農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

大豆の種まき後に発生するハモグリバエの被害にどのように対処するか

2024-06-29 17:11:04 | 日本不耕起栽培普及会
検討中の課題であるが皆さんと考えていきたい。健康な大豆苗を作れば資材を使わなくともできると考えているが、これまで斎藤和さんのところで使っているサクラ酵素、有機カルシュウム(牡蠣殻にクエン酸で溶かしたエキス)
、スーパーER、などで稲の苗にも使っている。現在可能性として検討中であるが猪対策として敦賀智行さんがオフィストライという研究所を開いて扱っている生木を燃やしたタール状のガス化した匂いがこのハモグリバエの忌避剤として使えるのではないかとおもう。実際の効果はこれからであるが皆さん試していただきたい。とにかく大豆は気難しい作物で連作している畑では冬作の小麦との輪作で何とか続けてきたが、異常気象の昨年はいづれも不作だった。ところが水田の畦では何の問題もなくよくとれた。これまではなえの植え付け時、もみ殻たい肥とクンタンを施肥するのと、その後ボカシ(自家製)を施している。クンタンはアルカリ性で土の中の虫たちの忌避剤という感覚です。また根に酸素を多く与えるために部分的に高畝にする。耕したくないが根に酸素を多くあたえたいという考えである。

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