波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

ブルーベリーレアチーズの恨み(スピッツクラブ展覧会その3)

2013-11-06 00:01:28 | ワンコイベントの類
こんばんは、白黒茶々です。
先月末に横浜そごうの屋上で開催されたスピッツクラブ展覧会は、14時頃から午後の部に突入しました。 今回は晴天に恵まれ、スケジュールのほうもほぼ予定通りにこなされていきました。 まずはそちらの様子から、入らせていだきます。



そのあたりになると展覧会のほうは佳境に入り、表彰や写真撮影などが続きました。そのような中で、ピース君がG・CH完成の認定式に出ていました。これも、日頃の体調管理や努力の賜物です。ピース君、おめでとうございます。



こちらは、去勢や保護犬などを対象にした、ユニコーン部門の比較検査でしょうか?皆さん、気合い入ってますね。



そのような中で応援席に目をやったら、ねねちゃんとひなちゃんがお疲れモードになっていて………



ギョンさんハル君を肩に乗っけて、手放しでポーズを決めていました。 スピクラ展はもう少し続くのですけど、実は私はこのあとに次の予定が控えているので、そろそろ会場をあとにしなければならないのですよ。
箔を電車用のキャリーの中に入れ、皆さんに「では、また逢う日まで、お先に失礼し………」とカッコよく(?)退散しようとしたら、私が持ち上げようとした箔キャリーの肩掛けベルトがビリッと破れ、箔がキャリーごとずっこけてしまいました。 そういえば、そのベルトが裂けかけていたのを、すっかり忘れていました。 とにかく気を取り直して、いや、キャリーを持ち直して私は横浜駅に行き、そこから湘南新宿ラインに乗っていきました。 途中、山手線に乗り換えたりして向かった先は………



原宿駅です。こちらに来るのは、1年半ぶりとなりますね。 そこから程近いところには………



代々木公園があります。 実はこの日、こちらにスペシャルゲストをお招きしているのですよ。いや、よく考えてみたら、彼のホームグランドともいうべきこの公園に、私と箔が赴いていったので、私たちのほうがゲストなのかも。

公園を入ってすぐのところで、私たちは小さなクレートを抱えたおばちゃんたちと行き逢いました。 そのクレートの中から、どのような小型犬が出てくるのかと思っていたら………



なんと、ミーアキャットだったのです 私は驚きつつも、飼い主さんにお願いして、ミーアちゃんの写真を撮らせていただきました。



さらに代々木公園の中を進んでいったら………



ドッグランに行き着きました。 しかし、この中に入るにはいろいろな条件があるみたいなので、私たちは外から見るだけにしておきます。というよりは、そのドッグランの外っ側が今回の待ち合わせ場所なのですよ。 そこでしばらく待っていたら………



やって来ましたよ サモエド界だけではなく、ワンコ界で大スターのクローカ君が。



彼は10歳を越えたのですけど、まだまだ元気。この日も絶好調な様子を見せてくれました。 私がスピクラ展などで関東方面に行くたびに、彼の飼い主さんのますたさんやこじこじさんにお願いしているのですけど、昨年の秋と今年の春はあいにくの天気で中止に。 なので、今回は1年半ぶりの再会となります。それでも、クローカ君はほとんど変わっていなくて、自慢のもふもふも健在でした。



そうしたら、クローカ君と箔の2ショットを撮っておきたいですね。しかし、カメラのボタンを押す直前になって、クローカ君があっち向いてホイを。



気を取り直してもう1枚……… って、今度は箔がダメじゃないですか なかなか息が合わないのはいつものことなので、かえって「らしさ」が出ているということにしておきましょうか。



今度は場所を変えて、ドッグランの外ベンチがあるところで写してみました。 そうしたら、なんとドッグランの中にいたスピッツが顔を出して、白フワの3ショットとなりましたよ しかし、そのスピの飼い主さんが見当たらなかったので、彼(彼女?)の正体や名前はわかりませんでした。



とかなんとかやっているうちに、なんとか2もふの息が合ったっぽい1枚を撮ることができましたよ しかし、かなり日が暮れてきたので、そろそろ帰路に就かなければなりません。



クローカ君との交流の地から原宿駅までの経路は、ますたさんに案内していただきました。途中でお手紙の解読(ニオイをくんくん)やお返事(シッコ)、「触ってもいいですか?」とか「写真を撮らせてもらってもいいですか?」という声に応えたりしながら歩いていきました。 そのうち私たち一行は、駅のほうに到着。ますたさん、クローカ君、今回はご一緒してくださり、ありがとうございました。 またお逢いする日が来るのを楽しみにしています。

原宿駅からは、来たときと同じように湘南新宿ラインを介していけば、早く近道で帰れるのですけど、私はより良いお弁当やお土産を求めて、ちょっと遠回りして東京駅に向かいました。



