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kan-haruの日記

大森町界隈あれこれ(M32) 大森町商店街 京急高架化で大変貌 ラーメン屋さん閉店第一号

2006年10月03日 | 大森町界隈あれこれ 商店街
大森町商店街では、京浜急行電鉄の高架化工事で駅周辺の、特に駅から東側の第一京浜国道までの商店は、商店通りの道幅が6mから13mに拡幅されるため、店舗建屋をセットバックして建て直しをする必要があり、そのため同通り商店街で30年間開業していた中華屋の三光軒が10月1日をもって閉店第一号となりました。
大森町駅から東側の第一京浜国道までの商店街の商店通り(約63m 地図空中写真参照)は、京急高架化工事関連の都市計画事業の大田区画街路第3号線により拡幅されるもので、完成すると今までの一方通行から両方向通行となり、駅前にタクシーの駐車場が設けられるようにする計画です。



高架化工事前の商店街町並
このため、商店街商店通りの両側の店舗10棟は、道幅が倍に拡幅されることで、店舗を建て替えることになり、将来商店街は大変貌を遂げることとなります。
工事により大きく変わる商店街の町並みを見て、現在の姿を記録に残すため探索してみました。
大森町商店街(「大森町界隈あれこれ(M30) 大森町商店街 大森町サマーフェスティバル」参照)は、第一京浜国道の大森町駅入り口商店通りから東邦医大通りまでの約700mのまっすぐなショッピングストリート(地図緑色参照)です。
第一京浜国道から見た商店通り は、手前の国道(東側)西側の東邦医大通り方向への一方通行で、夕方の買い物客が多い時には車輌の通行止となります。この商店街通りが町の境界線で、道を挟んで南側が大森西5丁目、北側が大森西3丁目となります。



間もなく姿を変える第一京浜国道から京浜急行踏み切りまでの商店街南側店舗には、「たばこや」さんから始まり、以前の第一京浜国道拡幅工事により国道に接するようになりました。路地を挟んで喫茶店「CHIC」、文房具店「みどり屋」、以前レストラン「ルミナス」の後に入った景品交換所「T・U・C SHOP」が続き、中華「大森食堂」、クリーニング店「CLEAN BLUE」、御菓子司「青柳」と並び、路地を隔てて薬局「ホケン堂」があります。
反対の商店街通り北側の店舗には、丼物チエーン店「すき家」の入居ビルの上階にはオフイスがあり、続いて酒場「大森町銘酒コーナー」、花屋「TULIP TREE」、路地を挟んで不動産の「長沼不動産」と同建屋の中華料理「三光軒」とその2階にはマージャン荘「伸芳」が営業しておりましたが、店舗取り壊しの予定でここで閉店となりました。
その隣が韓国料理「ハナ」と2階には「パブ」と続き、弁当惣菜「東京キッチン」と2階が美容室「Rope」から成る商店街です。

大森町駅近接周辺の高架化関連工事
大森町駅近くの京浜急行電鉄高架化の工事は、駅東側の大田区画街路第3号線(大区街3)の道路拡幅工事の他に、駅西側の線路沿いの道路を拡幅する都市高速鉄道京浜急行電鉄本線付属街路第1号線(鉄京本付1)で、「大森町界隈あれこれ 京急高架化 沿線の都市計画事業道路工事」(掲載予定)にて大森町の変貌振りを追って行きます。
今回の記事関連の大区街3の道路拡幅工事は、6mの道幅を13m(歩道3m+車道7m+歩道3m)にして、車を両方向通行とするものです。

今後工事は、朝晩ラッシュの通勤客と夕刻の買い物客による混雑、日中の車輌交通に合わせて開かずの踏み切りによる人と車の滞留の中、店舗の取り壊しや改築工事と道路自体の拡幅工事に、さらには高架化工事が同時進行しますので、各種の工事にはいろいろな問題が想定されます。
これらの問題を解決しながらの工事の進行には、大変な関心があります。今後のブログに取り上げて行きます。

懐かしの味
閉店した近隣の三光軒の中華料理やラーメンには、30年の長い間の馴染みの味となっておりましたので、閉店前の9月29日の夕食に想い出の味の食べ収めをしました。
閉店サービスによる2割引の別れの味には、一抹の寂しさを感じました。

毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております。(9月分掲載Indexへ)
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