一昨日から今シーズン初の風邪でダウン中。息子の中学受験が終わって親の方の緊張がとぎれてしまったか。。。子供達は元気に朝早くから子供会の行事で淡路島へ出かけましたけれど(^_^;
今日は大学の同窓会に出席予定でしたが、無念のパス(幹事さんゴメン)。昼からはリビングで布団にくるまって大阪国際女子マラソンのTV中継を途中うつらうつらしながら見てました。
全体で2位、日本人1位の森本さん、安定したいい走りでした。もうちょっと勝負できればもっと喜びも大きかったでしょうね。五輪代表に選ばれるかどうかは名古屋の結果待ちですが、まずは見事な走りでした。ただ、記録がそう良くなかったので、名古屋に出る選手の方が若干有利かもしれません。
注目の福士選手でしたが、その大失速ぶりは予想以上でしたね。解説の沢木さんも終盤ペースダウンはあっても最終的には福士選手が逃げ切るだろうと思ってたみたいですが、超がつくほどの大失速でした。かつて東京で高橋Qちゃんの大失速を見ましたが、何度も転倒するなど衝撃度はその時以上です。
長居公園の周回道路に入った最後の方は箱根駅伝で見たようなシーンになり、ヨレヨレになりだしてからは併走している監督がどこかで止めるものと思っていましたが、最後まで走らせましたね。どんなことがあっても最後まで走りきるという約束が監督と選手の間で交わされていたのかもしれませんが、ちょっと危険でした。これで骨折したり、大きな怪我をしていたら何と言われていたか。。。今回のレース、日本長距離界の第一人者とその指導者が選んだ練習方法&本番のペース設定ですから、素人がどうのこうの言えるものではありませんが、マラソンの奥の深さと怖さををまざまざと見せつけられたような気がします。
番組自体が福士選手にのみ焦点を合わせたような作り方になっていたのは頂けませんでしたね。スポーツでのドラマは自然に生まれるのであって、作り上げるもんじゃないですから。ダントツで突っ走っているときに彼女中心の放送になるのは致し方ないですが、失速状態になってからはもっと後続の姿をクローズアップしてほしかったです。
こけてもこけても起き上がり、惨敗に終わっても笑顔を忘れない福士選手は素晴らしいと思いましたが、これでマラソンが嫌いにならないでほしいですね。実力は折り紙つきですから。私はかつて一度会社帰りに練習中(ジョグ中)の福士選手とすれ違ったことがありますが、音楽を聴きながら素晴らしいフォームで軽やかに走って行った姿が印象的でした。もう一度十分な練習を積んだ上でマラソンに再チャレンジしてほしいものです。その時には、はじけんばかりの笑顔を見せてくれるでしょう。まだまだ期待しています。