農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

季節の移り変わりを感じる我が家の庭そして生け花

2021-02-25 07:26:51 | 日本不耕起栽培普及会
今年の花木梅やあんず、椿、山茶花などの開花は極めて花付きが良い。駒打ちしたシイタケもぞろ目のように実がつき11月1回そして2月にもう1回と結実が良かった。水仙はやはり11月ころから伸長し伸びすぎて倒れやすかった。今回ラッパ水仙を写真にのっけたがこの種類はなぜか水仙と異なり伸長しなくて短いままで咲いている。梅と一緒に咲いている杏を今回は写真に乗せている。それでも季節の移ろいは三寒四温で朝晩が冷える冬型タイプである。

塩谷信男さんの正心調息法の先にあることー腸をヨガで動かす

2021-02-24 07:59:35 | 日本不耕起栽培普及会
東京FMで住吉ミキさんは昨年早々にコロナに罹患し完治された方である。ラジオでヨガ体操を紹介されているが、今年になって腸のヨガ体操を専門家を呼んで話された。以前の塩谷さんの大健康法の腹式呼吸法で大あくびをすると横隔膜が開き、丹田、肛門が閉じる、そして肺、脳へと指令が伝わる30%から50%へと脳を活性化させる。という手順であるが住吉さんの腸のヨガを聞いて早速取り入れてみると大きな発見があった。寝ているとき腸のあたりに両手を当て軽くマッサージをおこなうことで翌朝の排便が極めて順調である。10日ほど連続して快便である。その時私は麹に触れたり、米ぬか入りのボカシづくりを行っているが常在菌の働きが大切で人間の腸は小宇宙と言われ肋骨で囲まれた空間で何億何兆という微生物菌が働く世界である。だからあまりに清潔清潔と手洗いを強調すべきではない気がする。手に存在する菌を常在菌というがそれをアルコールや石鹸で洗いすぎると本来の生命体として危うくなる。また肛門を閉じると腸が固く閉じてふくらみを感じる、その後息を吐いていくとつま先を開く形になり、その時想念をすると罹患部分が改善される方向に向かう。この呼吸法を1日25回というがそれほどむつかしいことではない。車に乗っているとき、寝ているときいつでも可能である。

ボカシづくり2月16日で終える

2021-02-19 07:37:58 | 日本不耕起栽培普及会
昨年から西出流のボカシづくりで移植ゴテを使って丁寧に切り返すという方法を学んだ、数年手抜き作業でボカシに固まりができて仕上がりがうまくなかった。手作業として手間はかかるがいい解決策となった。いくつかの課題を残しながら順調である。次には元だね方式で麹菌、乳酸菌、酵母菌、納豆菌、土着菌の5種類をそれぞれ米ぬかと合わせてサクラ酵素と光合成細菌を薄めて45度cまで発酵させてそれぞれをまとめて、米ぬか、油粕、焼成骨粉、魚かすをそれぞれ10キロないし20キロに一括混ぜ合わせる。そこでも水に溶かしたサクラ酵素と光合成細菌で適度にしめらす。佐倉ではハウス内30度c前後で1月24日から2月16日まで行った。寒い時期での管理であるからコバエなどの虫の発生もなく3人で交代にほぼ毎日切り返しができた。最後は放線菌の発生で終了という流れにしたかったが連日の切り返しでは確認ができない。この元だね方式でやるとおおもとの発酵が3日目には始まるのでスタートが早く順調である。今回は魚かすと動物性の素材を入れているので発生する匂いが気になったが、それほどでもなかった。とにかく今回は50度を超えるような温度にはならずアンモニアの発生はなかった。その後の保存は今年はコメの古い紙袋を11枚に収めハウスの外に並べブルーシートで雨除けをして設置した。

和田小脇実験田作業はじめる

2021-02-15 17:01:51 | 日本不耕起栽培普及会
日本アカガエルの産卵が水田の側溝で始まっている。佐倉の水田は印旛沼水系の地域の特徴として粘りけが乏しく固まりにくい、特に湛水を続けると田んぼに
機械が入らなくなる。周辺の農家の了解をえないと水はいれられない。しかし日本アカガエルは発生の時期が限られている。実験田周辺でも産卵のスイッチは入っている。写真にあるように2月9日には土手下の水路では産卵が始まっていた。16日の撮影である。水田の除草は乾いた状態で刈払いを行い、特に畦際の雑草を刈り取る。その後畦周りの水漏れをチェックし水を入れ、代掻き状に刈払いとレーキを使って田面の高低を調整する。畔の周囲に溝を切って田面全体に水が循環できることがその後の稲の生育をよくする。カエルは水田全体に水が入ることを今か今かと待ち望んでいる、1ヶ月程度の猶予はカエルさんも許してくれる。3月10日までのはなしだろう。雑草は畔周りから侵入してくる。私たちは耕さないを基本にしているので水田内部の雑草は動きださない。隣の水田とか畔周りからの雑草の種である。