農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

多古・天井田満月モチの刈り取り取り21から23日まで

2015-09-25 09:35:46 | 日本不耕起栽培普及会

小松、平山、神谷のグループで3セの満月モチの刈り取りを行う、雑草はほとんど生えない不耕起11年目の水田、2,3本植えの成苗で茎が太く立派な苗が育った。太陽の光線が周辺の雑木で遮られ50パーセント程度であるが岩澤さんが勧めるイネの育ち方であった。きれいな姿に感動であるが、これが収量にはなかなか結びつかない。里山という限定された環境の中ではこれが実態である。現代においていわゆる農家の方々が生計を立て暮らしていくのにはこの弥生式以来のこの空間は捨てられてしまった。定年して年金暮らしの私や都会の癒しを求める人々の活動の場所となっている。

  


佐倉での塾、2年目の不耕起栽培用水田の刈り取り

2015-09-18 09:17:44 | 日本不耕起栽培普及会

和田小学校脇の開墾2年目の100坪の水田。今年の刈りいれを9月6,11,12日塾生や応援者で手刈りしました。今年は5月の平均温度が6月並みの温度で推移したためコナギに悩まされた。2年前までは荒地状態であったからどのようにコナギが優先種とした水田の雑草になりえるのか今後の検討が必要である。多古の天井田のミドリマイ水田や満月モチの水田では田植え直後から水が入ったせいかまったく草が生えなかった。和田の場合コナギと同時にマツバエがはびこっている。そのマツバエが多古のミドリマイ水田で前年まではびこっていた。それが全面に水が維持されたことで消えてしまい他のアメリカセンダンやホタルイ、ヘラオオバコなども発生しなかった。和田の場合水が入ったり乾いたりで雑草が生える環境ということになる。多古の場合は不耕起11年目、8年目の水田であるからその効果の差が出ているのかもしれない。稲刈りを応援してくらる奥原さん、広島からくる今井さんです。

 


多古天井田・福知山の光は順調に育っている

2015-09-08 09:46:20 | 日本不耕起栽培普及会

8月の盆の前後にそれまで田植え以降水を溜め続けたのでイネがゆるゆるになっているので水切りを行いその後は雨が適度に降るという状況である。雑誌現代農業に紹介された福知山の光をすでに5年ほど作っている。多収穫品種ということであるが無肥料に近い状態で作っているので小粒な仕上がりであるが背丈はコシヒカリより高い。雑草もまったく生えず、昨年はマツバエがあり田植えまでは苦労したがその後はイネの活力を見守る状況であった。現在の姿、ウサギに茎を食べられている様子、こうじ花が2,3出ている写真を紹介します。