沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

夏うたに浸りたい

2024年06月23日 | 音楽

 2024年、やっと梅雨が明けました☀  昨年より5日早く平年並みのようですが、雨量的にはものすごいものがあったので、下写真の青空がやけに懐かしく、また爽快に感じました。おまけに梅雨明けの翌日は夏至。まさに夏、到来です! ダイビングに行きたい! 冷たい青い海水に浸りたい! 今年も行けませんけど。。。

 今回のカテゴリーは久しぶりに「音楽」となります。思わず「昭和」に浸ってしまう2枚の夏うたCDをご紹介させてください。8郎撮影の写真もところどころ挟ませていただきます。

 下写真は沖縄市の7月の風物詩「ピースフル ラブ・ロックフェスティバル」を告知する大看板です。思えば転勤してきた当時に見たなぁ。あれから1年かぁ、時の流れは速いです。

 支社転勤により車通勤が始まってからというのも出退勤時はほぼCDを聴いています。今どきCD?と驚かれる方もいると思いますが、なにせ10年超モノの社有車です。オーディオ系がスマホに適応できないので仕方ないのです。ということで家に眠っていたCD(いつ漫画倉庫に持ち込もうかと考えていました)をかけまくっています。その中で帰宅時にほぼ毎日聞いているのが、桑田佳祐さんの四半世紀近く前のベストアルバム『TOP OF THE POPS』(2002年発売)です。2枚組です。自宅までの小1時間、KUWATAワールドに浸ることで、仕事で疲れた心を癒すことができます。毎夕聞いても飽きません。

※その中の代表曲の1つである『いつか何処かで』が使われた36年前のJAL沖縄CMソングの動画があったのでリンクしておきます(後半は別のCMがくっついています)。

 ところでこのモデルさん?女優さん? めっちゃスタイルのいい美人さんですね! おそらくもう50代半ばだと思われますが。名前を知っている方いれば、一応教えてください。

 CDに話を戻すと、2枚組の主なレパートリーは、

『波乗りジョニー』『BAN BAN BAN』『悲しい気持ち』『いつか何処かで』『誰かの風の跡』『ONE DAY』『遠い街角』

などとなります。すべてが夏のわびさびを存分に感じさせてくれます。当ブログで何度も主張しているように、ユーミン様と桑田様に国民栄誉賞を進呈してやってください、K田首相様。そのうえで解散に踏み切れば多少の勝算も出てくる、かもです。いや、それでも負けるかもしれません。

 さらにこのCDにはミスチルや奥田民生さんとのコラボ曲など〝遊び〟もあるのですが、特に桑田さんが美輪明宏さんの国宝級の名曲を「後世に伝えるべき」という思いでカバーした『ヨイトマケの唄』が最高です。働くことに疲れ果てた、と口にしてしまうおじさんたちにぜひ聴いてほしいです。どんなことがあっても負けてたまるかという気持ちと、人間にとって一番大事なのは親とくに母の愛なんだということを教えてくれます。

 ご参考までに動画リンクを貼っておきます。本家・美輪さんのものです。桑田さんがどれだけ素晴らしいミュージシャンでも本家にはかないませんので。

ヨイトマケの唄

 

♪ 僕をはげまし 慰めた

   母ちゃんの唄こそ

      世界一

 

 さて、もう1枚です。8郎にとって永遠不滅の夏うたは天才・織田哲郎氏が手掛けた『シーズン・イン・ザ・サン』であることは何度も書いてきましたが、そのDisco-Rimix版である『MIX TUBE -Remixed by Psiton NISHIZAWA』をこの度メルカリで購入しました。Ituneではすでに持っているのですが、梅雨が明け、出退勤の車中でも聞きたくなったためです。送料込みで1,000円でした(安)。

 『シーズン・イン・ザ・サン』のショートバージョンがYoutubeで聴けるのでご参考までに。

 ところで、名曲がリミックスされた場合、ほとんどが失敗します。失敗する原因は、そもそも原曲を超えるなんて無理だという根本的な問題以外に、リミックスする人が原曲の良さをはき違えて消してしまうことにあると思います(正直ほとんどがそうです。特に今回のようなディスコリミックスになると)。しかし、リミックスしたピストン西沢さん(有名なDJだそうですね。8郎は初めて知りました)がアレンジしたこの曲は、原曲に違う味付けをし、新たな魅力を与えることに成功した至高の一曲となっています。ひと夏の輝き、切なさに浸らせてくれるもはや神曲のレベルに達しています。織田さんが構築した夏のわびさびをディスコリミックスで表現するには、シンセサイザーの世界に浸らせばいい、とピストンさんは知っていたに違いありません(楽器にうといおじさんの勝手な妄想です)。

