波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

年賀状はコレに決めた!

2014-12-17 20:33:39 | 年間行事
こんばんは、白黒茶々です。
前回の日記では、蒼ちゃのことでたくさん励ましのお言葉をくださり、ありがとうございました。 彼がいなくなったのはとても悲しいことなのですけど、彼と一緒に過ごした時間はとても楽しくてありがたいものとなりました。これからは、そのあたりのことも思い出すようにしたいです。



気付いたら、今年も残り半月を切っていました。本当に月日が経つのは早いですね。 それでも、年越しの準備はしっかりとしておかなければなりません。そこでまず取り組んでおかなければならないのは、年賀状です
ワンコを主体とした年賀状では、正月向けの衣装やかぶりものを用意されている方もいますけど、白黒茶々家ではこの一年間に撮った写真の中から気に入った一枚を選び出し、使うようにしています。ちなみに前回は箔とご当地ゆるキャラのしっぺいとのコラボ。 前々回はその年に北海道日本ハムファイターズがリーグ優勝したことから、箔にそのユニフォームを着せて、バンザイをさせました。

しかし、今回はそれらの流れとは違っていました。忠臣蔵で不名誉な悪役に仕立てられた吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)。彼は所領となる愛知県西尾市吉良地区では名君とされていて、その地域には洪水対策として彼が築いたという黄金堤が残っています。 今年の春に白黒茶々家が箔を伴ってその黄金堤を訪れたら、そこは桜が満開となっていてたくさんの花見客で賑わっていました。
その一角には、吉良さんが赤馬にまたがった銅像があって、彼に箔のリードを預けて写真を撮ったら………



我ながら会心の出来となりました。 それと同時に「この写真を来年の年賀状に使いたい」と、早々と決めていました。

ところが、それから間もなくしてウチのほうで犬事情が変わって、「吉良さん、箔をお散歩するの図」が使えなくなってしまいました。 その犬事情とは……… そうです 箔の妹ぶんとなるを新たに迎え入れたのです。 そうなったからには、2頭が一緒に写っている写真を使わなければなりません。とはいっても、吉良さん像は捨てがたいし……… このような流れで、私は11月の初頭に箔と波を連れて再び吉良さん像のある黄金堤を訪れることにしました。



吉良さん目当てだけで西尾市まで行くのもナンなので、その日は以前から気になってはいながらもスルーしてきたところにも寄っていくことにしました。 それは、蒲郡市の東の入口の三河湾を見下ろす高台の上にそびえ立っていて……… とにかく近付いてみますね。



真下から見たら、とにかくデカいです 小さな子供を抱えたこちらの像は、弘法大師の名で知られていて、高野山金剛峯寺や真言宗を開いた空海がモデルになっているそうです。また、弘法山の上にあって、金剛寺というお寺の施設の一部でもあるみたいですね。 その像は「子安大師」という名前で、昭和初期に建立されたコンクリート製。台座を含めた高さは約30mもあるそうです。
全国各地にはいろんな弘法伝説があるのですけど、こちらの地域では赤ん坊が関係しているのでしょうか?それから、その日こちらには妊婦連れの家族が安産祈願に訪れていました。



その子安大師様をバックにして、記念撮影をしておきましょう。 おおっ この絵もなかなかいいじゃないですか。 いっそのこと、今回の年賀状写真は……… いやいや、インパクトでは吉良さんより上かも知れませんけど、今年の春から私が思い描いていた路線を大幅に変えることに。 それに「白黒茶々さん、何かあったのですか?」と皆様を心配させてしまう恐れも。弘法様、ゴメンなさい。



その子安大師さんのある弘法山には、ラバーズヒルなるものがあります。 山の斜面を少し下っていったところに設けられたその一角に降り立つと………



蒲郡市内だけではなく、三河湾やそこに浮かぶ竹島を臨むことができます。 そんな絶景を眺めながら………



恋人たちは鐘を鳴らして、愛を誓い合うのでしょう。 こちらでは、家族への愛を誓ってもいいでしょうか?そうしたら、コホン……… 私こと白黒茶々は、ここにいる箔と波にこれからもずっと無償の愛を贈り続けることを誓います。カン……… あれ?なんかこの鐘はきれいに鳴りませんよ。 それよりも、左側に見える赤いジャラジャラが気になる方もいるみたいなので、ちょっと覗かせていただきます。



………なんか、二人の熱い想いにジーンときてしまいましたよ。 今見えるような昼間の風景もいいのですけど、ここから夜景を見ながら告白やプロポーズなどをされたら、私も即お受けしそうです。若い男女の皆様に、幸あれ



ちょっと寄り道してしまいましたけど、ようやく本命の黄金堤にたどり着きましたよ 私と箔がこちらに来るのは7ヶ月ぶり。波は初めてとなります。



まずは、そのミニ堤防を上って………



上のところを歩いておきましょう。



さらに、このあたりで一枚撮っておきます。 前回こちらに来たときには………



こんな感じで見事な桜が咲いていたのですよ。 来年のお花見は、どこに行きましょうか?そして、その堤の下には………



いたいた、いましたよ 赤馬に乗った吉良さんが。忠臣蔵の性悪爺さんとは違って、ふくよかで寛容そうななお顔をしております。吉良さま、来年の年賀状の準備をするために、遠江は白須ぴ宿から白犬二頭を連れてきました。一緒に写っていただけませんか?



こんなに優しそうな彼が「お断り申し上げる」なんて言うハズありません。 私には「御意」って言葉が聞こえてきましたよ。とにかく、彼のおかげでこのような写真を撮ることができました。



もう1パターン、今度は箔と波の立ち位置、いや、座り位置を変えて撮ってみました。 前のと比べてどちらにするか悩むところなのですけど、波がいい感じなのでこちらのほうに決めました あとはこの写真を業者に出して、年賀状にしてもらうだけです。

それからしばらくして、その業者から電話が来ました。「写真が2枚入っているのですけど、どちらを使いますか?」というのです。しまった 候補の写真を両方とも送ってしまった。 「波が左側で箔が右側にいるヤツ」といっても、わかるハズはありません。両方とも白い犬で、パッと見ではほとんど同じですし。そうしたら、どう説明したらいいのでしょうか?
そうだ 「右側のワンコ(箔)の背筋が延びているほうでお願いします」と言ったら「はい、こちらですね。了解しました」ようやくわかってもらえました。 このようにして、箔波賀状は出来上がりました。

箔と波の年賀状(略して箔波賀状)は、前回やり取りした方はもちろんのこと、新たに希望される方にもお送りいたします。 箔波賀状をご希望の方は、mixi やブログのメール(hakubanoinu@mail.goo.ne.jp)等でその旨をお知らせくださいませ。


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コメント (2)
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