農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

裏庭で実をつけたホウズキ

2024-09-30 09:54:39 | 日本不耕起栽培普及会
7,8年前から我が家の裏庭で少しづつ株を増やし今年は20,30株に増えた。1カ月前にドライフラワーとしてトイレに飾っているが、珍しいので紹介します。今日撮影したのは残っていた株で7,8株はある。カメムシが葉にびっちりついてはいたが株は何とか生きて翌年も株で増えていくだろう。自然の力は強いもので毎年同じ場所で咲き続ける。同じ環境でツボスミレとか小判草、カタバミ、シランなども縄張りを守っている。化学肥料や農薬、除草剤も環境を汚すので使いたくない。近くのホームセンターでも入口近くに無造作にうず高くなべて販売している。若い人は雑草が1本でもあると気になるらしくコンクリ―トで固めてしまっている。私は雑草を芝生代わりに今はメヒシバが周りを覆っている。時々伸びてきたら刈ることで土が飛んでなくなることはない。実をつけたら刈るのが必要らしい。ある程度収量を上げるためにお米でも煙草に似た成分を含むニコチン成分を含むものを散布する。ところが以前の農薬は油性で飛散距離が狭かったがネオニコチノイドは2キロでも3キロでも遠くまで飛散しミツバチが自分の巣に戻れなくなる。ヨーロッパでは使用が規制されている。ここでもアメリカの基準に合わせる形で規制ができないでいる。これもアメリカとの安全保障上の問題だそうです。いずれにしてもメダカが繁殖できる水田を再現したいとおもう。
1カ月まえに切り取ったホウズキ
今日裏庭で切り取ったものカメムシがいっぱいついていた

彼岸花の怪、8月27日に撮影した位置でいまだに咲いている彼岸花を見たが、同一のものか?

2024-09-23 10:41:17 | 日本不耕起栽培普及会
今日は9月23日であるが庭先の彼岸花であるが、そんなに27日たっているが同一のものが咲き続けることができるのだろうか?前回と今回の花を撮影したものを比較のために並べてうつします。
今日は朝室内で26度c、昨日までは30度cを切らなかった。とにかく猛暑の連続で頭がパソコンにむかわなかった。今年のお米についても多古は猪被害でうるちは全滅、佐倉も途中経過であるが、8月25日に刈り取り,おだ干、脱穀は9月15日でその間雨が降って30度cを行ったり来たりでまた雨を繰り返していたとりあえず10キロだけもみすりをやってみたところ砕け米である。トータルで3俵程度であるがもみすりを終わるまでは穏やかでない。
8月27日
9月15日
秋を感じさせるシオンです

佐倉での稲塾、刈り取りの準備でオダを作る

2024-08-22 10:19:58 | 日本不耕起栽培普及会
3月2日に種まきをして最初ハウスで育苗したが3月中の気温が低かったために2週間ほど発芽しなかったが、7月に入ると100坪の水田で早々開花を始めた8月18日見分すると刈り時はすでにはじまっていた。8月24,25日には収穫の予定である。
多古と同じような環境でイノシシが出ていたので多古と同じ敦賀さんにお願いして木柵液のきついタール液を入れたペットボトルをつるした。幸い多古と異なりその後イノシシは現れていない・ハクビシンは水田を歩いた形跡はあるが稲を倒したりはしない。多古は5,6年前からの発生の歴史があるから、当分続くだろう。
おだを作るために早ガリしている
穂の数は14,5本で一穂の数は一四〇粒あった
二四,二五日猛暑が心配である。

多古天井田でのイノシシ対策、office tryの敦賀智行さんの尽力で日夜対応している

2024-08-03 10:24:23 | 日本不耕起栽培普及会
5,6年前から多古の桜宮自然公園の天井田ではイノシシの存在を見て見ぬふりをして見逃してきた。ところが被害が増してくるなか、畦がミミズをあさりにどんどん破壊され限界にきた。千葉の民報新聞から敦賀さんの記事を見て排除の可能性を知った。町当局の捕獲の可能性を探ったりしたが無理だった。今回の敦賀さんの記事は私たちに可能性を感じさせてくれた。親のイノシシはタールの昔の山火事を連想させる匂いに警戒をする。ところが昼間に俳諧するウリボウは遺伝子的警戒心は働かない。そこらじゅうを歩きまわる。結局水田の周囲をネットで囲い、さらに敦賀さんの勧めるタールを取り付けることとした。ウリボーはタールの匂いを警戒する材料としていない。たまたまそのウリボーに水田で出くわした。5匹ほどである。午後2時ごろのことである。
佐倉も同じような谷津田で猪の被害を受け畦を破壊されてはいたが、ウリボーを育てるまでにはいっていないためか敦賀さんおタールで今のところおさまっている。
ネットで水田を覆って、さらにタールで匂いを出している。
敦賀さんが来て、福田さんの助っ人で杭の打ち込みネット張りを行った
コシヒカリが開花し、クモが害虫の侵入を抑えている。
t-s水田にも昨年ウリボーに荒らされたので同じ対策を施している。

利根川川向うの金江津、福田宅水田でも紅染めモチで多年草化が観察できた、その後の経過です。

2024-07-27 10:16:36 | 日本不耕起栽培普及会
16,17年前岩澤信夫さんが生きておられる頃都賀駅近くに谷津田があって祖父が亡くなったので水田を不耕起でやってくれないかと問い合わせがあり大峡さんという方がひきうけた。彼が6月ころその水田に行ってみると田植えをまだしてないのに稲が育ち2,3俵収穫できた。多年草化の奔りであった。その後作業効率の関係で大峡さんは多年草の活用はしなかった。相模原の小川誠さんが現在盛んに研究されているがその兆しは古くあった。また3年前にも伊豆の踊子の里で武重さんがカメノオで同じ多年草化を確認しているし、脱粒性の強いアサヒという品種で改めて種をまかなくても自然発芽することを確認している。コシヒカリのように秋のうちに発芽して寒さにあって枯れるのとはことなる。伊豆の場合棚田地帯で冬に霜が降りず暖かである。多古の大塚のところや茨城の金江津は昨年たまたま暖かく霜が降りなかったためとも考えられる。
今年アメリカザリガニの繁殖が多く同じ紅染めモチを田植えしたが今年の苗はザリガニに食われてしまった。奥の苗として立派に育ったのは昨年の多年草化した紅ざめ苗だった。
ザリガニの働きもあるが春先刈り払い機で深めに除草を行った。