波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

たつぴのラストコンサート

2017-06-28 01:06:11 | 家族
こんばんは、白黒茶々です。
白黒茶々家の1人息子のたつぴは高校3年生で、学校では吹奏楽部に入っています。 ちなみに彼の担当は、打楽器ことパーカッションであります。彼にとっては部活生活最大の魅せ場であり、集大成でもあり、最終公演となる定期演奏会が6月に控えていたので、その数ヵ月前から遅い時間まで練習や準備を重ねてきました。


※写真は昨年の様子です。

定期演奏会は毎年この時季におこなわれているのですけど、一昨年前は土曜日に開催され、私はその日は仕事があったのでそれが終わり次第駆け付ける形となりました。 昨年は日曜日におこなわれたのですけど、その日は名古屋でのファイターズの交流戦の試合と重なり、二兎の上半身と下半身を取るという選択を……… いや、とにかく私はその試合の途中で駆け付けたので、こちらもまた定期演奏会は全部は観賞できませんでした。



そんな感じで迎えた、今回の公演。昨年と同じ日曜日で、会場も一緒でした。この日はたつぴにとっても私や箔母さんにとっても大事な行事となるので、私はそちらのほうを最優先しました。 そういえば、彼の中学の頃の音楽部の演奏会も、私は都合がつかなくてなかなか行けなくて、最後の最後となる県大会で、初めて彼らの演奏をフルで聴いたような。 とにかくそのようなワケで、今回は心置きなく味わわせていただきます。



6月18日の夕方に私と箔母さんは、浜松大平台高校吹奏楽部の定期演奏会の会場となる、浜松市勤労会館(Uホール)にやって来ましたよ この日は午後から小雨が降り始めたので、昨年とまったく同じような感じになってしまいました。 それでも17時の開場前から、続々と人が集まりつつありました。



この場所でこの校名を見ると、感慨深いものがあります。



私たちが会場入りしたあとも、客席は賑わって参りました。開演まであと少し。とても楽しみです。



そうしているうちに、演奏会がいよいよ始まりましたよ 「オリジナル・ステージ」と銘打った第1部は、ポスターにもあった通り、「ハイデックスブルグ万歳」「雲のコラージュ」「アルメニアン・ダンス パート1」「コンサートマーチ アルセナール」などといった楽曲が演奏されました。



中休みを挟んでからおこなわれた第2部は「ポピュラー・ステージ」ということで、東京事変の「女の子は誰でも」、葉加瀬太郎さんの「情熱大陸」、Louis Primaの「Sing Sing Sing」Alan Menkenの「美女と野獣」など、最近のヒットしたものやポップな曲が飛び交いました。それらに合わせて、部員たちの衣装も変わっていますね。



そのような中でたつぴは、マリンバや………



ドラムを担当し、軽快かつ力強くバチをふるっていました。



それから星野源さんの「恋」も、やはりドラムが命ですよね。 その際には、「恋ダンス」も出たりして、大いに盛り上がりました。



昨年は演奏の演出で、きゃりーぱみゅぱみゅさんっぽいのが出てきたのですけど、今回はブルゾンちえみさんのような「ブルゾンゆみ」なるものが現れて……… 名前は最後の「み」しか重なっていないような………、いやいや、とにかくかなり本人に似せたネタが見事にハマって、観客には大ウケでした。



ずっと聴き入っていたい演奏会だったのですけど、終わりの時間がやって来てしまいました。その際には、今回のイベントをもって引退する3年生が舞台で横一列に並びました。その中には、たつぴの姿も。彼らを代表して部長が挨拶し、今まで苦楽を共にしてきた部員たちとの思い出や、感謝の言葉を語ったのですけど……… この日をもって終わりだと思ったら、涙が止まりません。なんか、披露宴の最後に花嫁が両親に送るメッセージみたいにも思えてきて、私も涙腺を刺激されてしまいました。



それに引き続いて、3年生たちは森山直太朗さんの「虹」を合唱しました。これは、人の出逢いと別れは限りなく儚く、その短く美しい時間を虹に例えている歌で、この場面にとても合っていました。

とはいっても、このまましんみりと終わるというワケではありませんでした。彼らは今回の演奏会の締めの曲として「ディープ・パープル メドレー」を用意していたのです。 その中でもたつぴのドラムは、いい音を出していましたよ。特に、最後のジャジャジャ~~~ン!のあたり(?)なんて、シビれましたよ
演奏会は以上をもって終わりなのですけど、その直後に客席から手拍子とともに「アンコール!」のコールがありました。 もちろん、そのような状況に備えてある曲を用意してありますよ 正真正銘のこのイベントを締めくくるその曲とは………


♪そよか~ぜ~の~かおりのなかにく~る~ま~れ~て~………

昨年と同じ、浜松大平台高校の校歌でした。しかも、3番までのフルバージョンですよ。 客席ではこちらも昨年と同様に、吹奏楽部の友情応援に来ていた野球部の部員や、彼らの父兄らが声高らかに歌っています。同校の卒業生やOBではない私も歌っているので、パソコンやスマホの前の皆さんもご一緒にどうぞ

そのあと、吹奏楽部は片付けに入ったのですけど、その会場から学校までは交通の便が悪いということもあって、私と箔母さんはたつぴが出てくるのを待ったうえに、彼を学校に送っていきました。 さらにそこから出てくるのを待っていたら、かなり遅くなってしまいました。



全てが終わったあとにイタリアンのSゼリアで晩御飯にありつけたのは、22時を過ぎてからのことでした。 その時たつぴは、後輩たちからたくさんのプレゼントをもらい、みんなからもよくしてもらって、とても幸せそうでした。親バカを承知の上で言わせていただくと、今回の演奏は昨年より上達していて、素晴らしかったです。 発表の前は毎晩遅い時間まで、休日も返上して練習してきたのに、文句も言わずによく頑張りました。辛く苦しいことのほうが多かったと思いますけど、仲間と力を合わせてある目的を成し遂げた経験は得難いもので、きっと今後の人生の糧になるハズです。これから卒業後の進路について具現化していかなければならないのですけど、私たちは彼を信じて見守ることにします。 どうか来年の春には、笑って卒業できますように~


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