農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

都賀の井関さんの冬期湛水田、多年草化も可能で面白い水田

2022-02-28 08:23:05 | 日本不耕起栽培普及会
3年前から前任者の大峡さんから水田を引き継ぎ不耕起栽培で部分的に3,4に分けて、湛水、水を入れないビオトープで日本赤ガエル産卵できる水田、もち米水田としている。ほとんど機械を使わないで栽培している。今回2月19日桑山さんと土壌医からの働きかけで土の肥料成分の調査と土の硬さをデータ化をおこなった。井関さんは機械をほとんど使っていないのでイネの生育できる40~50センチまでとても柔らかい,耕盤のない状態で生育できる。収量も無肥料で5ひょうとれるところもあるそうだ。

今年のボカシ肥作り1か月過ぎてそろそろ終了

2022-02-11 09:10:02 | 日本不耕起栽培普及会
昨年と異なる点は大豆のくずが手に入ったので油粕と合わせて使ってみたが最初大豆をそのまま使ったので給水まで時間がかかり分解に時間がかかったことです。途中から大豆を給水させてから圧力釜で煮てから納豆菌を混ぜて米ぬかと合わせた。半分は昨年のボカシ肥の一部ともみ殻たい肥、新しいもみ殻、油粕、大豆の煮汁、サクラ酵素、スーパーER、それに個別に増量した納豆菌、麴菌、酵母菌、乳酸菌、土着菌を米ぬかと合わせて発酵させ40℃になったら大きな山に混ぜ合わせ毎日シャベルと移植ゴテを使って1日1回攪拌を行ってきた。ここのところは毎日温度を測定しているが45から56℃を維持している。山の高さを引き下げブルーシートも被せないで温度がさがるのまっている。60℃以上にすると水分も関係しているが嫌気性菌が活動しアンモニアが発生し失敗である。
最近出来上がったボカシ肥を団子にして水田に入れるのも不耕起栽培普及会で丸山さんが勧めているので作ってみている。使っているハウスの防草シートを10年近くたったので交換したいのでできるだけ今週中には終わらせたい。時間がたって終わるころには出来上がりが黒ずんでくる。