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沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

宣言撤回!

2008年05月07日 | ダイビング

 今日は水納島北でダイビングをしてきました。ミューの新兵器ストロボ&ワイコンの性能を確かめるのが最大の目的。利用したショップは海洋博公園近くのSEA GARDENさん。ガイドはY原さんという、なんと名護んちゅの方でした。大きな声で元気よく、かつ親切な対応をしていただきました。

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 さて、新兵器の感想ですが…。上の写真をご覧になればお分かりかと思いますが、結果からいうと、ワイコンには満足。でもストロボは物足りない、というところです(使い方が悪いのかもしれませんが)。熱帯魚の群れを広角で収めきれてはいるものの、光が足りず、青みが強く残っています。FULL発光にしたのですが、これがGN((ガイドナンバー)14の限界なんでしょうか? 下写真はの群れ。鮮やかな黄色だけが何とか存在感を出しています。

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 まぁ、曇り空だったのもあるでしょう。太陽がさんさんと降り注いでくれたらもうっちょっと彩りがあったはずですが。今後、ISO感度を上げる、絞りを開くなどして使いこなしていこうかと思います。

 初ダイブとなった水納島。天気には恵まれませんでしたが、海上は超がつくほどのPhoto_3 (なぎ)! 同行したKさんという千葉から来た四、五十代の女性(定年を迎える旦那さんはゴルフとか)も「プールみたいですね」と驚きの表情。おかげでほとんどストレスがなく楽しめました。ダイブする直前、50㍍前方にウミガメの姿が見えたので、もしやと思いましたが、水中では会えませんでした(泣)。右写真は、の前を横切るイットウダイ系の魚。あぁ、光がもうちょっと強かったら(笑)

 ヤンバルに来たからには、本部の海を潜りまくろう、という「目標」の一歩を踏み出せました。定期的な活動にしたいですね。一人ぼっちは寂しいですが、しばらくは仕方ありませんな。

 ところで、遅まきながらのGW。前回のブログで、四連休の絶対取得を宣言しましたが、明日で最後となった今日、宣言を撤回するはめに! もちろん業務上の理由です。最後の日は読書したり、DVDを見たりと「癒やし」の日にするはずだったのですが! くぅぅ、これもサラリーマンの宿命。仕事がある喜びを感じ、業務にいそしみたいと…。

 くそー、夏休みは完全取得してやるぅ!


「日本一のさんご礁」デビュー

2008年02月02日 | ダイビング

 先日、ついに石西礁湖デビューを果たしました! 石西礁湖とは言わずと知れた国内最大のさんご礁群垣と西表の間にあることが名の由来)。さらにサンゴの種類数では世界一とも言われ、まさに沖縄が世界に誇る海の財産なんです。慶良間、与那国、辺戸岬ドーム、大浦湾などなど、初心者ダイバーにしてはかなり広範囲に潜ってきたハチローですが、ここを潜らなきゃウチナンチュダイバーとはいえない、と常々自分にプレッシャーをかけていました(笑)。

 案内してくれたのは地元ダイビング界で長老的存在のSさん。ショップ経営だけでなくオニヒトデ退治やらリーフチェックなどで率先して活躍されている、八重山ダイバーを代表する方です。が「昨年の台風、オニヒトデ、白化現象でサンゴが激減しているから、あまり期待しないでね」とのこと。そうです。石西礁湖は昨年、今年と過去最大に匹敵する致命的ダメージを受けているのです・・・。まぁ、どの程度の被害なのかも目に焼き付けておきたかったのではありますが。

 ポイントは竹富島の南。曇り空で寒かったのですが水温は23度、崎本部よりはマシでした(笑)。下写真は多彩なサンゴが息づく上を浮遊するSさん。彼の言うとおり、海底は砂地や、死んでただの岩のようになったサンゴが数多く見られましたね。あと昨年の巨大台風で、根からごっそり折れたサンゴの姿も・・・。

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 2本目は場所を移動。「少しでもきれいなサンゴを見てもらいたい」というSさんの気持ちです。「巨大なコモンシロサンゴの群落を見せましょう」とのこと。期待して潜ったハチローを裏切らない光景が目の前に現れました!下写真です。

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 多少、近寄りすぎた感もありますが・・・イボイボが気持ち悪いという方もおられるかと(笑)。しかし、サンゴから飛び出てくるデバスズメダイの数も凄くて、幻想的なSCENEでしたよ。さんご礁は「海の命のゆりかご」と言われるのが分かるような気がしました。

 最後に向かったのは「スカシテンジグダイの群れを」と案内されたポイント(下写真)。確かに群れていましたが、一匹一匹のあまりの小ささによく分からない絵に(笑)。ハチローの腕のせいでしょうね・・・(泣)。

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 コモンシロサンゴに感動し、そして思っていた以上に沖縄の海の危機的状況を感じる2DIVEでした。

 おまけの一枚を・・・。石西礁湖で狩りをするカツオドリです(船上からミューで撮影)。初めて見ましたが、大きかったですねー。

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 ところで、ハチローが海の中にいる間、陸地では千葉ロッテマリーンズのキャンプインがPhoto_4 あり、盛り上がっていました。何といっても地元が生んだ英雄大嶺祐太の凱旋でもありますからね(八重山商工旋風を覚えていますか?)。時間のなかったハチロー、空港に向かう前に妻へのお土産として八重山名物のかまぼこを購入(右写真)。その名も「マリーン・ボール」(!)。サイン入りボールを真似た紙ケースに入っているところと、まさにボールのように丸い形がウケますな。アーサとボーボーの2種類を選びました。お味は・・・まぁまぁだったかな(笑)。

 さてさて話は変って・・・。

 以前、新しい世界への挑戦として異動願いを出したハチロー。その願いが現実のものとなりそうです! まだ正式に決まったわけではありませんが、上司らの話を聞いていると、ほぼ間違いないかと・・・。

