農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

新たな発見ー大豆を中心に

2018-12-23 08:42:25 | 日本不耕起栽培普及会

大豆作りで岩澤信夫さんのへそ曲がり法と合わせて直播の自然栽培との比較を行った。結果は何故か今回直播の収量がおおかった。

前年度から神虫の話から葉をコガネムシから食われてもなにもしない、見逃すことにしたが結果としては大豆に影響はなかった。

前作の麦の栽培時、土に稲わらをかぶしたところクモの生息とかに気づき寒い冬でも小動物の活動がありこれは水田の冬の状態と同じであった。夏の大豆の虫対策とか狭い時期の問題ではなかった。このさいイネと同じで不耕起で耕さないで生き物が生きられる環境にも配慮している。

これまで大豆の栽培時転々と畑を変えざるを得なかったが、ここ4年間同じ畑で麦大豆、麦大豆をを繰り返し有機に拘って栽培し夏には周りの雑草を敷き草とし、冬には麦や稲わらを間に敷いている。その結果今年は10aあたりで180キロの収穫があった。いわゆる連作被害は感じさせず収量はさらに拡大する夢すらひろがっている。


暖冬の庭で咲く花と木々

2018-12-07 09:13:47 | 日本不耕起栽培普及会

    

今年は我が家の庭の木々をバッサリ整理した。温暖な温帯地方の木々が定着し農薬などと縁のない自然の植生が生まれている。温暖化の傾向を強めほっておくとシュロ竹、アオキ、椿、ヤツデ、榎,マキなどが自然に萌芽してくる。食べれる植物としては伊豆半島のアシタバであるが我が家の狭い庭で唯一常食している。大きな木で大木になるエノキであるが今切るべきか悩みの種となっている。シュロ竹はやはり庭で巨大化するので数年前切ったがまた芽生えが伸びはじめている。椿は自然に種が落ちて林を作っているが冬に先駆けて水仙と共に開花する楽しい仲間である。


丹波黒の実に酵素液の散布で肥大を始める

2018-12-02 09:23:46 | 日本不耕起栽培普及会

同じ丹波黒の株でも早いものは実の肥大を見て木が枯れ始めていたが、実が入らずそのまま葉色のものもあった。11月5日前後佐倉酵素Ⅱを斉藤和さんからいただき遅れて散布したところ新たに結実をみた。本場の丹波地域では翌2月頃収穫するという話も聞くので葉面散布を11月に行ってもあり得る話である。福田さんの水田脇での大豆の実験である。写真は1枚目右と左で葉の色に差があり右は結実しており、左はこれからである。次は福田さん本人、3枚目は左の大豆が葉面散布で実の肥大をはじめる。