1010空襲と琉球民謡「時代の流れ」



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1010空襲と琉球民謡「時代の流れ」
1010空襲があったが沖縄は復興し明るくなった 民謡「時代の流れ」
私とテルさんがチャンネル桜の日は10月10日だった。米軍が那覇市を空襲した日だった。
那覇市は九割も焼け野原させられた。毎年沖縄の新聞もテレビも10月10日に大きく取り上げるのが那覇空襲集である。那覇空襲について話したが、それだけだとマスメディアと同じである。戦後の沖縄が復興したが、それだけではない。戦前より自由に開放された。そのことを歌にしたのが琉球民謡「時代の流れ」である。





 多くのマスメディアは戦争のひどさを訴えて終わる。しかし、私たちはここからが始まりだった。
「焼け野が原の那覇市を見た人たちは戦後の沖縄の人たちは暗く貧しい生活を送っていただろう予想するだろう。戦後は「米軍の植民地」であったと左翼はいうから左翼の話を信じた人は沖縄の人々が暗く貧しい生活を送っていたと信じているだろうと話し、
「それは事実ではない」
と言い、戦後の経済は復興し戦前の数倍もよくなった。戦後の沖縄は明るく自由になったと言った。その事実を知ってもらうために、沖縄の戦後を象徴する民謡「時代の流れ」を紹介した。
私はウチナー口の詞を共通語に翻訳しながら内容を説明していった。

時代の流れ
一、唐の世から大和の世 大和の世からアメリカ世 ひるまさ変わたるこの沖縄
とーぬゆーからやまとぅぬゆー やまとぅぬゆーから [アメリカ]ゆー ひるまさかわたるくぬうちなー
○唐の世から大和の世、大和の世からアメリカの世、 不思議に変わってきたこの沖縄
二、昔 銭の計算んや一貫二貫どさびたしが今や計算まで変わて
むかせー じんぬさんみんや いっかんにかんどぅさびたしが なまやさんみんまでぃかわてぃ
〇昔のお金の計算は一貫二貫であったが、今は計算まで変わってしまった。
三、昔の那覇の行ち戻いん 歩つちる我たや行ちゃびたしが 今や居ちょて行ち戻い 昔の面影むるねらん
んかしぬ なーふぁぬ'いちむどぅいん'あっちるわったーや'いちゃびたしが なまや'いちょーてぃ'いちむどぅい んかしぬ'うむかじ むるねーらん
○昔の那覇の行き来は歩いて我々は行き来したが、今は座ったまま(バス)で行き来する。昔の面影はまったく無い。
四、昔年老と若さしや着物の模様しど分かさびたる今や差し分ちきららん 親子 むるっ子 ちゆとんちゅ
んかし とぅしゅいとぅわかさしや ちんぬ'あやっしどぅわかさびたる なまやさしわかちきらん 'うやっくわ むるっくわ ちゅとぅしんちゅ
○昔は年寄りと若いのは着物の模様で分別できたが 今は区別できない 親子も皆んな同い年だ。
五、昔女のたしなみや、髪の長さしでえびたる 今や昔とうち変て 生いとる髪んうしちみやい パーマネントしけえちじゅらち まーん変わらん鳩の巣
んかしうぃなぐぬたしなみや からじぬ ながさっすぃ でーびたる なまや んかしとぅ'うちかわてぃ みーとぅーるからじん 'うしつぃみやい パーマネントっし けーつぃじらち まーんかわらん ほーとぅぬすぃー
○昔は女のたしなみは髪のる長さであったが、今は昔とすっかり変わって生えている髪をばっさり切ってパーマネントにして神を縮らせている。鳩の巣とちっとも変わらない。
六、あど高靴小やけえくまい ウンブイコーブイ歩つちゆしや すっとん変わらん風吹ち鳥
'あどぅだかぐつぐわーやけーくまい 'うんぶいこーぶい 'あっちゅすぃや すっとぅんかわらん かじふちどぅい
○かかとの高い靴(ハイヒール)を履いて、よたよたよろよろ歩くのは強風の時に富んでいる鳥とまったく変わらない。
七、タイトスカートけえ着やい ちんしやとがらち尻まぐらち まーん変わらん七面鳥
タイトスカートけーちやい ちんしーやとぅがらち つぃびまぐらち まーんかわらんしちめんちょー
○タイトスカートを着て、膝を曲げてとがらし、尻を右左に揺らして歩くのは七面鳥とちっとも変わらない。
八、何時まで心や十七、八、眼の子の達の合点さん 自然とまぐりて行ちゃびんで
'いちまでぃくくるやじゅうしちはち みーぬっくわぬたーぬがってぃんさん しじんとぅまぐりてぃ'いちゃびーんでー
○いつまでも心は十七、八だが、 眼のある子たちが納得しない 自然にまかせて生きていこう。

 パーマ、ハイヒール、タイトスカートの女性を皮肉っているが滑稽さがあり雰囲気は明るい。自由で平等になった沖縄を感じさせる琉球民謡である。戦後の沖縄は左翼のいう軍事植民地ではなく、自由で明るい沖縄だったのだ。
 このことを知ってほしくて時代の流れの詞を説明した。
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