波と狛のつれづれ日記

日本スピッツ波と狛と、ときどき箔

ラッパの達人

2008-05-03 03:12:22 | Weblog
こんばんは、白黒茶々です。
毎年5月3日~5日の間に開催されている浜松まつり、今年も私は浜松市在住の親戚を頼ってそのイベントに参加することにしました。 



今回もその中で、大凧あげに勢いをつけたり、練りの行進に元気を与える役割を担うというラッパ隊に加わることにしました。しかし、いきなりぶっつけ本番では危険なので………



一年のブランクを経て、上手く吹くことができるのかどうか、近くの海岸で試してみることにしました。もちろん、箔も連れてですよ。 その後方になにやら怪しい人影が見えるのですけど、どうかお気になさらずに。 えっ、それは私じゃないかって ち、違いますよ 一緒についてきたたつぴですよ。 たつぴ、そんなへっぴり腰ではなく、もっとシャキッとしなさい 思わず脱線しそうになりましたけど、話は浜松まつりに戻ります。
しかし、その日練習場に選んだ海岸には、なぜかたくさんのギャラリーがいました。 これはヘタな演奏をするワケにはいきません。



「わぁ、白い犬、カワイイ~ 」するとそこで、箔に駆け寄ってくるカップルがいたのですけど、箔はなぜかそこで借りてきた犬状態になっていました。 そのうち彼女のほうは箔を触りまくり、箔もまんざらではない様子だったのですけど………
突然彼女は「みみ 」とか「しっぽ 」とか言って、犬の最も嫌がる部分をつかみ出したのです。
以前箔母さんは、同じような感じで触れ合っていた犬に突然「へむっ 」とマズルをつかみ出し、激高したその犬からとび蹴りを喰らったことがあります。彼女は、不意打ちを喰らった箔の怒りを買い、危険な目に遭う恐れがあったのですけど………
その場の雰囲気を壊したくなかったのでしょうか?なんと箔は静かに耐えていたのです。彼女に注意しそびれた私にも責任はあるのですけど、箔や、その対応はアッパレだったぞい。

おおっと、ラッパの練習でしたよね。 まだ近くにギャラリーがいたのですけど、仕切り直して吹いてみることにしました。 さあ、まつりの中にいる自分の姿をイメージして………



よしよし、いい感じでその場面に自分を据え置いてみることができました。そこでは、私は隊列の先頭付近でラッパ隊に混じっています。 さあ、いよいよ私の順番です 気合を入れて、せ~の~
スコ~     あ、あれ
それまでノリノリだった人たちは調子を狂わせてしまったみたいで、「おいおい 」という視線が私に向けられました。 これはいけません。いっそのこと、その場から脱出してしまいましょうか  

 

妄想から醒め現実に戻ると、箔が「おいおい 」というような表情でこちらを見ていました。「そんな顔をしなくても大丈夫だよ、きっとすぐに勘を取り戻せると思うから 」しかし、その日はいくら練習しても、自分に納得のいく音色を出すことはできませんでした。 もうダメです。 このままでは出場辞退は避けられそうにありません。



………ところが、翌週に再度ラッパを吹きに来たら、いい音が出たではありませんか  箔も喜んでくれているみたいですし………えっ、ちょっと意味合いが違っているって ええそうです、このテンションはおやつで強引にあげましたとも

まつり本番まであとわずかとなりました。 早く来い来い浜松まつり~~~ 

コメント (8)
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