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kan-haruの日記

イベント(10) 晴海フラワーフェスティバル Infiorata 2006

2006年11月20日 | イベント
丁度、5~6年ほど前に晴海トリトンのオフィスビルで開催のセミナーに参加した時に、たまたま晴海フラワーフェスティバルの準備で、大勢の人がバラの花びらと砂を使って絵模様を描いておりました。その時、一度機会をみて完成した作品を観賞して見たいと思っておりましたが、それきりになっておりました。
たまたま、11月4日の新聞に、晴海フラワーフェスティバル Infiorata 2006の記事が載っているのを見て思い出し、快晴の11月5日に見に行きました。
行きは、京浜急行・都営地下鉄を乗り継いで東銀座駅から、都バスの晴海ふ頭行きで会場前の晴海トリトンスクエア前で下車すると、晴海フラワーフェスティバル Infiorata 2006の会場前です。

晴海フラワーフェスティバル Infiorata
インフィオラータ(Infiorata)とはイタリア語で「花の絨毯」のことだそうで、イタリアのジェンツァーノ市で毎年6月に開催されるインフィオラータは、カネーションの花びらや種等を使用して花絵を制作して展示を行い、2000年以上の歴史を持っているそうです。
晴海フラワーフェスティバル インフィオラータは、地元住民を中心として実行委員会を組織して開催し、本場イタリアの芸術性と技術を14万本のバラの花びらで、トリトン流にアレンジしてデザインし製作しているとのことで、2004年にジェンツァーノ市とトリトンとで友好「インフィオラータ・フレンドシップ」を結び、イタリア大使館/イタリア政府観光局/ジェンツァーノ市の後援で開催されました。

インフィオラータ観賞
2006年開催のインフィオラータ「晴海フラワーフェスティバル Infiorata 2006 ~四季のハーモニー~」のテーマをパンフレットでみると、「季節を感じる素晴らしさ」、「四季折々の感動」を表現した「四季のハーモニー」を表現した作品と、晴海フラワーフェスティバル5周年を記念した5年間の代表作品を再現した多彩な14万本のバラの花びらを使用して、イタリア・ジェンツァーノ市のアートディレクター アントワーヌ・チェザローニ氏監修の花の絨毯が出展してありました。
・会場風景
会場の入り口に高所作業車のゴンドラ(バケット)が置いてありましたので、初めはインフィオラータの開催中に何に使うのかと思っておりましたが、希望者を乗せて高所から「桜の散歩道」の花の絨毯を鑑賞するサービスと分かり行列して乗って見ました(高所から観賞の花の絨毯1花の絨毯2)。
高所観賞のゴンドラは、桜の散歩道の入り口と奥のレクサス晴海の2ヶ所にあり、ゴンドラにはヘルメットを被りチエーンを付けた上、2人の付き添いが付くという物々しいもので、手前のゴンドラには4人の観賞者が、奥のものは2人が乗れるものでした(ゴンドラで花の絨毯の高所観賞風景1風景2風景3風景4)。
会場の晴海アイランド トリトンスクエア(地図参照)には、運河沿いの「桜の散歩道」と五つの庭(空中写真参照)があり、花の絨毯は桜の散歩道上に16枚、水のテラスと花のテラスの庭に各1枚とオフィスタワーのグランドロビーに3枚の計21枚の花の作品が展示してありました。
・Infiorata 2006 展示作品
花の絨毯の絵は、近隣の住民を中心に約600人が下絵をもとに、バラの花びらと色のついた砂を使用して敷き詰めて、これを絵に仕上げ ながら、縦7メートル、横5メートルの作品にして行きます。作品は、屋外に展示してありますので、維持も大変で時々補修作業(補修作業1作業2作業3)の手がかかります。
今年の出展作品のテーマの幾つかを掲載しましたので、鑑賞して下さい。
作品12「ジェンツァーノの花祭り(2001年)」


作品3「花火大会と勝鬨橋」
作品4「夏祭り」
作品9「目指せ!2016年東京オリンピック」
作品13「ローマの休日(2002年)」
作品14「芸者(2003年)」
作品16「かぐや姫(2005年)」
作品17「チャレンジバナーコンテスト2006(高学年の部最優秀賞)説明パネル 水のテラス会場


インフィオラータの歴史
「晴海フラワーフェスティバル Infiorata 2006 ~四季のハーモニー~」パンフレットによると、13世紀頃から、イタリア全土でキリストの聖体の休日に行列し、花を道に撒く習慣があり、1625年にサンピエトロ寺院の中で、モザイク風の花のデコレーションをするようになりました。
1782年にツァーノで、花びらでデザインした花のカーペットを制作し、戦後はリビアが中心となり、1983年頃から有名な画家やファッションデザイナー、スタイリスト達が参加するようになり、日本、アメリカ、カナダ、フランス等に紹介するようになったそうです。

2001年から2005年開催のインフィオラータ
これまでの晴海開催のインフィオラータは、2001年にはジェンツァーノ市に出典したアントワーヌ・チェザローニ氏のデザイン画をもとに16枚の花の絨毯を描き、2002年には10万本のバラの花びらで「オセロ」「ピノキオの冒険」「ロミオとジュリエット」「ローマの休日」などイタリアにちなんだオペラや映画の世界をテーマにした14作品を描き、2003には江戸開府400年を記念したイタリア人画家が見た江戸をテーマに「能」「歌舞伎」「絵付師」などを19作品を表現し、2004年には歌手の白井貴子さんをコンセプターとして招き“夢いっぱいの地球”をイメージして制作協力で集まった15人の夢作家の20作品の花絵を描き、2005年には生誕200年を迎えたアンデルセン童話と日本昔話を主題にイメージした20作品が描かれました。

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