農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

香取藤崎水田の苗と日アカの卵塊1個

2019-03-14 08:29:56 | 日本不耕起栽培普及会

3月2日、6,9日合わせて3000枚の播種を行ってすでにハウスに平置きされている。映像で確認してください。2つのハウスは天窓も全開できる最新施設となっている。映像ではそれぞれ日付単位で1枚、2枚、2枚となっています。それから3,4年前からコンバインの轍が多くなって水田の均平が取れないで20数年耕さなかった水田を表層耕起が始められた。カエルの生息が激減し日アカはいなくなった。そこで多古や佐倉の不耕起水田で産卵する数が多いのでそこから移植の意味で昨年始めた。その結果たまたま1卵塊にすぎませんが3月9日、13日に水田の入り口付近で発見、塾生も観察できました。今年は隣の完全無肥料で何もしない3反歩の水田があるのでそこに放そうと計画している。ここの水田はジャンボタニシが除草をしてくれる。

      


埼玉・上原一夫・なつみさん夫妻の成苗づくり

2019-03-13 08:56:00 | 日本不耕起栽培普及会

3月3日播種で育苗機で発芽させ、平置きした状態をみてください。上原さんは播種機は現在発売中止になった渡部式の直列播きの機械を大事に保存し使われている。不耕起の田植え機に合わせ現在も管理している。すでにハウスの中で平置きされ朝までホワイトシルバーとハイマット2枚で夜温を10度に下がらないようにし、昼間は誰かが温度管理をして22~24度をキープするようにしている。乾物で60グラム播き、2,3本植えをマニュアルどおり守っているので苗づくりには人並以上の神経をつかっている。夜温の低下には灯油ストーブ2台を用意して対処している。24時間体制である。

  


佐倉・和田実験区水田周辺で日本アカガエル卵塊の映像そして塾のこと

2019-03-04 09:35:19 | 日本不耕起栽培普及会

3月2日佐倉で塾を始める。その前日和田小脇の100坪水田の整備をおこなう。昨年作業が出来ず11月に入ってコシヒカリの稲刈りをおこなう。それでも6割がた刈り取って80キロ収穫したので草と共存してもそれだけ採れたと、今年は塾生が4人いるからなんとかがんばりたい。その水田の下で日本アカガエルの卵塊を確認できたので映像を記録します。事務を手伝ってくれる福田さんが観察しているところです。その脇の100坪水田では山アカガエルの卵塊も観察できました。次の3月2日には和田の横谷津の水田見学をおこないました。こちらはまだ水田の整備中で側溝を掘って水を排水し刈り払い機を使って雑草を除去する作業を行っている。水田の均平をまずは行い、その後に湛水を試みる予定である。南房州の五十嵐武志さんを講師にグループ学習で稲作の歴史をまずは学んだ。昼食は発芽玄米と野菜の味噌汁、楽健のパンで振る舞われた。