農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

西出式のボカシ肥づくりを今年も開始、今年はくず大豆の活用

2022-01-14 10:29:35 | 日本不耕起栽培普及会
これまで菜種油粕を使っていたが、農薬化学肥料を使わない大豆を作っている神崎の農家の人からくず大豆の入手が可能となった。米ぬかとくず大豆、それと昨年作ったもみ殻堆肥をベースに糖蜜、サクラ酵素を混ぜ込み発酵を促す。あらかじめ準備した麹菌、納豆菌、乳酸菌、酵母菌、土着菌それぞれに米ぬかを入れ糖蜜、サクラ酵素で発酵をまつ。1週間で100キロ程度にして毎日移植ゴテを使って切り返しを行う。ほかに魚粕と最後に醸成骨粉ををいれる。考え方としては愛媛AIの手作り感を参考にしている。長いシャベルは使わず丁寧に移植ゴテを使って攪拌するのは固まりができないためであり、50℃を境にアンモニアの発生を防ぐためである、この冬の時期は虫を発生させない効果をねらっている。写真は次回にします。1月12日から作業を始めています。

厄介なオミクロン株である、ワクチンが半年しか効かないなんて、金くい虫だなあ

2022-01-09 14:16:51 | 日本不耕起栽培普及会
私はアレルギー体質ということもあってワクチン接種は控えてきたがオミクロン株はワクチンを接種したかしなかったにかかわりなく、菌と接触したかどうかで決まるようだ。オリンピックで外国から人が来たり、沖縄でアメリカ人がフリーに出入りしたりと極めて単純明快である。マスク、手洗い、体温測定を条件にしているが、本当は日常の食生活で日本というか東アジアモンスーン気候型のお米が大切でそれも酵素玄米が食べやすく特に排便を促してくれる。今は圧力釜で酵素玄米に対応した炊飯器が出ている。また正心調息法という塩谷信男さんという106歳まで生きたお医者さんが呼吸法で脳の活動を高め、肺,腸、脳の連携を語っている。鼻、口、横隔膜、丹田、肛門、腸などの連携が必要である。また外仕事と同時にウオーキングも必要である。私は入浴時ふろの中でストレッチを30回行うようにしている。高齢化とともにふらつきがあったり、腰が曲がったりであるが少しでも老化を食い止めたい一心である。

育苗床の踏み込み温床の簡略化あれこれ

2022-01-07 10:35:00 | 日本不耕起栽培普及会
サツマイモの苗を昔に作ったことがあるが正式に作ると場所もとるし、資材もかかるので簡易な方法を考えていたら東庄町の佐久間清一さんが三重県の橋本力男さんのやり方を紹介してくれた。ハウスでも露地でも風が当たらない場所を選び床を30センチほど掘り起こし古畳で囲い、落ち葉、もみ殻、稲わら米ぬかなどを準備する。有機の素材としては油粕、魚かす、焼成骨粉などをつかう。今回菜種かすの代わりに大豆のくずを使ってみようとおもう。10年ほど前に神崎にいたころ試したことがある。現在の慣行での苗づくりはウイルスフリーの試験官で作る苗が主流になり、苗の専門店でかってもなかなかうまくいかない。佐久間さんは昔の品種で小金千貫を無肥料で栽培し焼き芋としておいしくいただいた。私が小さい頃でんぷん用のサツマイモとしてでかくして育てていた。同じ東庄町で岡野哲也さんは5年連作で芋つるをユンボで刈り取っている。土を採取させてもらったがユンボを使っているためか土が固かった。品種を紅あずまにしているが最近保存の点で問題があるようだ。サツマイモ1作で他はあかしているそうだが小麦でも播けばいいのにと思った。

雑誌「現代農業」が農業、健康を突っ走っている

2022-01-06 11:10:31 | 日本不耕起栽培普及会
昨年いらい有機栽培を公認とし25%の農家を有機認定に変身させるという国の方針がでたのでそれにふさわしく模様替えするといきごんでいる。私も80歳を過ぎ時間的に猶予が残されていないということでエンジンがかかっている。長野杉浦篤さんの記事が感動をよんだ。私は自家に必要な米と大豆を作りこうじとみそにしている程度であるが杉浦さんは1,3ヘクタールの水田と畑40aも作り社会貢献されている。さすがである。土ごと発酵の田畑、米ぬかもみ殻で、冬に玉ねぎを植えたあと米ぬかともみ殻をあたえる。気温が低いのでゆっくり発酵する。水田にももみ殻やすみ爺堆肥という嫌気性堆肥や有機の発酵菌液をいれる。
杉浦さんのみそづくりは味噌玉を作って1ヶ月半冬の間寒さにさらして菌を取り込む方法をとっている。私は愛知で幼少期を過ごしたが軒下にたどん形式につるしていたことを思い出す。日常の中で東アジアモンスーン気候型の米味噌文化はコロナ対策としても最高だと思う。あとは盛りだくさんな現代農業を参考にしてください。

土壌医の桑山昌平さんと佐久間清一さん、有機関係を中心に60点ほど土をあつめる、

2022-01-06 10:52:59 | 日本不耕起栽培普及会
農水省関連の補助金を使って土の化学性、物理性の調査をおこなうという呼びかけに答えて水田の土と畑の土を60点ほど採取した。慣行が主流で行われてきたが事務局の河野さんが土の生物性に関し興味を持たれているので積極的に取り組んでみた。