 34歳、体力低下とおでこの広がりが加速するプチおじさんですが(泣)、また新たなエネルギーが沸いてくるような気がします! 正式決定にはまだ一ヶ月ほどかかりますが、その際は改めてご報告させてください。

 石西礁湖ダイビングでの筋肉痛が今更襲ってきたので(笑)、今日はもう寝まーす。


アオの真実

2008年01月21日 | ダイビング

 先日、名護市近海でダイビングをしてきました。天然記念物にして絶滅危惧種ジュゴンの生息地として有名な湾です。同時に普天間飛行場の移設先に決まった辺野古も近く、移設工事が始まったときの環境破壊が懸念されています。

 昨年九月にアオサンゴの群落が見つかりました。北半球最大といわれる石垣の白保ほどではないのですが、それに次ぐ規模ということと、沖縄本島の東側に存在するということで、マスコミ報道により一躍脚光を浴びました。

 縁があって、地元のエコツアーを展開しているHさんという方に案内してもらいました。水深10㍍ほどのところに広がるアオサンゴ群落は、それはそれは美しい自然の造形物でした! 伝わるかなぁ。下写真です。 Photo

 ひだになっているそのほとんどがアオサンゴです(と思われます・・・)。確かにすごい群落ですね! ちなみにアオと言っても、見た目は青色ではないんです。実は中身の骨格が青いということが名の由来 なんです(だからと言って折って確かめたりしてはいけません)。 

 石垣、慶良間の折り重なるテーブルサンゴも素晴らしいで すが、こちらも景観でした。熱Photo_4帯魚も小粒ながらたくさんいましたよ。Hさんによるとマスコミ報道されてからファンダイバーの数が激増したようです。近くのリゾートホテルにはダイビングサービスもありますし、そこにとっては超目玉スポットなるのでしょう。いやいや、それだけでなく、北風が吹く冬、ポイントの選択に困る沖縄中のショップが押し寄せる可能性も多々(怖!)。そっとしておきたいというのは自然保護派のおごりでしょうか。どちらにしろ大事に有効利用してもらいたいものです。

※右写真は群落近くにあった巨大なハマサンゴ(と思われます)。これだけ大きくなるのに相当の年月をかけているでしょうね。

 残念ながらアオサンゴの中にあったはずのシャコ貝などがすでに密漁されているとのこと。Hさんは「荒らされる前に、早く保護のための自主ルールを地域住民でつくらなければ」とポツリ。同感です。

 さて、船に上がり港に戻る際、Hさんが対岸を指差しボソっと教えてくれました。「あれが所ジョージの別荘」(!)。確かにありました。広大なリゾートホテルの隣に、負けず劣らず広大な敷地面積を持つ別荘が!(下写真)

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 広いでっすねぇ~ (かつての所ジョージ風)

 あぁ、所さんと友達になりたい・・・。

 ※この別荘はTVなどで何度も放送されており、すでに有名ですぅ。

 さて! 気付けばハチロー、今回のダイブでめでたく30本達成となりました。ぱちぱちぱちぃ~。当面の目標である50本までは遠い道のりですが、この夏のアドバンスコース挑戦とともに、頑張っていきまっしょい!


08潜り初め

2008年01月03日 | ダイビング

 どぅしぐわぁにしてダイブ師匠ヤスーン!と2008年度の潜り初めに行ってきました。向かったのは本部(もとぶ)町の崎本部(さきもとぶ)。数年前、ヤスーン!に連れられてハチローらが初めてダイブした思い出のスポットです。ヤスーン!の(会社の)車で向かいました(下写真)。アイポッドでR&B系ナンバーを聞きながらCOOLに飛ばす師匠です。

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 北風が吹き、ほとんどのスポットが閉鎖するなか、本部半島の南にある崎本部はほとんど状態でした(下写真)。そして写真右は名物の奇岩ゴリラチョップ。文字通りゴリラがチョップしてるように見えることから付いたもの。そのままダイビングスポットの名称にもなっています。Cカード講習によく使われるということで、20名ほどのダイバーの姿が見られました。※1DIVE後に撮ったので水滴が付いています(すんまそーん)。

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 ところで・・・寒かったです!(笑)。ダイコンを見ると水温は21℃。マイログで確認すると昨年2月の与那国ですら24℃。そりゃ冷たいっちゅーに! 更に海風に体温を奪われたヤスーン!は生まれたての子羊のようにブルブル震える有様。「沖縄の海の方が寒いなんて・・・」。先週まで東京の川底で仕事をしていたザ・潜水作業士の言葉が、全てを物語っています。

 さて、海中ですが・・・。あちらこちらで講習風景が見られました(下写真)。まるでプールのような穏やかな海ですからねぇ。やりやすいんでしょう。

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 次は、指を鳴らし餌付けするふりをして、無邪気なロクセンスズメダイを呼び寄せる「そば寄れ詐欺」師ヤスーン!。おかげでシャッターチャンスが増えたハチローです。

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 サンゴ礁的にはそう豊富なポイントではありませんが、意外にソフトコーラルが群れていまPhoto_4 した。小さなお花畑という感じですね。右写真はデバスズメダイなどが群れるソフトコーラルです。しかし、可愛い熱帯魚などはそれなりにいましたが、大きいサイズや希少モノにはなかなか出会えず・・・。「命のゆりかご」というには少々寂しい光景でした。近くで海岸工事も行われていましたから。影響があるのでしょうねぇ。

 そんな中、今回見た海中生物の中で一番の大物だったのがコブシメ(コウイカの一種)。でも残念ながら遠くて、写真にも小さくしか写ってないものでUPは控えます。でも一匹しかいなかったなぁ。今はまだ産卵の時期、相手の見つからないオスだったのかもしれませんね。ガンバレ~!

