今回はまさに題名通りのお話です。
6年前に不慮の潜水事故で亡くなったいちどぅしヤスーンの七回忌を先日行いました。といっても、うっかりモノの8郎らは七回忌を今年ではなく来年ではないかと勝手に解釈していたので、命日の実家での法事を欠席するという失態をおかしていました。恥をしのんで、その週末に実家を訪ね線香を上げてきました。不測の事態が生じたため残念ながら欠席となった森ドゥ以外、あのときの5人が揃いました。
ヤスーン父と母はお元気そうで何よりでした。あらためてヤスーンは母の遺伝子を多く受け継いだのだなーと感じましたね。そっくりでした。ヤスーン父の「すべて自分できめた道だったのでそういう運命だったのだと思っている」という言葉。母の「でもやり残したことはあったかもしれない」という言葉。8郎はどちらも重く受け止めました。その通りだったのだろうと思います。仏壇には6年前と同じく遺影が備えられていました。6年前と違ってなんだか優しげに笑っている気がしたよ。
ヤスーン、こうしてみなまた集まったんだ。誰一人君のことを忘れてはいないという友情のあかし、と言ったらかっちょよすぎるかな。
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実家に別れを告げ、5人はヤスーンの思い出の地であり、6年前に散骨をした場所でもある恩納村の真栄田岬に車で向かいました。卒業旅行シーズンで忙しいはずのジーコも仕事を放り投げて(いいんかい?)同乗しました。亀さんがノンアルコール覚悟で運転手を買って出てくれました。助手席にはすでに島酒を味わっているTら~。後部座席にはポン先生、ジーコと8郎が座り、かなり窮屈だったのですが、四十男5人の楽しいドライブとなりました。
途中でビールなどを買い、飲み食いしながらのドライブ。まるでヤスーンとともに高校時代に戻ったような気がしたものです。
8郎がヤスーンとダイビングを楽しんだ場所でもある真栄田岬は、ニンガチカジマーイのおかげが荒天で波も高く遊泳禁止となっていました。寂しい光景でしたが、おかげで8郎らのほかに人影はありませんでした。ヤスーンが、いちどぅしとのひとときの楽しい時間をセッティングしてくれたのかな。
花束を投げるまでに一応の記念撮影。みんなすっかり四十男です。
※撮影者であるため写っていないツルピカ8郎が一番おっさんだという貴重なご意見もあり。
激しい波に揺れる花束を見ていると、なんだか急に寂しさがこみ上げてきましたね。本当にまだヤスーンがいそうで。
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節目の七回忌をなんとか忘れず(笑)に終えることができました。次は6年後の13回忌(2020年)となります。四十後半を迎えたそのころには、これまで同様に集まることが難しくなっていると思いますが、8郎はまた呼びかけるつ・も・りです。みんな、よろしくな。