農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

香取藤崎水田7月24日葉面散布そしてヒエ抜き作業

2017-07-30 20:48:38 | 日本不耕起栽培普及会

7月25日、28日に訪問、香取藤崎水田では暑さの合間を縫って25日は夕方F-2水田でヒエ抜きを行っていた。開花はすでに出そろって一段落といった状況で刈り取りの日程を聞くとやはり盆明けになるだろうという予想だった。藤崎さんと郷さんで水を落とした歩きやすい状態で素早く動いていた。写真2枚、

また無肥料の水田30aのジャンボタニシが働いていて田植えがいくらか遅かったのでこれから開花をはじめる。言われたとおり草をジャンボが食べてくれる。産卵の卵も小粒のようだ、草は全くない。

   

 


多古不耕起で12年目の水田

2017-07-14 09:38:29 | 日本不耕起栽培普及会

水田の管理は室舘さん夫妻が管理している。3セの日当たりが40パーセント程度の谷津田である。最初コシヒカリだったが1,2年続けて倒れやすいため福知山の光を4,5年続けた。今年半分はイセヒカリに切り替え、コシヒカリは種まき時期を4月10日頃に遅らせて田植えは5月20日過ぎにおこなった。イセヒカリは3月12日頃の塾で同じに育てた。いずれも順調な育ちを行っている。雑草もほとんど拾い草程度でアカウキクサが軽く発生してはいるが問題ではない。12,3センチの水深で水を切らすことはない。2枚の写真は前者がイセヒカリ後者がコシヒカリである。いずれも14,15本で分げつも適当な本数である。

 


多古T-S水田の近況

2017-07-07 10:08:59 | 日本不耕起栽培普及会

今年の田植えは家族に呼びかけ2日に分け15人が参加してくれたこともあり、事前にふるさと有機を振ったり多少米ぬかを振ったせいかイネの育ちが良い。特に角地の切わらを半年積んで米ぬかや微生物菌を流したところは特別である。周辺で雑草にイモチ菌が出ているので警戒も必要である。雑草はコナギが多少発生しているが、佐倉の和田の実験田周辺と比べると長年不耕起を続けてきた効果はでている。ただ7月3日水田に入ったところ東側の奥が肥料不足で生育にばらつきがでている。光合成細菌の流し込みを行ったが、全体に均一に届くやり方が必要であると感じた。雑草取りは初めて水田に入ったが6月まではオタマジャクシが活動しているのでコナギの発生が遅くイネに与える被害はすくない気がする。水は土水路で上の水田と直結しているので10センチ程度の深水はできないが水を切らすことはない。写真は上からの全体と角地の育ちのいいところである。