農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

佐倉イネ塾での苗の生育状況

2024-03-29 10:51:23 | 日本不耕起栽培普及会
今年は3月2日、昨年より1週間早く播種した。しかし天候の長期予報の見透しが甘く結果として積み置きから平置きが可能になったのは3月19日であり積み置きの下の部分はまだ発芽できない状況でこれから発芽がするのもあるという結果となった。早く発芽できたのは、すでに1.5葉になっているのもありバラツキが激しく今年の温度の推移を観察するとこれから播種する計画でよかったのではと反省するところである。
発芽が不ぞろいである
昼間のハウス温度を21度c夜温を10度c以下にしないを基準にしているが今年はこの条件を維持するのには4月に入ってからの播種でよかったのかもしれない。
早い苗は1.5葉である
改めて苗づくりの難しさを感じている。

春を感じさせる身の回りの数々

2024-03-22 15:23:11 | 日本不耕起栽培普及会
多古の水田周りの出来事、暑かったり、寒かったりする中で確実に春はやってくる。
旭の自宅の庭で咲いているツボスミレ
コウロギとカマキリ越冬なのか産卵んなのか多古の水田畦にいた。
日本赤ガエルのオタマジャクシ、千葉県の希少生物に該当している。2月に水があれば産卵できるのにそれができない。メダカも同じ理由で慣行栽培の水田近くには棲息できない。
猪の被害を受けている水田の畦周りミミズを狙っているらしい17年不耕起を維持している水田

今年の佐倉の日本不耕起栽培普及会の塾イネの種まきを始める

2024-03-13 14:53:46 | 日本不耕起栽培普及会
3月2日に早々種まきを昨年より1週間早く始めた。異常気象のなか何も考えずやってしまったが、3月12日昨日確認のためにハウスを点検に出かけたが11日たっても発芽を始めたのは1箱の3分の1程度であった。香取の藤崎さんに確認のため出かけてみると、今年は春の訪れが遅く、昨年までの他人の苗づくりは昨年で終わりにしたのでゆっくり構え3月15日あたりから始める話をしていた。金江津の福田さん宅の種まきも3月16日、大塚グループの種まきも次の17日同じ福田さんのハウスで予定している。
所でてまき、手植えの苗づくりで60グラム、50グラムの粗植を気兼ねなく試してみるのを改めて多古のハウス、多古の水田で計画してみようと企画している。多古の森の幼稚園の伊藤りえさんの呼びかけで子供たちと一緒に3月28日(木)に多古の桜宮自然公園内のハウスではじめます。種は小川誠さんが多年草化を研究しており伊豆の武重さんが品種亀の尾で毎年発生していると聞き伊豆から早速種を取り寄せ多古で試してみることにした。大塚さんもいすみの宮路純一から武重さんルートの種を昨年栽培しそこから譲っていただいた。子供たちと種と土をこねコネすると種の発芽そろいがよかったので遊び心で取り組む予定である。昨年の塾生だった生田さんと鎌倉から来る上原さんも加わる予定である。そのほか『イノチノ壱』と「黒米」が手元にある。民間稲作の稲葉光圀が粗植で60グラム以下を勧めポット苗に行き着いたがとりあえずマット苗を基本にすすめる。

害獣対策は山火事の匂いで解決、ちば民報、24年3月10日号の記事がきっかけ

2024-03-11 16:25:41 | 日本不耕起栽培普及会
ガーデストPROという液剤を開発したオフィストライという液剤を製品化した会社代表敦賀智行さんが獣害対策として開発、最初はプラスチックを溶かした液体に効果があることを発見。でもこれは有害物質があって使えなかった。やがて国内の間伐材を燃やすバイオマス発電の会社を見つけ、その会社は廃棄物としてお金を払って処分していた。コロナ前に岡山市のワイナリーで試したら猪がこなくなった。野生動物が焦げた燻された本能的に嫌がる火事の匂いを忠実に再現していて、獣害対策に効果があった。2018年に会社を設立ガーデストPROを開発し製品化した。猪、千葉県ではきょん、ハクビシン、野良猫、シカ、ウサギ等野生動物に共通して効果があるようだ。わたしたちは現在里山の農家の人たちが使わない山間でお米を作っており猪の被害、ウサギの被害を直接受けているのでこの記事は極めて朗報である。またオフィストライでネット検索をしていただきたい

繰りかえしになるかもしれないが、『脳梗塞、糖尿病を救うミミズの酵素』栗本慎一郎著

2024-03-10 10:49:32 | 日本不耕起栽培普及会
昔の不耕起栽培普及会の仲間で横浜の木下さんは茨城でハウスを借りてひらがいの鶏を飼っていた。週に1回の通いであったからまとめて餌をやって2年くらいはつづけたそうである。車の運転で鶏小屋に近づくと鳥は音を聞き分けて主人を察知したそうです。すでに15年も昔の話である。彼は大工の仕事をやっていたから高い所での作業であったから体のふら付きは気にしていたので知人の薬剤師で健康オタクの人に相談してこのミミズの本を紹介してもらい体のふらつきの原因を調べるべく脳と頸椎のMRIの検査を行い頸椎の異常を突き止め細い金属片を首に挿入し何とか仕事が続けられるようになったという。すでに4,5年前の話だそうです。その時合わせてミミズの酵素を紹介してくれたそうです。このミミズについて栗本さんの本の紹介ではダーウインの研究がでてくる。なかなか面白い本なので是非皆さんにも読んでいただきたい。私の体験でも畑のミミズで休耕田で10年もたったところでは湿地であるからミミズが活発で全面的に水が入ると死んでしまい可哀そうな気がするがとにかくミミズの活力を肌でかんじた。ポンペイの遺跡を埋没させる力を100年単位で考えるとあり得る話である。中国や韓国では漢方薬としてミミズの粉末を活用して民間薬として活用されている。私は普段薬を服用するとアレルギー症状があるため若い時から鍼灸医を活用し現在も鍼灸の医者に週1回の治療をすでに15年ほど続けている。きっかけは加齢性おおはん変性で進行をとめている。