Photo_5  そして今回、ある意味ハチローイチオシの写真をご覧下さい。左です!そうです、突如海底に現れたエイリアンです!逃げろ!ヤスーン!。・・・ではなく(笑)、変った形のサンゴ(?)でした。でも目らしきくぼみが二つあって、恐竜ティラノサウルスにも見えますなぁ。これだけ特異な形をしているので、常連さんらには何らかの名称を付けられているのかもしれませんね。

※そうでなければ、ハチローが発見した奇岩スポットにしてください(笑)。

 ところで、崎本部は白い砂地が広がるスポットでも有名。魚やサンゴを見飽きたら、フラフラと水中浮遊をしながら白と青Photo_6のコントラストを楽しむこともできます。右写真はまさにそういう世界に漂うヤスーン!。※実際は、ハチローのために一生懸命マクロ生物を探しているところなんですが(笑)。

 でもこういうところって、海中ながら空を飛んでいる気分を味わえるから不思議です・・・。

 満足の2DIVEでした。楽しかったぜ、ヤスーン!

 せっかく本部まで来たということで、お昼はハチロー一押しの岸本食堂へ! 中学生以来だというヤスーン!。10分ほど並んで待ちましたが、二人とも特盛り(700円)で腹を満たしました。名物ジューシーは売り切れでしたが、美味しかったですぅ。

 帰路はかなり込んでいました。北部からの帰省ラッシュでしょうね。

 帰宅後、器材を風呂場で洗っている最中も、太もも、ふくらはぎがパンパンです(泣)。仕事初めである明日、ハチローの肉体はどうなるのでしょうか・・・。

 前回、08年の決意を述べた以上、乗り越えなければなりませんな(笑)

 


バディ1号&2号とチービシ体験

2007年11月18日 | ダイビング

 昨日、社内バディ第1号モーリーと第2号タカの3人でダイビングをしてまいりましPhoto_3 た!  同期入社のタカとは初バディ。前々から「一緒に潜ろうぜ」という話はしていたので念願がかなった形。ただ、社内でも有数の超プラス志向タカ。どちらかといえば猪突猛進型でもあります。以前、本部崎ではタンクが外れパニくったという話を聞いていただけに少々不安でもありました・・・。対して前回、北谷の宮城海岸で10年ぶりのダイブを無難にこなしたモーリー。「僕は船が苦手で・・・」と言ってはいましたが、北谷でのスムーズなダイブに安心していました。右写真は乗船して5分後のモーリー。「いやぁ、もう気分が悪くなってきました・・・帰りたいっす」。おいおい!

Photo_5  天気はあいにくの曇り空。利用したのは那覇市内の「BLUE ナントカ」というショップ。那覇の三重城港から30分程度でチービシの一角ナガンヌ島南に到着しました(左)。※この二人はガイドさんです。アンカーを下ろす準備中。

 水温は24度。経験数10本以下、ブランク1年ちょっとぶりという明らかに初心者ダイバーのタカが先頭を切って飛び込みました。その勇ましい姿にハチローも安心して続きました。モーリーもガイドさんに突き落とされるように海へ(酷)。ついに三十男三人のチービシ・デビューです!

 なかなか沈まないモーリーをガイドさんが首根っこを押さえるような感じで沈めていきました(再酷)。慎重を期してウェイト4㌔にしたハチローも息を吐きつつ潜行。アンカーに到着。熱帯魚が出迎える中、周りを見渡すと先陣を切ったタカがいません! 上を見るとまだ浮いたままでした。何かあったのかと浮上すると「ガイドさん! ウェイト足りないや! もうちょっとちょうだい!」と叫ぶタカの姿が・・・(笑)。デブのハチローと同じウェイトなので沈まないはずはないと思うのですが。案外緊張して肺がパンパンになっていたのでしょう(笑)。ハチローも最初のころを思い出しましたよ。笑えませんねぇ。

 さて何とか出発したものの(タカのおかげで5分ほどロス)、ハチローの新バディ1号&2号は、まさに珍道中!。まるでヒトデのように大の字になったままぐんぐん上昇していくモーリー(ハチローがとめました)、ウェイトが重すぎたのか、サンゴ礁の上でバランスが取れなくなり、ジタバタしたあげくインリン様のごとくM字開脚を披露するタカ・・・。そして下写真は、モーリータカの頭をフィンで蹴ってしまった瞬間です。頼む!危険な水中で笑わさないでくれ!

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 さて海の中は、絶景やら希少価値的なお魚などは特にいないものの、熱帯魚の数、サンゴ礁もまずまずな感じ。ガイドさんが「クマノミとキスをします」とノートに書いたので注目していると、下写真のようなシーンが・・・。うぅ~ん、キスというより攻撃されているような・・・。

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 ところで、このガイドさん。海の生き物を触りまくりなんですなー。客に楽しんでもらいたいPhoto、いいものを見せてあげたい、という思いは伝わるのですが、クマノミのいるイソギンチャクを 指示棒でいじくりまわるのはどうかと・・・。クマノミ三世帯は大パニックでした。そしてしまいにはその辺をプヨプヨと漂っていたコクテンフグをつかまえてこんな感じ(右写真)。コクテンフグが「苦しぃ!出してくれぇ!」と言わんばかりにプーっとふくらんでいます。確かに面白い絵ですが(笑)、ダイビングはあくまで観察目的、海の生物には触らないというのは基本だと思うんですがねぇ・・・。海にとってダイバーはあくまで外来者、と各ダイビング雑誌でも教えているではないですか。バディ1号2号は大喜びでしたが・・・。

Photo_2左写真は熱帯魚に囲まれるモーリー。美しい絵ですが、彼は浮かび上がるのを防ぐため岩をつかむのに必死でした(笑)。

 さて、こんな感じの1号&2号との初ダイブでした。楽しかったですねぇ。ちなみになぜ、チービシを選んだかというと、北風が強まりつつあるここ沖縄、西海岸はほとんどその影響を受けダイビングどころではないそうです(知りませんでした)。よって北風の影響を受けない島の南側(本島で言えば大度か本部崎くらい)を選択するそうです。チービシも基本的には×ですが、島の南側なら大丈夫とのこと。

