多古の天井田は慣行の水田とは隔離しているためメダカが周辺の溝との行き来が自由で昨日も水田の中をメダカが群れをなして泳いでいる。昔2001年香取の藤崎芳秀さんの水田でメダカが群れて泳いでいた時にはそれだけでカルチャーショックだったが、多古の土水路のミドリマイの水田ではメダカが年中泳いでいる。たった4セの水田であるから大した機械も使わずほとんど手作業で行うので可能な世界である。昨日は2家族7名の協力を得て3時過ぎには終了、ほぼ補植を残して終わった。ただ水の抜ける箇所があるので監視が必要である。今年のミドリマイは発芽がそろわず追播きをせざるをえなかった。最後は苗が足らない状態であった。コシヒカリのT-S水田は5月16日歩行用の田植え機2条植でおこなった。
最初のミドリマイの苗は薄播きだったのですでに分げつも始まっていた。
仁玉川周辺で生活している、この頃は朝の散歩が大切な日課になっている。川沿いにはあじさいが植えられ代かきした水田ではカモが餌を求めて泳いでいる、いかにものどかな風景である。しかし気がかりなこともある。一見安心、安全な世界に見えるが散歩道で水田が広がり畑も耕されているが、畦周りにかなり除草剤がまかれていることである。農業の盛んな市で生活していて機械化が当たり前で効率が求められ機械と除草剤であっというまに景観が変わってしまう。私はここの所、見てはならないものを見てしまった。道路わきに育つからし菜の変わり果てた姿であった。何故こんな姿になってしまったのか農家の人々の作業を軽くするために編み出された除草剤であるが、命を楽にするために研究され利用されているわけであるがからし菜がこんな姿になってしまったらと毎日眺めながら心を痛めている。