そして、久しぶりにその駅に行き着きました。東京駅の駅舎は復元工事がおこなわれ、昨年に建設当初の姿に甦りました。 改札の内側からも、なんとかドームの中の様子を見ることができましたよ。
そうしたら、まずは私の晩御飯となるお弁当を買うことにしましょう。 東京駅の構内には、全国各地の駅弁を揃えたコーナーもあったのですけど、そこはかなり混んでいて、売り切れも続出していました。
そのようなものより、もっと手軽に買えるようなところで、東京のご当地の弁当を扱ってないものかと、探していったところ………



従来からの対面方式のお弁当屋を見つけ、そこでチキン弁当なるものを買うことができました。お値段のほうも800円と手頃で、私にとっては分相応です。中身のほうはケチャップライスに唐揚げ、ポテトサラダとシンプルなのですけど、たいへん美味しうございました。

あとは、ウチへのお土産を買うだけです。しかし、東京駅はそちらのほうも充実し過ぎて、迷ってしまいますね。 そうしたら、前回行ったお店に……… って、いくら探しても見つかりませんよ。 そのような感じで右往左往していった結果、私はセントラルストリートにあるBOBBY JUCHHEIM(ボビーユーハイム)というお店に行き着きました。そこのお店では、レンガロールや東京カラフルプリンが有名みたいですけど、ブルーベリーソースがかかったレアチーズケーキが美味しそうですね これなら、箔母さんやたつぴも喜ぶハズ。「すいませ~ん、これください」店員さんによると、そのスイーツは鮮度が命とのこと。保冷剤を入れてはもらったのですけど、帰ったらすぐに食べさせてあげましょう。

帰りの列車の中では、私も箔も疲れていてガ~ガ~でした。 それでも、乗り継ぐ予定の熱海駅に着く前には、しっかりと起きて準備をしていましたよ。 「そこから先は、列車の車両が短くなるから、今のうちになるべく中央寄りに移動しておこう、おおっと、網棚の上に乗せておいたお土産を忘れないようにしなければいけませんね」その時の私には、抜かりはありませんでした。

しかし、その乗り換える列車は同じホームの向かい側に控えていたものの、私が予想していたよりも車両が短く、乗り換え時間も短かったので、私は箔入りキャリーを抱えて猛ダッシュしなければなりませんでした。
「ふひゅ~、なんとか座れたぞ」 あとは浜松までその列車に乗っていくだけです。「浜松行き、まもなく発車いたします」「はっ 」そこで私は、大事なことを思い出したのです。「お土産を前の列車の中に忘れてきてしまった 」その直後、私は箔と荷物を置いたまま、ホームを猛ダッシュしました。 そのとき私の脳裏には、2年前の夏にお土産に買ってきたモロゾフのプリンを網棚の上に忘れてきて、箔母さんに恨まれた事件のことが思い浮かんでいました。ここで同じ失敗をするワケにはいきません。しかしヘタをして列車に行かれてしまったら、今度は箔や荷物と生き別れるという事態に。 頼む、間に合ってくれ~ 「扉が閉まります、ご注意ください」プシュ~、ガタンゴトン………

そのとき、私は動き出した列車のドアの内側にいました。結局、とっさの判断でブルーベリーレアチーズのほうを諦めることにしたのでした。 ブルーベリーレアチーズ、さよ~なら~
もともとお土産は買ってこなかったということにすれば、万事解決するのでは?というご意見もあるのでしょうけど、私の性格上、それはできません。 いや、それよりも、箔母さんたちにそう言ったとしても、納得してもらえないような気がするのですけど。とにかく、早いうちに謝ることにします。

そして日付変更ギリギリ前に、私と箔は自宅に到着しました。 たつぴはまだ起きていたのですけど、箔母さんは体調を崩して早めに寝てしまったみたいですね。そうしたら、謝罪のワビ助は翌日にまとめてすることにしましょう。

「お土産はいちおう買ったんだけど、また網棚の上に……… ゴメンナサイ」
「また忘れてきたのぉ~~~ 」
私は箔母さんに、ばかばかをやられてしまいました。それだけではなく、「ブルーベリーレアチーズなんて、名前を聞いただけでも美味しそうなのに」とか「昨晩、私をたたき起こして食べさせてくれれば、体調を快復させる自信があったのにぃ~ 」とか言われてしまいました。



私の手元には、お土産の証拠品のレシートだけがむなしく残っていました。せめてたつぴが一緒だったら、監視力がアップして、このようなことにならなかったのに。
その後も箔母さんとたつぴは、ブルーベリーレアチーズのことを根に持ち続けています。この呪いは、私が同じものを買って帰るまで解けそうにありません。


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コメント (14)
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