 最後は久々に現れた南洋アザラシの写真です。寒い冬に向けてさらに脂肪を蓄えたようですね。しかし頭頂部は寒々としていますなぁ・・・。東京湾に浮上したゴジラのような貫禄です。Gojihati

 お寒い冗談はさておき・・・。陸にあがった三人は空っぽになった胃袋を満たすべく、「嶺吉食堂」へと。港湾労働者、サラリーマンに大人気の食堂です。名物あしてぃびち(煮込んだPhoto_4豚足)は、容器を持ってそれだけを買いに来る客もいるほどの絶品。ハチローらは「につけ」(700円)を注文。どうです、この迫力! 中央のあしてぃびちはもちろんいしゅうございました! あじくぅたぁとゼラチン部分の柔らかさ。他の店では味わえません。食後「また潜ろう」と約束し、海の珍道中は終わりました。

 さて、大満足の3人ダイブを終えたハチロー、自宅で一眠りしたあと、大学時代の友人ミヤシュン結婚披露宴へと行ってきます。3時までコースとなった(泣)その模様は次回お伝えします。

 


やいま報告 3日目(9/23)

2007年09月27日 | ダイビング

 やいま旅行第3日、ついにマンタダイビングを決行しました! ショップは川平にある「ちぃむどんどん」。方言で「心臓どきどき」または「胸わくわく」という意味です。生粋の川平んちゅ野底さんがオーナー兼ガイドです。「なるべくウチナンチュの店を使おう」という熱い郷土愛(?)からネットで探しました。価格もネット割引で2DIVE1万円ぽっきり! ありがとうございます。

 さて、いきなりマンタというわけにもいかないのでで、1本目は「米原Wリーフ」へと。潮流もPhoto_3 なくサンゴ礁の豊富な人気ポイントです(右写真)。小型のボートに乗って出港。同乗者は野底さん、新婚らしきカップル(体験ダイビングとのこと)、ABEさんという名門H大の女子大生(一人で来るなんて、と、都会のおなごは自立しとるばい)、そしてもう一人のガイドさん(耳が不自由という女性でしたが、とても親切に対応してくれた方でした)の計6名。十数分で着きました。

 新婚カップルは女性ガイドさんが担当し、ハチローとABEさん野底さんがガイドすることに。ところで、ABEさんは名門H大のしかも水産学部4年生ということで、ハチローなぞより海の知識が豊富でした。ただダイビング自体は2年ぶりで計10数本の経験ということで少々不安げな顔でしたが・・・。

 潜ってみて感動はすぐ訪れました。さんさんと降り注ぐ日光、さらに干潮手前で海面も低くなっていたため、色とりどりのサンゴが眼前に!下写真はハマクマノミなどが乱舞するサンゴ。左がABEさん(ハチローのインフレーターがじゃまですな)、そして水中ノートで丁寧にガイドする野底さんです。

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 石垣デビューのハチローでしたが、「石垣のサンゴがN0.1」という定説に即賛同しました! 座間味や与那国、真栄田、北谷などのサンゴ礁を見て(チラ見)きましたが、スケールの大きさにおいては石垣は他を寄せ付けませんねー。Photo_371

 上写真もすごいサンゴ礁です。テーブルサンゴが幾層に重なっていてる様は、けして大げさではなく「生命の息吹」を感じました。その前を優雅に潜行するABEさん。ですが後から聞くと「ウェイトのせいか体が傾いて傾いて大変でした」とのこと(笑)。

 しかしに野底さんよると「白化現象が年々ひどくなっている」とのこと。確かに白いサンゴが点在していました。「エダサンゴはまだ復活が早いが、ハマサンゴなどの年月がかかるものが白化すると本当に心が痛む」とも語っていました。少年時代からモリを持ち川平湾で夕飯のおかずを探していたという野底さんだけに(笑)、重みのある言葉でしたなぁ。

 さて、休憩を入れたあとは念願のマンタダイブへ!(※ここで新婚さんは陸へ)。日本中のダイバーが憧れる「川平石崎マンタスクランブル」へと向かいました。3連休の中日だったこともあり、ポイントには15隻以上の船がアンカリング(驚)。「ダイバーも100名以上いるはず(!)ですから迷い子にならないように」とアドバイスを受け、いざダイブ! 

 すると! 何と、遠目ながらも早速マンタの姿がぁぁぁ!!! 早すぎるぅぅぅ! 心の準備をさせてくださいませぇ! (下写真)

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 はやる心を抑え、船上での計画どおりに行動を開始。経験未熟なABEさんは、たくさんのダイバーらが待ついわゆる「マンタの根」へと女性ガイドさんが連れて行きました。ハチローは、写真撮影が目的だということで野底さんが穴場へ案内することに。いい写真を撮らすのもガイドの役目、といわんばかりに野底さんは機敏でした。1分ほど待ってもマンタが現れなければ、指で合図しパッと移動します。ハチローも川平生まれの野底さんを信じ、エアーをもったいぶらずに、着いていきます。かなり息ハァハァしましたが(笑)。そして他のダイバーが3名ほどしか見えないあるポイントで待つこと数十秒。野底さんに肩を叩かれ、振り向いたハチローの目に、ついに飛び込んできたのです!!! (下写真)

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 どうです、この迫力! これぞマンタ! 正式和名オニイトマキエイです! もちろんハチローが見た最大の海中生物です! 呆然としながらもシャッターは押し続けましたが、あまりの迫力に息をしていたかは覚えていません(ダイビングでは息を止めることは厳禁なんですが・・・)。横幅は5㍍くらいでしょうか。マンタとしては並のサイズだと思われますが、初体験のハチローには、地球侵略に現れた宇宙船のように見えたのです(すマンタ!)。悠々とハチローの頭上を通り過ぎてサンゴ礁の向こうに消えていきました・・・。

