農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

春先の生草積みで酵素発酵の堆肥

2015-05-31 06:13:22 | 日本不耕起栽培普及会

生草を刈り払いにかけ草をただ刈りっぱなしにするのではなく、面倒でも1ケ所に集め積んでおくそれだけで立派な酵素堆肥ができる。今回4月28日奥原さんが染井の水田の畦周りで刈り取った草を集めただ積んでおいた草の状態を見ていただきたい。すでに白っぽく放線菌が白っぽく発生し菌としては安定した状態になっている。この状態をさらに半年あるいは1年置けば土に帰りカブトムシが食べて彼らの体を通過した安定した土になる。これらの土には雑菌が発生せず虫もつかない、病菌もつかない大豆とかの発芽用の土として使える土となる。写真は5月26日酵素発酵した堆肥状の放線菌が発生し白く安定した状態のものです。


香取藤崎水田苗、すでに9葉展開

2015-05-29 06:15:12 | 日本不耕起栽培普及会

5月の末、旧暦では4月12日、今年は温度経過が1か月先を行き例年の6月の気候であり、真夏日の記録を更新している。昨日の朝香取の藤崎さんからイネの調査個体が5葉から9葉になっているからデータが消えるから(葉が枯れて無くなる)来た方がいいよとの連絡を受け早速でかける。この時期すでに水田の水は米ぬかに微生物を添加してあるから水の色が紫色になっていた。サヤミドロも発生を始め着実に生育を強めている。植え付け本数の少ない場所では開帳型に開いて生育していた。昨年の秋水田の凸凹が目にあまる状態で26年耕したことのないすいでんを浅く耕した。ザリガニ、カエル、ジャンボタニシなどの小動物にとっては厳しい事態になったと思われるが、ジャンボタニシは産卵を確認できた。農家の生活を考えると3年とか5年とかに1回は耕すことも必要なのかもしれない。イネの生態・生理にふさわしい管理をすることで耕さない環境に近い技術が維持されるということである。


T-S水田田植え後2週間の苗

2015-05-28 06:05:48 | 日本不耕起栽培普及会

5セの水田、昨年は2俵弱の収量で、今年は気持ちを込めて取り組んでいる。5月14日が田植え、丁度2週間目である。昨日米ぬかの代わりに光合成細菌で作ったもみ殻堆肥を施す、合わせて4リットルの光合成細菌を流し込む、金坂さんに田植えは歩行用の2条植えの田植え機で植えてその直後補植もおこなった。4,5本と多めに植えた。秋にモミガラ堆肥、クンタン、切りわらの散布は行っていたのでトロトロ層は十分できていた。イトミミズが発生していた。田植えと同時に米ぬかが本来は必要なきがする。


多古の田植えも終盤に差し掛かる

2015-05-18 06:39:27 | 日本不耕起栽培普及会

5月4日以来ブログの書き換えがストップ状態でした。多古の田植えが染井地区の田植えで、あとは天井田のミドリマイを残すだけまでになった。昨日は神谷田んぼに室舘さん家族が6,7人応援に入り2時間程度で終了した。この間染井地区の水田の水をどのように入れるかで使用していた井戸のバルブが故障し臨時の補修にも半日かかった。写真は染井の2枚のアカウキクサのある水田と隣の神谷水田の応援のものです。昨年の2月この水田界隈にコウノトリが降り立った貴重な冬期湛水の水田でドジョウやカメが生息している。


和田・高浜・辻の小麦畑の今

2015-05-04 11:06:39 | 日本不耕起栽培普及会

遠目に見ると素晴らしく立派に見える。丁度小麦の開花時期である。4月25日に1000倍で葉面散布、尿素、斉藤さんのサクラ酵素(ルピルス)、自家製のヨモギ酵素を200リットル作り動力噴霧機の使用で小麦に散布、会としては珍しく機械化の分である。昨日は8日目であるが、毎日初夏のような晴天続きで小麦が見違えるように成長した。この畑は辻さんが移植方式で栽培したものである。植え付けに関してはなんだかの機械化が必要である。