農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

河内町福田さんの大豆畑も順調な収穫―本格へそ曲がりでした

2018-11-05 19:43:49 | 日本不耕起栽培普及会

佐倉の高浜さんの大豆畑と合わせて福田さんの実験畑でも大豆に挑戦した砂地の畑はカヤの自生する荒地であったが大豆とサツマイモに挑戦しいづれもまずまずの結果をしめした。大豆は現在多古のガラス温室で乾燥中であるがまずは成功であった。ただ水田脇の大豆は3割ほど実の入りの悪い株が発生しており、その原因を検討している。失敗事例も原因が何であったか明らかにしていきたい。今のところ根に酸素が届かない。開花時点で水と葉面散布(微生物菌)、これは従来岩澤信夫さんからは尿素などの窒素が必要という話であったが、今年微生物菌で土の条件が良ければうまくいくようです。これは前作に小麦を植えて冬の間クモやカエルなどの小動物が生息できる環境を作っておけば土の環境が安定し大豆の生育も順調に行くということに気が付いた。その時シーズンを通して下草が大事で冬はイネの敷き藁、夏は周辺の雑草の下草といったおそらく過去の農民が苦労して手掛けてきた技術こそが本物の技術なんだろう。