 落ち着く間もなく、野底さんの指示で次のポイントへ移動! 結果3ヶ所でマンタを目撃。もう一ヶ所では、ハチローのホント目の前を通り過ぎていきました! あまりに目の前だったため、写真では絵になりませんが・・・(横から見るマンタは貫禄が9割減になります。笑)。途中、ABEさんらがいる根も通り過ぎましたが、ダイバーの多さに辟易(20名ぐらいは固まってました)。ABEさんの不安げな後ろ姿だけが目に残りました。ありがとう!野底さん、ハチローのために何度も移動してもらって・・・。ただ残念なのは、1匹だけだったということ・・・。多い日は7,8匹も乱舞する、という話だっただけにそれだけが心残り・・・。でも、感謝の気持ちいっぱいでハチローらは船上へと。40分ほどのダイブでした。一応、貫禄9割減のマンタもUPしておきます(下写真)。

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 船に上がると、意外にもABEさんらはまだ海中でした。「彼女たちはほとんど動かないからエアーの消費が少ないんでしょう」と野底さん。ハチローも納得。同時にABEさんがあの根でマンタを見れたかどうかも心配になりました。数分後、船に戻ってきたABEさん。顔が少々青ざめていました。「つかれましたぁ。やっぱり経験がないので潜っているだけで大変です」と苦笑い。もしかしたら見れなかったのかもしれない・・・ちょっと可愛そうになりましたが、流れ上聞かないわけにもいかず「マンタは見れましたか」と軽く訪ねると、ABEさんは笑顔で「すごかったっすよぉー! 大きいのが二匹も! あの場所で待っててよかったです。しかも手の届きそうなところをぐるぐると。 カメラ持ってなかったのが残念ですぅ」。・・・え? 二匹? 一匹でなくて? 全然動かなかったって? 手の届きそうなところを? え、え、ええぇー!!! 「そうですかー。よかったねぇー。石垣で最高の思い出ができてぇー」。そう言うのが精一杯のハチローがいました・・・。聞いていたのか聞こえなかったのか、ただ黙々と船のハンドルを操る野底さんの姿がありました・・・。

 おっとっと。ガイドさんのせいにしてはいけません!(笑)。野底さんも「この場所で待ってれば見える」などという安易なガイドでなく、一生懸命動いてくれたじゃないですか! 結果だけで人の働きを評価するのはいけません!・・・でも、あっちは二匹かぁ・・・いかん、いかーん!(笑)

 冗談はさておき。とても思い出深いマンタダイビングとなりました。ありがとう、野底さん

 アルベルト城間似で生粋のカビランチュ野底さんと、その奥さんで、おしゃべり上手な女将さん(北陸出身の元JTBらしいっす)、そして耳が不自由ながらも相手のことを考えててきぱきと動く女性ガイドさん(お名前を聞くの忘れました)の3名できりもりするダイビングショップ「ちぃむどんどん」。ご興味のある方はこのサイトを⇒「ちぃむどんどんDIVING」 HP

Photo_4  3本潜るというABEさんらに別れを告げ、ハチローは妻が待つホテルへ。朝の8時から午後3時まで一人ぼっちにされた妻はご機嫌ななめ(怖!)。その穴埋めにと、疲れた老体にムチ打ち、三度、山原(ヤマバレー)のCAFE通りへと・・・。出発前から雑誌でチェックしていた「Bellver(ベイベール)」へ。ここの眺めは最高でした!(右写真)。あいにくの曇り空だったのですが、エメラルドの伊原間(いばるま)湾と石垣北部の山並みという景観は「よくぞこの場所に建てた」」と拍手を送りたいほど。正直、コーヒー、ケーキはいまいち(!)だったのですが、もう景 色だけで十分でした。ダイビング船などを眺めながらうつらうつら・・・。

 店を出ると、日本百景の一つにも選ばれている八重山屈指の絶景ポイント川平湾へと。そこはとりあえず行っとかないとっていう雰囲気した(笑)。日も暮れかかる時間帯だったので、グラビアなどで見かけるような明るい絵は取れませんでしたが、木の影が水面に映るさまは、意外に珍しいショットなのでは、と思います。

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 夕方には夕陽の名所御神崎(ウガンザキ)」へと。水平線に沈む夕陽が売り物なのですPhoto_9 が、あいにく遥か彼方には長~い雲がどんより。夕陽が雲に隠れる前にと、妻を記念撮影(右写真)。ストロボが夕陽に負けて、真っ暗になっていますねー(笑)。おかげでモザイクをかける手間がはぶけましたが・・・。しかし撮っていてよかったです。その数分後にはすっかり雲に隠れてしまいましたから。

 御神崎は、かなりダイナミックな地形のところで、海風も心地よく、たとえ夕陽がみれなくても、来てみる価値はあるところかと。実際草原には、ビール片手のおじさん、アイスを食べる家族連れ、肩を寄せ合うカップルなどがいました。本島でいえば万座毛のような感じでしょうか。

 さて夕食の時間です。

 Photo_8最後の夜ということで、高級石垣牛の焼肉に挑戦しました。「いしなぎ屋」というお店。石垣牛セットが一人3,500円でした(左写真)。ハチロー的にはいまだかってない高額焼肉 思わず店員に「二人分の値段じゃないよね?」と確認してしまいました(笑)。焼いて口に入れてみたところ、柔らけぇ~!!! あっという間に溶けていきました。あまりのあっけなさに、逆にガックリ(笑)。どの肉もそんな感じなんです(当たり前か)。めちゃめちゃ美味いのですが、あっという間になくなっていく・・・。いつもおかわりするご飯も最後は残ってしまいました。全部で10きれの肉だったので、「一枚あたり300円超・・・」とつぶやきながら完食いたしました。

 と、こんな感じの第3日目でした。長々となってしまいました(謝)。もちろん、その日も二人は死んだように眠りました・・・。

 さて! 明けたやいま旅行最終日は、かの小浜島に向かいます。そうです、NHK連続ドラマ「ちゅらさん」のロケ地として一躍全国区になったあの離島です。ちゅらさん効果意外何もないとも言われていますが(笑)、本当かどうか確かめてこようかと思うとります。

 ハチローの夏休みも今日で終わり・・・。長かったような、短かったような・・・。今日も一人大渡海岸に行ってきました。小魚の群れに遭遇したので後日ご報告させてください!

