農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

秋雨前線停滞で一服、呼吸法で長生きを

2015-08-31 08:37:09 | 日本不耕起栽培普及会

呼吸法を実践している知人から本を紹介される。塩谷信夫著「大健康力」ゴルフダイジェスト社刊、腹式呼吸の推奨で酸素の必要性を強調している。塩谷さんは東大医学部卒の医学博士、73歳の時エベレストに挑み参加者が高山病にかかる中、高齢にかかわらず彼だけが元気だった。93歳でこの本は書かれているが103歳まで生存し自分の命で酸素の大切さを伝えている。幼少のころは虚弱体質であった。若いころ乗馬で落馬して脊髄を痛める負傷を負ったが切った張ったの近代医学とは距離を置き触診を大切にする町医者である。「正心調息法」という腹式呼吸法を独自に開発し酸素こそが命を長らえる、60兆の細胞の隅々まで酸素が行き届くように「想念をこめて」行う。白内障など年齢とともに発生した病にたいしてもこの呼吸法で克服できたというものです。私が読んで気になったところは鼻で呼吸し、鼻で吐き出す、鼻呼吸の大切さです。1日の回数は25回としている。また想念と言って思いを込める、全身がきれいになった、全身の細胞が若返った。そして感謝の気持ちを持つということである。この本の巻末にある絵でまとめを紹介します。


和田・斉藤さんトマトハウスでの山川プログラムの実践

2015-08-28 10:00:09 | 日本不耕起栽培普及会

ミニトマト4年目、昨年からハウスのコンクリートを覇がし山川プログラムをためし床下の耕盤の部分の土を煮出して其の液と乳酸菌と酵母菌を混ぜて土の表面に散布、もみ殻を光合成細菌で発酵させた堆肥と過燐酸石灰を散布、トラクターで撹拌この作業を7月8日に行い、ビニールマルチで土を覆い8月20日過ぎまでハウスを締切高温に維持8月26日に土の点検をおこなった。50センチの鉄の棒を土に差し込むとゆうに刺さる。ところところ白く放線菌の存在が確認できる。このあと斉藤さんはピートモスを50袋を入れる。これはトマトに甘味だけでなくうまみ成分を出させる目的で腐植酸、フルボ酸が含まれているそうです。写真は7月8日のと8月26日のハウス内の状況です。

  


都賀のおおはざまさんの水田を、今井さんと訪問

2015-08-24 12:42:06 | 日本不耕起栽培普及会

都賀で建築設計を勤めるおおはざまさんが、2007年頃の塾生で栽培していただんなさんが亡くなったので自然耕塾の塾生でどなかた手をあげるかたはいないかと問われおおはざまさんが15a程度の面積ではじめる。初年度6月で行って見ると前年度の古株が伸びていて田植えをせずとも3俵とれた。日曜百姓ではあるが仲間に呼びかけ続けてきた。香取の藤崎さんにお願いして苗を毎年買っている。元々水には谷津田であるから豊富であるが、逆に溜めておくと近所の農家からおしかりをうける。また千葉駅からも5キロの都会に近いわけで雀の被害も大変である。ただ農薬を使わないのでジョロウグモとかもいるしカエルもいる。

  


福岡正信さんのハッピーヒル

2015-08-22 09:22:40 | 日本不耕起栽培普及会

野口種苗さんから入手できる貴重な種、自然農法の歴史的なイネの品種が最近種が簡単に入手できるということで南房州市の五十嵐さんも山の棚田で栽培していた。昨年はイノシシの被害で収穫できなかったようだが、今年は佐倉の未来農業研究会の藤崎言行さんが和田小学校脇の実験田で栽培した。いかにも雑草と共生できるかのようでススキのように手が切れそうな硬いイネが育っている。おそらく味の点までは期待できないが自然農法らしいイネということだろう。写真をのせます。開花はばらついてはじまりました。

 


南房総。五十嵐さんの大豆とワタ

2015-08-17 06:40:32 | 日本不耕起栽培普及会

岩澤信夫さんを師事し8月13日にも成田のそうごろうの近くの墓地にお参りした。14日に塾生の風戸さんと五十嵐さんの水田と畑を見学、今回は畑編である。畑も耕さず自然農法の範疇にはいる。雑草を畝に沿って刈り払い機を使って耕起しそこに植える。その環境に適応できる品種だけが育つということだろう。それぞれの種子でもF-1種ではだめで野口種苗ということになる。コシヒカリも原種に近いのを新潟から取り寄せている。大豆では小糸在来が南房総にはあっているようである。セイダカアワダチソウの中でそれも無肥料に近い状態で育つ品種となれば限られるだろう。ここでは多収穫はとんでもない話になる。ワタになるとさらに難しい。大島紬で過去の栽培の歴史はあるが現代にその技術は受け継がれていない。本当に思考錯誤の世界である。写真で確認してください。