農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

秋を伝える庭の花3題

2014-10-23 09:26:44 | インポート

お米の収穫が一段落、大豆の収穫、小麦の播種とつながる。刈り払い機でまた右肩をいためて2,3日ごろごろ、ネットもお休みした。自宅の庭に咲く秋を再び紹介します。定番はツワブキである。毎年同じ場所に陣取って花も葉っぱも存在感を感じさせる。次はのじぎくである。こちらはグループで仲間を集めて咲く、菊が咲く前にさりげなく咲く。最後は洋種でラベンダーセイジ、シソ科の植物香りを伴い虫がつかない。個を主張しているようである。

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大麦後の無肥料大豆,長柄の金坂さん

2014-08-10 08:07:18 | インポート

輪作を上手に工夫し、カメムシにも食われていない個体から種を採取すると言った細心の注意を払い栽培されている長柄の金坂さんの水田と畑の見学を昨日おこなった。写真の大豆は前作で大麦を植え不耕起でその脇に大豆を岩澤方式のへそ曲がり断根を行い栽培している。雑草はホーを使って生えたら切るようしている。その近くの畑ではクリも栽培しているが短く作業性を考え、また枝を透かせて実が大きく育つように冬に剪定、高単価で売れるようにしている。すぐ隣が道の駅なので直売できる。大麦の後作で大豆の葉色が薄く生育が若干悪いことを気にしている。

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コシヒカリと大豆に葉面散布

2014-08-06 06:01:33 | インポート

大豆にポツポツ枯れる個体が発生するのでエンザーの散布が必要ということで動噴を使っての散布を思い立ちついでに染井のコシヒカリと天井田のイネに全面行った。エンザーは5倍液ほかに光合成細菌、愛媛あい、フルボサンなど100倍、鳴門の塩など200リットル4回、室舘夫妻、大塚、奥原、佐瀬、牧野さん等にお願いして昨日暑いなか行いました。香取の藤崎さんはコメの味がよくなるために出穂後2回葉面散布をおこなう。

コメの国産米が下落するなかで品質を維持することの大切さ、苦労を実感する。

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旭の慣行栽培2点

2014-07-19 10:44:46 | インポート

この1週間不耕起の私関係の水田から離れて自宅旭の近所周りの2か所水田の紹介です。まずは多収を狙った栽培法か出穂始めの様子で健康そうにみえました。1穂で120粒を超えている。

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2点目は15年も昔から雑草との共生で毎年作り続けている米である。カヤツリグサや畦際にはヒエが目につくとりあえずの時点での出穂はじめた元気ないねである。

休耕もせず長年栽培されているが近年畦周りの除草に除草剤が頻繁に使われるようになっている。イトミミズなどの生き物は敏感で生存がむつかしくなる。これと当たり前に使っている化学肥料であるがこれも水田内のイトミミズを生かすことができない。本当は畦に生存する小動物が水田に命を吹き込んでいるはずであるのに残念なことである。


コウノトリの真相とカメ

2014-05-13 20:45:59 | インポート

多古・染井の神谷水田と佐瀬・鳥井が管理する15aの冬期湛水不耕起栽培水田でいづれも鈴木理一さんが所有する水田、コウノトリは3月3日から6日まで多古周辺にいた。飯田さんが散歩中3日に確認し6日にカメラを持って再度確認撮影をする。近所の人も撮影したらしい。結局最低3泊4日は染井界隈にいたことになる。同じ個体はその後知多半島で4月になって確認されている。何故この場所がコウノトリが選んだかということであるが、昨年11月ころから同じ3枚目の水田は4a程度だが冬期湛水は近所の関係でできないとということで、畔まわりで昨年大豆を作ったら大変よくできたので小麦、大豆ということで畑に切り替えるために溝を掘っていたら20センチに1匹はドジョウが出てきた。豊かな湧き水でカワニナやシジミなどもいた。またたびたびカメが発見される。今日もカメラに収まったし神谷水田では親子ガメがいた。普通の農家の人は誰もこうした条件の悪いー作業性の悪い土水路の田んぼは手間がかかりすぎて手をださない。でも多古町の月1回の情報誌に早速掲載してもらい、町中で話題をさらっている。これで近所との水問題も緩和されればと期待している。

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