 「最終日」もなるべく今日中に更新したいと思うとります(明日から忙しくなりそうなので)、請うご期待!

  


モーリーとお花畑

2007年09月02日 | ダイビング

 何だか童話のようなタイトルで・・・。しかし当ブログは“タイトルに偽りなし”です(笑)。

 そうです、新バディことモーリー北谷の宮城海岸で潜ってきたのです。そのご報告を。Mori_1 Cカードを取得してから10年間潜ったことがないという“潜りのモグリ”ことモーリー。どうなることやらと思っていたら、機材のセッティングについては完全にド忘れこそすれ(笑)、いざ海中に入るとスムーズに。「僕は泳げないので海に身をまかせるだけです」と語っていたモーリー。なるほど、その感覚がよかったのかもしれませんねぇ(泳げない、という新事実にビックリしましたが)。ハチローのように「よし脚力を鍛えよう」とか無駄に意気込むことが自らに重しを課すことになっていたのかもしれません。勉強になりました! とは言え、サクセスマリンのARAさんが一つ一つ丁寧に教えていたことも、忘れてはなりません。右写真のようにエントリー直後もしっかりとモーリー(左)のそばについていますね。おいこら、クロスズメダイ、邪魔ですよ(笑)

 少々浮き気味ながらも、支障なくバタ足で進む新バディにひと安心し、ハチローらが向かったのはやはり「お花畑」。色鮮やかなソフトコーラルの群れから付いた名称です。下写真ですが、いい絵ではないですねー(泣)。たまたま雲がかかってた時間帯だったのもあり、鮮やかな色が分かりません。悔しいぃ! ふゆー(方言=手をぬくこと)してフラッシュを1本しか持ってこなかったハチローが悪いのですが・・・。

Oahabatake

 ところで、北谷は熱帯魚もかなり豊富。色とりどりなお魚さんが大小入り乱れてパラダイ ス状態でした。お花畑を狙ってワイドで行くか、熱帯魚図鑑よろしくマクロで行くか、次回のダイブでは迷うところですなぁ。よし、次回はミュー1本で、自身初のマクロオンリーに挑戦してみるかな。

 そうそう、宮城海岸では、現在防波堤改良工事が進行中(付近住民の希望で防潮壁をHutari_sanngo新築中だとか)で、海中も濁っていましたね。残念です。サンゴに影響がなければいいのですが・・・。左写真は2本目ですっかり余裕がでてきたモーリー(右)。お花畑を満喫しているようです。

 そして、いました、いました! サンゴの天敵オニヒトデ!  ARAさんは見つけるや否や、海底から石を二つ取り出し(押さえつけるヤツとナイフ代わりにする平たいヤツ)、砂煙を巻き起こしながら、地獄の処刑!(右下写真。怖!)。今回ばかりはクロスズメダイがいい感じで顔を隠してくれました。ダイバーたちのオニヒトデに対するまさにオニのような表情は、放送禁止モノですから!Onihitode

 新バディモーリーと初ダイブの北谷。いい経験になりました。モーリーはいい感じでハチローのバディになってくれそうです。ただ料金がハチロー8,000円、モーリー11,000円(機材レンタル代含む)という格差に少々ビビりました。付き合ってくれたモーリーに「今回は俺のおごり」・・・とはとても言えず! 各自責任支払いとなりました(笑)。

 やっと見つけた新バディ、これからも付き合ってくれるでしょうか・・・。


ディープ・ブルーからの生還

2007年09月01日 | ダイビング

 行ってきました! 沖縄本島随一の秘境ダイビングポイント辺戸岬ドームに! いやぁ、感動しました。天候も、ハチローの短いダイビング史上最高のコンディションでしたし(快晴の上に凪!)。その報告をば、させてください。

 利用したショップは北谷町にある「サクセス・マリン」。ネットで検索していて見つけました。通常なら交通費等で「最低4名様から」という条件が付く辺戸岬に「2名様からでもOK」というのに飛びつきました。もちろん、こちらが2名しかいなかったからです。代表のARAさんは「うちはいつもヒマですからねぇ。2名さんでも行きますよ」と苦笑い・・・(大丈夫っすか?)。ハチローのバディは会社の同僚で同い年のシモG。彼もケーブダイビングは初めてとのこと。二人してワクワクしながら向かいました。

 国頭村宜名真まで車で2時間以上、宜名真港からは地元の漁師さんの船で移動。ドーム前にはわずか5分で着きました(分かりやすく言うと「茅打ちバンタ」の下になります)。太陽をいっぱい浴びた海はまさにクリスタル・ブルー。アンカーを下ろして、いざ、海へ! 

 下写真は神秘の海底鍾乳洞に入り込んだシモG(左)とガイドの一人まこっちゃん。明るい外界から暗黒の世界へ向かう緊張感が伝わってくるでしょうか? Photo_331

 ライトだけが頼りの水中洞窟探検。ハチローはでっかいD200(ハウジング仕様)を持ちながらもBCジャケットに装着した小型のライトを点灯。かなり不自由でしたが、何とかみんなに付いていきました。ちょっとでも遅れると、みんなのライトの光が届かなくなり周囲は真っ暗に! なかなかの恐怖体験でした。あそこで「もしはぐれたっらどうしよう」とか「もしライトが消えたら」「もしエアーが切れたら」などと考えるとパニックになるんでしょうねぇ。

 さて水中を上に行ったり、下に降りたりしながらたどり着いた辺戸岬ドームが下写真です!

