波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

思い出のナーミー(映画「思い出のマーニー」)

2014-08-16 00:03:43 | 映画情報
こんばんは、白黒茶々です。
波が生まれてから、今月の12日で5ヵ月になりました。 その間に彼女は着々と成長していき………



「サル期」と呼ばれるサルのような顔と頭髪との境目がなくなり、顔つきもなんとなく締まってきました。 ではちょっと失礼して………



歯のほうも見せてくださいな……… って、なんか怖い顔になってしまいました。 生後3ヵ月でウチに来てから、波の乳歯は抜けていき、最近になってすべてが永久歯に生え変わりました。 このようにして大人に成長していくのは、喜ばしいことなのですけど、幼い頃の彼女は思い出に変わりつつあります。 嗚呼、思い出のナーミー………



………って、かなり強引にそのタイトルに繋げてしまいましたけど、今回私が触れたかったのは、スタジオジブリの最新作で現在上映中の映画「思い出のマーニー」なのですよ。 その作品は米林宏昌氏が監督を務め、イギリスの児童文学をもとにして、舞台を日本の北海道に持ってきました。このあたりの流れは「借りぐらしのアリエッティ」と同じですけど、中身は似ているのでしょうか?とにかく、その作品を観に行ってみることにしましょう。



今月初頭のある平日の夜に、私は県境を越えた愛知県豊橋市にある映画館のユナイテッドシネマ豊橋18に向かいました。 そういえば、映画を観に行ってこの箔波日記で映画ネタをまとめるのは、5月以来ですね。では、8時以降のレイトショーの1100円を払って、座席に座りつつ本編が始まるのを待つことにしましょう。 そして、私の目の前に映し出されたのは………



車がロボットに変身して動く姿が妙にリアルで生々しい「トランスフォーマー ロストエイジ」でした。その映画の予告編のハズなのに、なぜか映像のほうでは撮影している様子をアピールしているのですよ。 この作品は、今月8日から公開されて……… って、すでにやっているではありませんか!



こちらも、現在上映中の「STAND BY ME ドラえもん」3DCGにございます。あの「ドラえもん」が3DのCGアニメになってやって来たのですけど、それだけではなく泣ける話を集めたそうです。 しかもその監督は「ALWAYS~三丁目の夕日」シリーズや「永遠の0(ゼロ)」も手掛けた山崎貴氏というではありませんか こちらの作品も、必見ですね。



映画の予告編の他にも、「ごはんかいじゅうパップ」の映像も流されました。今回の題材はチキン南蛮みたいですね。「 パッパラプパップ、チキチキなんばん………」というコミカルなアニメと歌が頭から離れませんよ。 嗚呼、チキン南蛮が食べたい
そのあと、お約束の「ノーモア映画泥棒 」の映像があり、ようやく「思い出のマーニー」の本編が始まりました。



中学生の杏奈は幼い頃に両親を亡くし、都会(札幌?)の養父母のもとで暮らしていました。 しかし、彼女はまわりには心を閉ざしていて、友達がいないタイプでもありました。彼女はそんな自分がキライなのですけど、なかなか素直になれません。最初私も「なんだコイツ 」と思ったのですけど、これからこの作品を観る方はどうか寛容に受け止めてあげてくださいませ。 しかも、杏奈は喘息の持病も持っていて、映画が始まって早々にその発作に見舞われるという散々な目に。



そんな彼女に、医師や養母の頼子は、夏休みに空気のきれいな海辺の村(釧路湿原のあたり?)の親戚の家で養生することを勧めました。「私のことを、厄介払いしたくて………」これこれ杏奈さん、そんなふうに思ってはいけませんよ。



療養先となる大岩夫妻は、杏奈のことを暖かく受け入れてくれました。 彼らの自家用車はスズキのジムニーシエラだと思われるのですけど、その車種には設定のない5ドアなのですよ。それはまあいいとしても、大岩さん、もっと車の中を整理しておいてくださいな。 さすがに信楽焼のタヌキは、やり過ぎですよ そのような中で、彼女は入り江に面して建つ古い屋敷を目にしました。 そこは長い間空き家となっていて、地元では湿っ地(しめっち)屋敷と呼ばれていました。それでも、彼女はその屋敷に惹かれ、そこにどこか懐かしさも感じました。それだけではなく、夢の中にまでその屋敷が出てきて、その部屋の中に閉じ込められた金髪の少女の姿が見えたりしたのですけど、これはいったい………



そんなある日のこと、杏奈は村のお祭りで地元の中学生とやりあって、その場を飛び出してきてしまいました。 そして行き着いた先は、先述の湿っ地屋敷のある入り江。 そこで、またしても自己嫌悪に陥り泣いていたら、彼女の目の前に夢で見たあの金髪の少女が現れたのです。



