夕方になって休憩をとったコーヒーショップ「ピエロ」です。30号線沿いにあり、住所的には王子町のはずです。店の外から何となく中の照明の雰囲気が良さそうに見えて入ったら・・・大正解でした。こういうときって嬉しいですね。
カウンターだけのこじんまりとしたお店でしたが、名前の通り店内にはピエロの人形や置物が多数飾られていて楽しげです。いや、ピエロなのだから楽しげな中にも憂いがあるのかな?
天井照明の傘の部分は薄く軽そうなので、一瞬プラスチックかなとも思ったのですが、何と貝で作られているそうです。確かに光に透かしてみると貝のような紋様が見えてキレイですね。ここでお店をされて25年で、全て大工さんが作ってくれたとのことでした。これは味のあるカウンターや椅子のことだったのか、ひょっとして貝の照明もそうだったのかな?こういうお店で飲む珈琲は更に美味しさが増す気がします。お店の方は古くてと謙遜されていましたが、素敵なお店でした。街かどでふと見つけて入る喫茶店(コーヒーショップ)めぐり、やめられません。
同じ道路沿いの阿倍野元町側にあった「米day no.1」(コメディナンバー1)というお店です。オーガニック弁当のお店だそうで、昭和初期に建てられた元たばこ屋さんの建物を利用されています。角にあるショーウィンドウのデザインと佇まいが実に素晴らしく、タイルも可愛らしくキレイで見応えがありますね。おそらくこの界隈では昔から目をひいた建物だったのではないでしょうか。
この日は最後に2軒の素晴らしいお店も見ることができて、大満足の探訪となりました。 まだまだ大阪市内にもこんなお宝が残っているんですね。
そしてその並び、もうちょびっと南側に「あたりきしゃりき堂」という
ドーナツ屋さんがあります。ここもいいですよ~
★ドーナツがおいしい
★ご主人が魅力的
★内装が昭和
もし、また行かれたら寄ってみて下さいねー。
今はインドのグルガオンと言う街で無線LANは問題ないけど、時々起こる停電と戦いながら業務レポート書いた後、貴殿のプログ見てます。
IT大国だが、基礎インフラがまだまだ貧弱、バイク、オート3輪、牛、馬、駱駝に引かれた荷車、軽4クラスの小さな車、極彩色に塗られたトラック、高級車ベンツ、BMWそれに野犬、野豚、牛が混在し 何でもありの喧騒の道路事情、階級と貧富の差 でも経済成長率が高くエネルギッシュな国 6、70年前は日本もこうだったのかなと興味深いことばかりです。
一方安定し所々に昭和が残る貴殿が紹介されてる阿倍野の街と本当に対照的です。 時々出張する岡崎にも米Day No.1みたいな作りの酒屋が残っています。 若き日の倍賞千恵子、美津子の2ショットや角刈りの渡哲也の清酒の宣伝ポスターが色あせずに中に貼られており これもファンにはたまらない遺物です。 ではまた
おー、米day no.1さんをご存じでしたか。さすがですね!
私は外観を少し見ただけですが、とても雰囲気のあるお店でした。
「あたりきしゃりき堂」は気付いていませんでした。
★3つで三拍子そろったお店のようですし、次回探訪するときにはぜひ寄ってみたいと思います。
遙か彼方インドからのコメント、ありがとうございます!
またまたの海外出張、お疲れさまです。
インドについての考察になるほどなるほどと頷いてしまいました。
私はインドおよびその近隣にも行ったことはないのですが、映画「スラムドッグ$ミリオネア」を見てインドという国に凄い衝撃を受けたことを思い出しました。そのときの感想を少し紹介しますと、
> カットバックの回想シーン序盤に出てくるスラム街での凄まじいまでの
> 貧しい暮らし。とはいえ、貧しいながらもそこにはもの凄いエネルギーが
> 渦巻いている。その描写の何とまあインパクトのあること!
>
> 彼らの生命力というか逞しさには驚嘆した。終戦直後の日本などもこんな感じだったのか?
などなど。詳しくはこちらをご覧ください。
http://hiro009.blogzine.jp/jupiter/2009/05/post_d7b4.html
日本の落ち着いたレトロな街並みや情景も好きですし、エネルギッシュなインドにも興味があります。今度会ったときにはぜひインドと日本の比較文化論を聞かせてください。
えー、例の「○○○の会」、どこかの見学的なものと絡められたらいいなあと考えているので、暖かくなった頃に企画したいと思います。
お店の名前は雑誌か何かで知ってましたが。
あの辺もまたうろつきに行こうっと。
タバコ屋のショーウインドウにしては大きくて立派過ぎるかなという気もちょこっとしますが、円筒形の形とタイルは見応えがあります。
ちょっと段差がついていたりもにくいです。
近場の街あるきも楽しいですね。
米day No.1については、何のお店なのかなと思っていました。
タバコ屋としてもかなりしゃれていますね。
レトロでインテリアがシックであったり、美しいスタンドグラスや照明があったりすると思わずにんまりしてしまいます。特に全くの一見さんでそういうお店を見つけたときは気分がいいですね。「ピエロ」はそんなお店でした。
おー、びんみんさんも「米day No.1」をご存じでしたか。
昔からほぼ写真のような状態、かつタバコ屋さんだったとしたら、超モダン&ハイカラだったと思います。