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 どうです、この迫力!・・・・・・・え?、迫力ないって?(笑)。そう言われると確かに・・・。まぁ、写真では伝わらないかもしれませんねぇ。しかし、実際に行った僕らからすると真っ暗な洞窟の中にいきなり現れた半水の鍾乳洞は、まさに驚き以外の何ものでもありませんでした。中央部分が明らかにつららですよね。何万年もかけて作られた自然の芸術・・・そして海中にあるために、一万年もの間、人間の目に触れることがなかった芸術です。※ちなみにこの構図は頭に描いていたものと近いのですが、下の海水の部分に「ライトを持ったダイバー」をいれようとシモGに「海面下を泳いでくれ」と指示を出したのですが、うまく伝わらず(泣)。待てど待てど彼はこの構図に入ってきませんでした・・・。「浮いてくれ」といったほうがよかったかな(笑)。

 2DIVE楽しんで乗船。写真の出来には不満でしたが、ダイビング的Photo_338満足度100%気持ちで港へと向かいました。途中で漁船が大きな弧を描いて一回転。「何だ、今の」と思っていると船が停まりました。すると運転室から出てきた船長が、いきなり縁からワイヤーを手繰り始めたではありませんか。疑似餌で魚を釣っていたのです。上がったのは右写真のカマス(オオカマス?)。70~80㌢はあったでしょうか。すごい歯をしていますね。このあとえらから血を噴出し(!)、あばれまくりましたが、数分でぐったり・・・。断末魔を目の当たりにしましたよ。

Photo_335  さて、漁港について荷物を下ろし、陰のあるところで、遅めのランチを。名護市の「前田屋」という弁当屋で買ってきた弁当です(左写真)。大勢のお客さんでにぎわっていたので人気店なんでしょうね。ボリュームたっぷりの島弁当。2DIVE後なのでメタボを気にせず食べました。美味しかったです。大阪出身というガイドのまこっちゃんは「沖縄にきて28㌔太りました。弁当のせいです」と笑っていましたよ(太りすぎじゃ!)。

 「ほれ、これも食べてごらん」との声に振り向くと、何と船長Photo_337 が大量の刺身を持ってきました!(右写真)。そうです、カマスをさばいていたのです。手際のよさにビックリです。さすが海の男。淡白ながらもプリプリしていて美味しかったです。ハチローの人生で最も新鮮な刺身だったと思われます(笑)。ありがとー!船長!

 さて、冒険感覚を味わえた辺戸岬ドーム。思い出に残るものとなりました。次回いつ来るか分かりませんが、その時は、もうちょっといい写真が撮れるような気がします(笑)。やはりハチローのバディはヤスーン!だなぁ。

 ところで、一応マイログを付けているハチロー。今回の辺戸岬ドームでめでたく20本ダイブを達成しました!!! いやぁ長かった! ・・・ん? 特にめでたくない? そうですねぇ(汗)。100本がある程度の一人前といわれるこの世界。200~500本なんて人はたくさんいます。しかし、ハチローのように10本満たないうちに与那国を体験したというダイバーが他にいるでしょうか(笑)我ながら意義ある20本だったと思っています。会社にも感謝しなければ・・・。

 最後の写真は、辺戸岬ドームの出入り口で、定番の構図に挑戦。これまたシモGが上にあがりすぎて、意図したものと違う写真に・・・(涙)。何だかSFの世界みたくなってしまいましたねぇ(笑)。

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 さて、明日はモーリーとの初ダイブ。日曜日ということで、ほとんどのショップがブランクダイバーをいやがり、なかなか予約できませんでした・・・。そこで「うちはいつでもヒマですから」という言葉が脳裏に浮かび、早速サクセス・マリンへTEL(笑)。ARAさんは「いいですよ」と快くOK!(マジで大丈夫っすか?笑)宮城海岸での2DIVEが決定しました。ハチロー初の北谷DIVEです。ソフトコーラルを楽しんできます。

 その模様は明日お伝えしますねー。今日はこれにて・・・。


ダイブ師匠とグラン・ブルー

2007年08月17日 | ダイビング

 わがダイブ師匠ヤスーン!が14日に夏休みで帰ってきました。短い首を長くして待ってPhoto_306いたハチローは、早速会社の後輩ににらみをきかせ・・・訂正・・・事情を理解してもらい、休みを交換、ヤスーン!との2年越しの真栄田岬ダイブをセッティングしました。愛車カペラワゴンに機材をつめこみ、入道雲広がる青空の下、真栄田岬へと走らせました。

 半年振りに会うヤスーン!は相変わらずの色黒! しかしアフロヘアーだった頭は短めにさっぱりしており、EXILE系のイケ面になっていました。寡黙で心優しい生粋ウチナーンチュヤスーン!。まだ独身で~す。興味のある方はご一報を!(注:異性に限ります)。

 さて、真栄田岬ですが・・・。

 込んでいましたねぇ~(泣)。平日だと思って油断していたのが間違いでした。6月に案内してもらったガイドのマスダさん(佐賀出身がここにも)に偶然会いましたが、彼いわく「一年で一番忙しいですね。夏休みで盆ですから」と。そうなんです! 今世間様はお盆休みなんです。沖縄は旧盆(25日~27日)なので、その感覚がつかめていなかったのです。ということで、あの死の階段で、ダイバー、シュノーケラーが列をつくって並ぶSCENEに遭遇しました・・・。まぁ、5分程度で水に入れましたけどね。

Photo_307  ところでウェイトですが、5㌔をつけましたが、例によってなかなか沈まず・・・。タンクが8㍑だったのもあるでしょうが、難しいものです。会社から借りたD200(ハウジング使用で2㌔くらい?)を持ってやっと沈み始めましたよ(汗)。肺の使い方も課題ですねぇ・・・。「苦しくなるくらい息を吐いてみるのも必要だよ」とヤスーン!。勉強になります!

