ひろの東本西走!?

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「非情城市」 動乱の時代を静謐に、詩情豊かに描いた名作

2017-10-09 10:45:35 | 台湾旅行記

映画「非情城市」(DVD) ☆☆☆☆★:90

動乱の時代を、静謐に詩情豊かに描いたホウ・シャオシェン監督の文句なしの名作!

物語の主な舞台は台湾の基隆ですが、5月のリフレッシュ休暇で訪れた九份がロケ地にも使われていて、その意味でもとても興味深かったです。

~Amazonレビューより~

   1945年8月、太平洋戦争終戦によって、51年におよぶ日本の統治から解放された台湾。しかし、その喜びもつかの間、闇社会の進出や国民党の台頭など大陸との確執などにより、台湾は新たな受難の時代を迎えることになる…。
   台湾映画界の名匠ホウ・シャオシェン監督の名を世界的に広めることになった歴史叙事詩映画の秀作。ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞、金馬奨最優秀監督・主演男優(チェン・ソンヨン)賞、キネマ旬報ベスト・テン第1位など国の内外で数々の受賞に輝いている。ドラマは歴史の波に否応なく巻き込まれていくリン一家の面々を通しながら、時に非常に、時に情感豊かにつづられていく。その中で、耳が聞こえず口も聞けない四男ウンセイ(トニー・レオン)と看護婦ヒロミ(シン・シューウェン)の悲恋が印象的。(的田也寸志)

映画に出てきた下記のようなシーンが九份で撮影されたみたいです。

で、旅行で撮った写真の中から似たものを選んでみました。

映画に関して語るべきことはまだいっぱいあるのですが、まずいったんアップします。