ひろの東本西走!?

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倚松庵(内装&二階)

2010-11-17 22:49:27 | まち歩き

さて、倚松庵の二階へ。
階段部の手すり子は手斧(ちょうな)仕上げがなされており、繊細かつ素朴な感じがします。

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今回、「和」の方に心惹かれた倚松庵の二階は全て和室です。8畳の部屋は東南の窓が気持ちよし。小さな手すり(欄干? 高欄? 和室のこのようなミニバルコニー的なものは何というのでしょうね)も風情があります。

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一番奥の部屋は座敷すだれ、「衣桁(いこう)」などが印象的でした。
衣桁の全体の形がわかる写真は撮り忘れ(汗)。

  衣桁----ウィキペディアより
    着物を掛けておくために用いる、鳥居のような形をした家具。
    1枚の衝立式のものと、中央の蝶番で2枚に折りたたむ
    屏風式のもの(衣桁屏風)とがある。

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そして、最も印象に残ったのは、Tさんに教えて頂いた「井桁(いこう)」の蒔絵です。上部に蒔絵らしい装飾があるなあとは気づいていたのですが、一番下の部分にあった蒔絵の美しいこと。左側は山あいにある水車、右側は紅葉?でしょうか。デザイン・色合いともに実に味わいがあります。足元にあるのが勿体ないくらいですね。ここは畳に這いつくばるようにして撮りました。

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