 さて左写真は、ヤスーン!撮影のツバメウオ。ハチローのミューμ使用。さすが、元インストラクターだけあってログ付けで使えるインパクトのある撮り方を知っていますねー(笑)。

 以下の2枚もヤスーン!撮影です。

 

 1枚目はグルクンの群れ。美味しそー。 グルクンはから揚げにして、骨まで食べるに限ります! ポン酢でね。

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 2枚目は、人懐っこい南国アザラシです。人間が捨てたロープがからまって可愛そうですね。

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 冗談はさておき、ミューをヤスーン!に貸し、会社のD200で撮影に挑んだハチロー。結果は最悪!でした。1DIVEでは外付けフラッシュがシンクロせず!。イメージを描いて挑んだ青の洞窟では全く働かなかったのです!(前日会社では順調だったのに!)。休憩の間、調べてみると、接触不良だったことが判明(わしの責任じゃい)。「よし今度こそ」と気合を入れて臨んだ2DIVEでは、何とD200自体が固まってしまったのです!モニター表示では何の以上もないのに、シャッターを切ろうとしても無反応。いったん電源を切っても今度はモニター表示が消えないのです。浸水したかと思いましたが、そうでもなく。中性浮力を保ちながら、あれやこれやといじってみましたが、D200はコミュニケーション拒否。参りました。何もいじってないのに・・・(泣)。陸にあがり、ハウジングから出しても、同様の状態が続きましたが、帰宅後、バッテリーを外してしばらくすると正常に戻りました。原因不明です。よりによって、あんなときに動かなくなるなんて・・・。ハチローの準備不届きを叱咤する神のお告げか、それともモデルをこなしたのにエサを用意してなかったことに対するツバメウオの怨念か・・・。

 結局、1DIVEの自然光で撮ったものだけがデータとして残りました。2枚ご紹介します。1枚目は、鋭い視線で被写体を探すヤスーン!。決して、水着の女性を下から拝んでいるわけではありません。

Photo_312

 そして2枚目は・・・。

 フラッシュがシンクロしないという逆境(わしの責任じゃい)に、さらに洞窟という光の乏しい環境、まさに追い詰められたハチローです。しかし「逆境にこそ何かを残せ」という格言Photo_315 を信じ、 撮った渾身の一枚がこれだ!(ザ・ベストハウス風)。

 『ライト片手に青の洞窟を満喫するヤスーン! その光に吸い寄せられるように近づいたヘラヤガラ1匹。青の光を背に作り出された美しい人間と魚のコラボレーション・・・』

 って、そこまで芸術品ではありませんが(笑)、ヤスーン!との2DIVEを記念する一枚にはなりました。映画「グラン・ブルー」のジャックのように、青い海が似合う男でいてもらいたいものです。紙焼きにして明日プレゼントしたいと思います。

 明日と言って思い出しましたが、ショートゴルフを予定しています。ヤスーン!との最後の遊びになりそうです。真栄田岬の階段のせいでふくらはぎ、太もも、お尻がパンパンですが、楽しんでこようかと・・・。時計を見ると午前3時・・・え!さ、さ、3時!? やっべぇー。もう寝なきゃ!

 今日はこれにて。


夏 本番です!

2007年06月21日 | ダイビング

 本日、沖縄地方はついに梅雨明けしました! ハチローの一年で一番苦手な季節がやPhoto_244っと終 わりました。しかも県内ダムにあふれんばかりの水量を残してくれて・・・。自然界の水循環システムが順調に稼動したことに感謝、感謝です。エコロジー人間になって恩を返さなければなりませんね。右写真は青い空と海が広がる読谷村残波岬一帯。ハチローが潜ってみたいダイビングポイントの一つです。地形派に人気のスポットのようですね。撮影は残波岬灯台から。高かったす!風邪が吹くと怖かったす!(沖縄一高い灯台のようです。入場料150円)。と言っても、撮影したのは梅雨明け前なんですが(汗)。でもこの頃から、気候の変化は肌で感じていましたねぇ。

 さて昨日の話なんですが、サンゴの産卵を見ようと、北谷町の宮城海岸沖に行ってきました。もちろんです。結果から言うと、産卵SCENEには恵まれなかったのですが、夜の海初体験だったので、楽しかったです。ライトが照らした夜の海の中は、とても幻想的でした(強力なライトが海を青緑色に輝かせるんです)。ただ、相棒ミューを携帯していなかった(10㍍以上潜ると思ったので・・・)ため、写真はなし! 悔やまれる判断です(涙)。ほとんどが深度2㍍内での観察会に終始しただけに残念無念です。イセエビホラ貝など、鉄板焼きに合いそうな獲物・・・いや!貴重な生き物たちがたくさんいて、腹が減り・・・いやいや! 目の保養になりましたよ。

 下写真は、水洗いしたダイビング機材。梅雨明けの柔らかい夕日を浴びさせて乾かしています。ところで、機材の水洗いを楽しいと感じるのは、ハチローだけでしょうか(笑)。機材がまだまだ新品ということもありますが、水でジャブジャブしてると案外楽しいんですよね。その日のダイビング内容を振り返ったり、次のスポットに想いを馳せたりと・・・。ネクラでしょうか(笑)

 Photo_245

 梅雨が明け、本格的なダイビングシーズンを迎えた沖縄。プチおじさんハチローの胸も、夏休み前の少年のように高鳴ります。サンゴの産卵もまだチャンスはあり(数日のうちかも)、業務出張では西表辺戸岬でのダイビングも決まっています。まぁ、それらは仕事なので、楽しみよりプレッシャーが強いのですが(笑)

 気兼ねなく存分に楽しめるプライベートでは、どこに行こうかな。豪快な地形の残波岬、同様の万座毛、沈没船も眠る水納島青の洞窟リベンジ、那覇から一番近いチービシ・・・いろいろあってもう大変です! 師匠ヤスーン!どぅしぐわぁたぁとの記念すべき初ダイブだった崎本部もいいなぁ。あの時、初めて見た海面ごしの太陽の美しさは今も忘れません。帰りの車中での会話も盛り上がったなぁ。二日酔い(というより行きの車中でも飲んでた!)で直前逃亡したある男だけは蚊帳の外でしたが(笑)。

 夏の楽しみ方は人それぞれ・・・。

 さ、シャワーを浴びたら、またダイビング雑誌読もうっと。