最近箱数を減らして粗植植えが流行っていて30×30が採用され除草機の走行にも省力が求められる。それでも不耕起栽培をもとにして成苗を心掛ける香取の藤崎さんはかたくなに基本を守っている。何故か、河内の福田さん宅で36本の30×30でやってみた。8月18日まで湛水を続けていたら分ケツが止まらず未熟な穂が出続けた。あわてて水を落としイネにサインを送った。イネはあまりの隙間があれば次々穂を新たに付けつづける。これが30×18の60株植えなら18から20本で完成した数となる。その時植え付ける苗の本数は5,6本となる。箱の数が2,3割ましになるが一定の収量を確保するためには仕方ない。福田さんのところで36株植えにしたら見かけは立派であるが、おそらく収量はいまいちと予想される。写真は前半b藤崎さんのところで無肥料でジャンボタニシに除草を任せているイネで6年目後半は河内の福田さんの36株の稲です。ザリガニの親が沢山いました。
河内の福田さん宅で大豆のへそ曲がりの栽培を行っているが佐倉の和田で作った苗を植えている。畑地と水田の畦まわりの2か所で行っているがそれとは別に直播でも同じように比較の意味で自然栽培的に行っている。6月17、30日(高浜さんの畑)さらに7月27日に播種したのもある。カヤが繁茂した裸地でビニール被覆でからしカボチャを植えた畑であるが地力が無いのでカボチャも1,2個程度の生育にとどまっている。そのあいている場所を利用してそこに大豆の種を播いてみた。地力が無いことを見越して米ぬかと光合成細菌を株周りに8月3日に散布した。丁度米ぬかが発酵し肥料として効いてる気がする。葉の展開は5葉で順調な生育かと思う。直播ではつるボケが出たりするので7月に入ってからが種まき時期としてはふさわしいとおもわれる。写真はこちらのほうである。
福田宅でのへそ曲がり大豆の方は今年の夏が酷暑でみずを与えられないので畑の方は枯れる個体もでてきている。水田脇の水の心配がいらないところでの大豆は開花が遅れ気味ではあるが生育は平均的に良好である。
時々我が家の庭で咲く花を紹介しているがこの土地に家を建てたのが丁度40年過ぎた。まず南側のヘリに植えられたサンゴ樹であるが太さ40センチにもなり思い切って切った。当時は赤い実がなり小鳥が来るからと植えたが、その効果があったか定かではない。確かに上の方で赤い実を成らしてはいる。いずれにしても手入れを怠っていることで植えたはずもない榎やシュロ竹がはびこり、植えた記憶がない樫?の木も日陰を作ってくれている。13日から3日、4日は庭の手入れと始めたが、案の定スズメバチかジバチに刺され左手が張れた。それにしても暑い日が続くものである。今年の稲の収穫作業はどのように展開できるだろうか?思い悩みつつ椿をバッサリ切ったり梅やクリの木を手入れしたりしている。榎だけは植木の本職に頼まなければならないが他はできるだけ自分で処理したい。切った木は風呂が灯油と兼用になっているから乾かしてもやしたい。一応農学部出身であるから、できるうちにやっておきたい。
今回播種したのは、アゼクロと小糸在来、丹波黒で播種は6月17、24,25日、30日であるがヘソ曲り法と直播きの比較を行いました。展開する葉の枚数を観察しているといずれも播種日での差はなかった。今回畑への移植は連結ポットを使わず直接畑に植え付けを行ったが梅雨明け日を見越して雨降りの直前を選んでの挿し木であったので刺し穂の活着は全く問題はなく欠株はほとんどなく順調であった。これは昨年も同様であった。
その後2週間置き程度にメヒシバ、オヒシバなどの雑草が発生するが初期段階はやはり手取りが必要である。また土寄せは株が風にあおられてゆがんだりすると株がバランスを失うので子葉が隠れる程度には寄せ土が必要である。
8月4日大豆とイネの塾を久しぶりに開催、広島から今井さんを呼び10人の参加で午前は大豆、午後イネに関する塾を行った。連日の猛暑で作物よりも人間さまがまいらないようにと気を使う作業日程であった。当初イネと大豆に動噴を使って液肥の散布を予定して、8月1日に事前に高浜さん関連の稲にサクラ酵素と塩などの液肥を午前中行ったが、8月4日の塾の日には散布しなかった。
大豆のその後として開花の時水と窒素が必要ということで油粕のボカシ肥を準備したりしているがこれも大豆の葉がコガネムシやカメムシに食われ窒素が効いている状況ではないかとここでも肥料を与えるべきか悩む材料がでている。昨年から大分の赤峰勝人さんの虫は神虫と言われて昨年は虫に食われながら一切虫を殺さなかったが、今年はいろいろ悩む材料が多い。写真は7月29日のものだが、この時点で7枚の葉が展開その後10葉、11葉になりちかじか開花が予想される。その時窒素がひつようとなる。、写真は7月28日のものである。