農を語る

自然にやさしい不耕起栽培

渡辺茂著「発酵発芽玄米3か月の軌跡」

2022-04-25 08:53:04 | 日本不耕起栽培普及会
元をただせば「長岡式酵素玄米」にたどり着くが玄米を炊いてから3日後に食べなさいという方式を現代風に圧力をかけた自動炊飯器を開発したのが渡辺茂さんで日本不耕起栽培普及会でなでしこ炊飯器として市販されている。自宅でも昨年入手し愛用している。以前の平和のピースオーブンはお蔵いり状態である。1度に6合炊けて週2回炊いている。合わせて塾で毎年作っっている味噌。コメと大豆が原料になるがこれが渡辺さんも言っておられるが何よりの健康の元である。市販の味噌や酵素サプリメントは9割死んでいるという衝撃的な発言をしている。残念時間切れであるまたね

民間稲作研究所、稲葉光國さんの遺稿を偲ぶ「その1」

2022-04-15 15:49:27 | 日本不耕起栽培普及会
全国農業教育研究会の会報3,4月号に光國さんの奥さんで勇美子さんが執筆されている。熟読し、改めてかれの実績を踏まえて論じたい。
今日は朝から冷たいあめである。天気予報は1ミリと言っていたが絶えず風と共に降り続き珍しく外出を許さなかった。
稲葉光國さんとは東京教育大学のマスターで共に学んだ。彼の能力はいかに高いものであったかを改めて知らされる。7人兄弟姉妹の7番目で末っぽで、堀のある立派な農家でも戦後の生活は厳しく農家を継ぐために農業高校に行くべく家業を手伝っていた。何とか普通科の石橋高校に進学、そこから几帳面で努力家の彼はのし上がっていく。大学も大塚や東大前まで毎日毎朝栃木の石橋駅から通った。「太茎大穂のイネつくり」を1993年に出版している。農業高校の教師をやりつつ粘りずよく東北大学の星川清親先生のところに内地留学をしたり、成苗2本植えの研究会を立ち上げ600人の農民をたばねる。農業高校のクラブ活動で苗箱に薄まきの40グラム蒔きの播種板の開発を行っている。同じように農薬を使わないでいもち病などの消毒に見合う「温湯処理60℃10分」を企業の補助金を使って行い、現在農家の一般的な技術として使われている。

金江津福田さん宅でのイネ種まき,プール出しの様子

2022-04-15 09:43:59 | 日本不耕起栽培普及会
3月19,21日に播種し、2週間ハウス脇の露地で1週間畑状態で育てローラーかけも2日ほど行った。この間、天候がさだまらず、強風に会いホワイトシルバーがめくれて大変な思いをした。1週間後の4月3日に自宅脇の西側の空き地にプールを作り5年目になるが180枚がおけるようにセットした。新しいブルーシイトの下に黒マルチと厚手の白いビニールを置きスギナ対策をとっている。また土の高低をもみ殻を用意して低いところに入れた。プール完成後にはスズメ対策として釣り糸や防鳥用のぐっつを取り付けた。作業はイネの塾生と銚子の応援の人達10人と子供たち6人でおこなった。

佐倉白金の斎藤和さんのプール育苗

2022-04-09 08:06:10 | 日本不耕起栽培普及会
齋藤和さんは私のパン作りの酵母菌を採取させてもらい、その菌を元にサクラ酵素を製造したという農家で岩澤信夫さんの指導を受けた藤崎芳さんのところにコメを出荷している。
500枚の苗を作っている。育苗機にかけ3月31日播種,播種量は100グラム、昨日撮影したものであるが、すでに1.5枚でプール状に水が入っているハウスである。本人の写真も今回は載せてある。前立腺がんで手術を行いリハビリ中であるが、足が痛いと言いながら半日は働いている。コメのほかにもミニトマトと昨年からはイチゴにも挑戦、息子さんと外孫の息子さんを加えて経営の幅を広げている。酵素や自分で開発中の有機カルシウムをクエン酸とサクラ酵素で五光の吉田さんから頂いたカルシュウムの原料を加工している。

金江津福田宅でも、ハウスから露地でのイネ種まきプール作り

2022-04-08 06:47:21 | 日本不耕起栽培普及会
イネの種まき140枚、3月19,21日行い4月3,6日で積み置きから平置き、4月10日にはプール出しを予定しているので4月6日からローラーかけもはじめる。ホワイトシルバーと上にハイマット2枚で覆っていたが4月6日からはホワイトシルバーだけですごしている。佐倉のハウスだけでの管理と違い雨風と低温で成長は多少遅れているがすでに1葉は進んでいる。この4日間で持ち直すことを期待している。プールは昨年の経験を踏まえ2つに仕切って水がきちんとたまるようにした。