼い頃は身近にどの家でも飼われており近在から鳴き声が聞こえてきた。いわゆるペットでもあった。岐阜県の中島正さんが平飼養鶏のモデルを作り健康的に飼育する農家のモデルを公開している。当時は1週間に1個食べれば良しとしていた。その後アメリカからゲイジ飼による密飼が一般的となり、大量生産、大量消費の物価の優等生となり、1日1個食べられるようになった。それから40,50年が過ぎ去りヨーロッパではそのゲイジ飼いの方法は鶏が羽も開けない檻の中の中で飼われていることに命に対する冒とくとして可哀そうだという考えが多数決で支配的となり規制された。3年前には世界規模での議決にかけられたが日本の議員の反対で可決されなかった。その結果、未だに鳥インフル発生で殺処分が続き、なぜ殺されなければいけないのかの問いかけがない。全くの政治の貧困であり。人間の健康観についてもコロナ対策イコールワクチンで4回、5回と効果のない、人によっては、むしろ毒にしかならないことを続けている。鶏に至ってはこのまま殺し続けるのだろうか?政治の貧困でしかない。残念でならない。

ブドウからの酵母菌の採取、塾生に触発されて可能性が生まれている

2023-01-01 10:37:42 | 日本不耕起栽培普及会
最初はブドウを食べてかわにしてからそこから採取するという従来の方法であったがブドウの力が強いという、塾生の小野さんからの話で皮も実も同時に軽くすりおろして樹液を集め山芋、リンゴ、人参との組み合わせ、5日ほど置いて昨日焼いてみた。これまでの膨らみとの比較で70%まで届いた、今日はさらに増量して温度を取るのに残り湯に浮かせてある。夜にはまたパン焼きに挑戦である。これまでの方式でもパン焼き機で4時間であるから時間短縮でさらにこの方式は野菜やごはんが入るので腹持ちがいいし添加物がなく国産の小麦粉でもそこそこ膨らむ。