彼女の名は、マーニー。杏奈はマーニーとすぐに打ち解け、それ以降もその場所で逢ったりしました。そして「私たちのことは秘密よ、永久に」という約束をするのですけど、それっていったい………



それから、再び杏奈が湿っ地屋敷を訪れたら、マーニーがいるハズのその屋敷には人の気配がなく、空き家状態だったりと。 それだけではなく、その屋敷には新たな住民が越してくることになり、それにともなってリフォームが進んでいました。 そのようにしてやって来たのが、こちらの彩香(さやか)にございます。家の外にいる杏奈を見つけた彼女は、今作品のテレビCMにも出てくるあの名ゼリフ「あなた、マーニー?」を言ったのです。 また、彩香はその家でマーニーが書いた古い日記帳を見つけ、彼女に興味を持ちました。



それだけではなく、久子という年配の絵描きも、マーニーのことを知っていました。彼女の話によってマーニーの謎が明かされるのですけど、そこには愛がありました。 果たして、気になるマーニーの正体は………
あまり言ってしまうとネタばらしになってしまうので、気になる方は映画館でお確かめくださいませ。それでも、ギリギリのヒントを言ってしまえば、杏奈とマーニーの目の色が同じなんですよね。

「思い出のマーニー」は、杏奈の海辺の村でのひと夏の思い出を描いているのですけど、その間に彼女はすごく成長します。とはいっても、背丈の話ではないですよ。 とにかく、見終わったあと爽快な気分になれます。観ておいて損はないので、気になる方はぜひ映画館のほうに足をお運びくださいませ。


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6 コメント

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あ~、見なくっちゃ! (けいママ)
2014-08-17 00:13:23
娘と速く見に行かないと~っていいながら今日に至ってます。
茶々さんは行動的なお父さんで羨ましいです。
解説を見たらさっそく映画館に行かなくちゃ

明日から何と娘が5連休
さっそく行ってみましょう
   
いつも情報いち早くお知らせ下さってたすかります。
あとは私の行動あるのみ
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けいママさん♪ (白黒茶々)
2014-08-17 23:31:10
実は私もちょっと迷っていたのですけど、たまたまあいてる日があったので、思い切って観に行ってきました。 今回の作品は、原作がしっかりとしているので、期待を裏切ることはないと思います。

お盆明けなら、映画館のほうも空いてるでしょう。もし会員登録されているようでしたら、モトを取ってきてくださいませ~
返信する
マーニーと乳歯 (ゆうか)
2014-08-18 01:19:22
うわぁ、見たい誘惑がw
サラリと解説ありがとうございます♪あと、ネタバレもしないでいてくださり嬉しい限りです☆

波ちゃ、すべて永久歯になったのですね~♪
立派な永久歯が生えているのを見て、瑠璃花もこうなってくれたらいいなぁと思いました☆
下あごの犬歯かわゆいです
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Unknown (ユミママ)
2014-08-18 10:58:48
波ちゃん永久歯がそろいましたか。
早いな~~。
これからは固めのおやつもバッチリですね。( *≧艸≦)

マーニー観に行ったのですね。
ジブリ作品は何本か観ています。
もののけ姫が大好きで2回観に行きました。
ジブリは今後どうなるのでしょうね。
小休止と言っていましたが
駿さんの引退が大きかったですね。
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ゆうかさん♪ (白黒茶々)
2014-08-19 00:27:33
ジブリ作品としては昨年末の「かぐやひめの物語」、米林監督のものとしては4年前の「借りぐらしのアリエッティ」以来となりますけど、今回のものは一味違って見応えがありましたよ。 ネタバレのほうも、このぐらいならギリギリOKでしょうか?

波の歯は、2ヵ月前にウチに来てから抜け始め、その間に落ちている乳歯を血眼になって捜しました。 瑠璃花ちゃんは生え変わりの真っ最中でしょうか?いい歯が生えることを私も願っています。
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ユミママさん♪ (白黒茶々)
2014-08-19 00:33:30
もうちょっと子供の歯を堪能しておきたい気持ちもあったのですけど、波は着々と大人になっていっているみたいです。 永久歯になったら、多少固いものでもバリボリいくでしょうか?

ちょっと迷ったのですけど、「マーニー」を観に行ってきました。今回の作品は駿さんは関わっていないのですけど、絵がきれいでストーリーもしっかりとしていてけっこうよかったですよ。
「もののけ姫」、先日ロードショーでやっていたものを私はつい最初から最後まで観てしまいました。
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