第6日目も遂に-8に突入です。美術史博物館で至福の時間と空間を堪能した後は、シュテファン大聖堂にとって返し、近くのカフェ・ディグラスで遅めの昼食をとることにしました。
ディグラスは庶民派カフェといった感じで、インテリアなどにあまり重厚さ・豪華さはありませんが、コーヒーカップをぶら下げたシャンデリアがユニークです。店内は結構賑やかでした。ここは料理のメニューが充実していることでも有名です。しかし、写真からすると、ソーセージ、ポテト&玉ネギ、サラダといったシンプルなメニューを選んだみたいです。傑作だったのは、メニューを見てパンを頼んだら6コくらい入ったカゴが運ばれてきて、かなりあるけど安いんやなあと思って全部食べたら、実は欲しいものだけ食べてその料金を払うシステムだったようで、パン代が思ったよりも高くついたことです。まあ、パンなので大した金額ではなかったですけどね。
昼食後は世紀末建築の分離派会館(ヨーゼフ・マリア・オルブリヒ)へ。黄金キャベツ(?)で有名な建物ですが、全景写真を1、2枚撮ったら観光バスがだーっと駐車して前をふさがれてしまい、ガッカリでした。全体的には、思っていたよりも小ぶりな建物です。しかし、細部装飾には世紀末&ゼツェッシオン(セセッション)の香りムンムンでした。実質的に最終日のこの日は、お土産(&ブランドもの?)などのショッピングタイムをとらねばならないため、分離派会館は外観を眺めるに留まりました。地下にあるクリムトの壁画「ベートーヴェン・フリーズ」も見たかったのですが、建築探訪で妻をかなり引っ張り回しましたね。
さあ、この旅行記もあと1回で終わるかな?
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