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kan-haruの日記

小さな旅(7) 日本一大きい牛久の大仏

2006年10月13日 | 小さな旅
10月9日の3連休3日目は、朝から風も無く雲一つない快晴で家に閉じこもっては勿体ない秋日和なので、茨城県牛久市にあるギネスブックにのった大仏の見学に行きました。
大森町を9時半ころ出て、JR上野駅から快速を利用して11時半頃に牛久駅に着き、牛久大仏行きのバス時刻を調べると30分以上待たなければならないので、タクシーを利用しました。タクシーに乗り行き先を告げると、「道順が分かるか」と聞かれ、駅前待ちの地元のタクシーなのにと怪訝に思いながら「東京から来たので、分からない」と答えると、運転士が「実は、2日前まで土浦で運転しており、以前に大仏を見に来たことはあるのだが、牛久は慣れていないので道が分からない。途中で会社の無線で聞きます。」ということで心細い車に乗り合わせました。

牛久大仏の遠景
牛久の大仏は、牛久駅から丁度真東(地図赤線参照)にあり、慣れてない運転手のため牛久浄苑の管理棟前で、到着しましたとタクシーから降ろされました。そこで見る右横顔の大仏はかなり大きいのですが、周辺の浄苑の墓地も非常に広大ななかにあるポツンと立っている一体の大仏立像は、見る近くに比較対象できる構造物が無いので大きさの印象はピンときません。
ここから、浄苑内を通って大仏の前に行けそうもないので管理棟の人に尋ねると、降りた道を進むと右側に管理事務所があるので、反対に左折して暫く行くと大仏の入り口があると聞き歩き始めました。折角タクシーに乗ったのに、途中で降ろされるとは何のためだと思いましたが、凄い好天と付近の閑静な環境に歩くことに心地よさがありました。
歩くにつれ大仏の姿は変わり、牛久浄苑管理事務所から庭木を通して見る大仏や、途中の浄苑内から見る姿も変化があり飽きませんでした。



牛久大仏見物
さらに進むと入り口があり、中に入って牛久大仏の見学(浄土真宗東本願寺派本山東本願寺 空中写真参照)です。入り口を入ると仲見世でお土産物や食べ物店があり、そこを通過すると広場でフリーマーケットを開いておりました。
その先のチケット売り場で、胎内めぐり付の入場券で正門を入りました。先に進むと、本物の大仏の顔の千分の一という顔の模型があり、模型も結構と大きいものでした。
さらに進むと、頭のちぢれ毛? の模型と大仏のサイズにいついての説明板(開いて大きさを見てください)とギネスブックに登録した説明の石碑など、日本一大きい大仏を示すコーナーがあります。

その先の雲の道を経て、発遣門を潜ると直線の道の先が牛久阿弥陀大仏です。大仏に向かって進むと、道の右側には花摘みの定聚苑があり、コスモスが5分咲きでした。道をふり返ると、発遣門の二階に釈迦三尊像が祀られております。
さらに、大仏に向かうと日本一の大香炉があり、お線香を上げて横超の橋を六歩で渡りますと、右側の本願荘厳の庭には餌さを求める鯉が群がって突進してきます。
すぐ先は、大仏様の足元で、看板にここから見上げてと書いてありましたので、見上げてみました。逆に、上から見た大仏の空中写真を示します。

牛久大仏の胎内見物
牛久大仏の胎内の入り口は、台座をぐるりと回り背面から入ります。内部は、撮影禁止のため、ここからの説明は記述のみとなります。
土足禁止なので、靴を脱ぎ待っていると扉が開き入ると、明かりが消え静寂な観想の間で一心に思いを凝らした後、明かりが点り前方の扉が開き大仏の胎内に入ります。
階段を二階(地上10m)に上ると、大仏の建設の模様のパネルや模型が展示してあります。工事施工業者は、川田工業㈱(東京都北区赤羽西1-7-1)で平成5年に完成しました。
また、二階には、知恩報徳の世界で、阿弥陀如来への知恩の気持ちを込めて写経を行う77席の空間と、法話を行う念仏の間がありますが、この間へは上から降りてきたときに通過します。
ここからエレベータで四・五階(地上80~85m)に上がると霊鷲山(りょうじゅせん)の間で、仏舎利(釈尊のご遺骨)が安置されておりました。また、四方に窓があり、東西南北が見渡せます。なお、大仏の正面の胸の辺りにある三本のスリット状のどの窓から下を見下ろしても、入り口から入ってきた発遣門が見られるように出来ております。内部の左窓から、下を見てみました。五階から階段を降りると、香や数珠などの仏具と簡単なお土産品の売店です。

さらにここから、三階(地上20~30m)までエレベータで降りると、極楽浄土の蓮華蔵(れんげぞう)世界で、周囲の回廊には約三千体の金ぴかの永代経(胎内仏)で囲まれております。
永代経は、法名(戒名)を収め奉安して永代に亘り供養することで、二種類のサイズの永代経があり受付け(大型百万円、小型三十万円)をしておりました。
三階からは、二階に階段をおりますが、前述の写経の間を通り階段を降りると出口です。

大仏の裏手には、お猿のショーステージやウサギとリスの小動物園がありましたが、見ずに帰ることにしました。帰りは、バス(バス停から見た大仏)の時間を調べて置き、14時49分発の牛久駅東口行きにのり、駅前ビルで遅い昼食を取り帰宅しました。

毎月1日付けのIndexには、前月の目次を掲載しております。(9月分掲載Indexへ)
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