農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

日本アカガエルの産卵の最適条件―温かく水がある

2016-02-15 05:53:42 | 日本不耕起栽培普及会

千葉県では日本アカガエルは絶滅危惧種になっているが、里山の谷津田では水があれば産卵する。5セの水田で400,500個の卵塊を記録している。ところがここ数年産卵後の環境に何らかのマイナス条件が働きオタマジャクシの育ちが悪い。多古のT-S水田だけの話ではないので専門家の意見が欲しいところである。昨日T-S水田で日本アカガエルの雄雌を写真に収めたのでのせます。卵も2種類あったのでのせます。オスは数10匹いますが山アカガエルも混在しているようです。

   


春一番の暖気に誘われ日本アカガエルの産卵確認

2016-02-14 09:15:15 | 日本不耕起栽培普及会

先週ころから暖気による環境の変化を察知していた。この時期に水田に水があれば日本アカガエルが産卵するだろうという予測がされた。そこで佐倉で今年の自然耕塾が始まるのに合わせて水田の準備、湛水の整備をおこない、10日ほどかけて作業をおこなった。作業中もアカガエルの姿に何匹も出くわした。水田の界隈で冬眠していることがわかった。ここの水田は開墾4年目の里山の谷津田冬に水があれば産卵する。絶滅危惧種であるが、それは水田から水を排除しただけのことで農薬を使わず、1月2月に水田周りに水があればいくらでも産卵し生態系の一員としての役割をはたす。昨日の塾で見学すると証拠となる卵を1つ確認できた。塾生が去った後も今井さんと日本アカガエルの鳴き声を聞いたことがないので動画でわずかな時間であるが確かめることができた。ついでに夕方ではあったが参加者の写真です。

 


実験ニンニクの作付

2016-02-08 10:06:37 | 日本不耕起栽培普及会

多古の仲間佐瀬さんが「くるまやラーメン」の社長さんと親しくり多古で実験的にニンニクを栽培し始め全量買い取ってくれるということで3,4年前から農家に土地を提供してもらい、実験的に栽培を始めた。その球根をいただいて水田と畑を比較しながら、またビニール被覆とモミガラ被覆(鈴木さん)、それと私の水田で少し80球づつ2組秋に植え付けて生育の比較をみている。植え付けた昨年の秋は暖冬で暖かであった。畑の鈴木さんの方が化成の追肥を与えたり今のところ元気に育っている。球根に薬剤処理を加えたか、加えなかったの差があるが今のところその差は感じられない。水田の排水が悪いといけないと思い、1月31日に溝切りを行った。