農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

佐倉塾実験田100坪、水切れ状態、藻類でコナギを抑える

2021-05-26 07:44:46 | 日本不耕起栽培普及会
ここ4年ほど雑草特にコナギとマツバエに悩まされてきたが、この実験田では田植え後藻類が程よく広がりコナギとマツバエの広がりを抑えてくれている。特に上から2枚目の桑山水田は藻類が増えすぎた状態でカメやスッポンが藻類を食べて減らしてくれたり桑山さん自身が増えすぎると減らしたりもしている、稲の苗が藻類で埋没しない程度に取り除いたりしている。また私たちの苗は1箱当たり60gの疎植で太くて丈夫な苗を作っているので転ばない。
藻類の下にはコナギがあるが光を遮断されているから伸びられないでいる。田植え後23日目であるが稲苗は活着したようである。この後水を補充している。

永井さんの水田をもう1枚開田、5月22日、23日にとりあえず5セほど

2021-05-24 08:52:13 | 日本不耕起栽培普及会
無手勝流で萩谷さんの水田を刈払い機にかけている間に突然決めた。それが5月18日だったから信じられないほどのスピードで1反歩の水田の5セ分を藤崎三千世、永井、桑山、福田、鳥井、それに山田さんが加わって5月22日に刈払い機4台ではじめる。苗は香取の藤崎芳秀さんから頂き19日に塾生の関さんに運んでもらう。水田の片側から23日再度刈払い機をかけ溝際に薄い波板をを張りレーキでならすうちに隣の水田からの水と前日までの雨で田植えができる状況だったので23日の午後藤崎さんと私でお試しの田植えを行った5列分が終わった。信じられない出来事であった。

実験田100坪で田植え後16日目の水田の様子、コナギが出始めて藻類が覆い始めている

2021-05-20 08:57:54 | 日本不耕起栽培普及会
ここ数年雑草に覆われて苦労してきたが、今年こそはとコナギの発生を注視しながら防除の手立てをとっている。南側から藻類が広がり光線の投下を防ぎ、乳酸菌と米ぬか散布で有機酸効果で出るか、また除草機を使ってコナギを浮かせる方策、さらに田下駄を使って埋没させる方法など何段階かの手段で根絶を図ろうとしている。また成苗の苗づくりはほぼ順調にできた。残り苗で右側の太い苗が塾で今年仕上がったなえです。最初のハウスでの温度が高めに推移したがまずまずの出来である。今後水田の水位を下がり過ぎないように管理したい。

福田水田でも5月15,16日で行う

2021-05-17 08:37:24 | 日本不耕起栽培普及会
4月にならないと用水が使えない水田ではあるが、不耕起栽培を基本に刈払い機を使って表層の雑草を除去し4年目の田植えを5月15.16日に大人9名、5名で行う。外周に溝を切り水田の均平を目標にレーキを使っての作業を繰り返し行った。それでも水田に水が溜まらなかったり、ヤベイッズルの除去など完璧にはできなかったが古い波板で北側を囲ったり、南側は桑山さんが波板側にたまった土を上げてくれた。その後水田に水が溜まりにくい問題もあったが何とか田植えにこぎつけた。乳酸菌や米ぬか、ミネラルなどの散布で雑草の抑制が働けばと期待している。やはり耕さないためかザリガニ、カワニナ、魚(モロコ)、ヌマガエル、トウキョウダルマガエルなど次第に生態系が整ってきている。

田植え前後の苗の状態、成苗5葉のイセヒカリとコシヒカリ

2021-05-12 07:54:59 | 日本不耕起栽培普及会
福田さん宅での露地での育苗であるが、たまたま隣の蓮を栽培する山田さんからハウスを借りられたので3月21日に播種し3月27日に露地に並べ、4月11日プール出し、イセヒカリは多古T-sに田植えを5月8日に行う。その時の苗のじょうたいです。コシヒカリも同時期にサンプリングしたものです。