 

 ♪ 時が来れば

    また君は

    ざわめく街さ 

 

【補足】ちなみにピストン西沢氏とはこの方だそうです。8郎は親近感が持てました。なぜでしょうか。

ピストン西沢

  

 51歳になっても夏が来るとやっぱチムドンドン(方言で「胸が高鳴る」)しますね。夏うたがこれでもかと煽ってくれます。森高千里さんがおばさんになっても膝上ミニスカートはくことが許される時代であれば、わたしがおじさんになってもランニングシャツと短パン姿の「夏休みの少年」でいることを誰にも批判される筋合いはありません(山下清か)。そして『ヨイトマケの唄』が教えてくれた生きる厳しさと先代への感謝を忘れずにサラリーマン生活を生き抜きたいと思います。

 久しぶりの音楽カテゴリーは以上です。夏にどっぷり浸ることができる、みなさんの推し夏うたがあれば教えてください。(注)邦楽オンリーでお願いいたします。

 

※ナカユクイです。下写真はドトールさん、スタバさんに続いて利用した、コメダ珈琲さんでの休憩タイム。ごらんください、サンド系の代わりにミニサラダで我慢することができました。なにせ今週人間ドックですから(コーヒーにさりげなく浸っている白い尖がった物体についてはスルーしてください)。

 

 ⚾  ⚾  ⚾  ⚾  ⚾

 

 最後は、愛息10郎の野球ネタで締めさせていただきます。豪雨で中止になった練習試合が、梅雨明けのおかげで組み直されました。残念ながら相手は念願のOYさんから変更になったのですが、試合感覚を思い出すだけでもよかったです。もちろん宅勉中の8郎は行けず妻が同行しました。

 10郎は5打席で1安打1四球。得点圏での2打席ではともに外野フライを放ち2打点を挙げました。背中を痛め素振りをやめていたにしては上出来だと思います。しかし帰宅後は不満げな10郎。久しぶりの登板の機会もあったのですが、またもや四球を連発した上に、置きに行ったボールを外野に2本運ばれ4失点で1㌄を持たずに交代となったのが理由です。8郎が憶えているだけでも最短KOです。

 父8郎は「四球を出したことが悪いんじゃない。もう四球を出したくない、という気持ちから気迫がこもっていないストレートを相手の4番に投げてしまったのではないか」と聞きました(現場に行ってないくせに偉そうな星8徹です)。「投げ込みが足りない。スマホ見る時間をタオルピッチングに充てよう」と言いたいところでしたが、そう言うと必ず「だから塾を辞めてその時間を充てるんだ」と返してくるので、ぐっとこらえています(笑)。

 仕方ねぇ! またしてもブルペンに付き合ってやるかぁ!(笑) 難関国家試験まで残り40日(汗)となったけれど、成長期の息子に付き合う時間は有限です。夏うたというクールバスクリンにゆったり浸っている時間はありません。これから急ぎ4度目のブルペンの場所と日程を調整し、寝る前に10郎の全身マッサージをするので今日はこれにて。


マイケルの遺伝子

2009年06月27日 | 音楽
 マイケル・ジャクソンの訃報に世界中がショックを受けました。お騒がせな話題も提供してくれましたが、やはり世界のキング・オブ・ポップス。ダンスはもちろん天性の歌唱力に加え、息遣い、シャウトも唯一無二のパフォーマーでした。
 世界中のアーティストが惜別のコメントをメディアに流していましたが、日刊スポーツには2人の日本人も載っていました。わが青春時代のヒーロー久保田利とはっとしてびんびんの田原俊彦です。二人のコメントの要約は以下です。
 
 
 久保田 「人種差別を理屈や行動だけでなく、氷解させた功績は奇跡」
 
 
 田原 「目標だった20世紀最高のKING OF POP。夢をありがとう」
 
 
 二人のマイケルに対する畏敬の念が伝わってきますね。
 
 
 
 それではマイケルの遺伝子が色濃く感じられる2人の全盛期のパフォーマンスをご覧下さい。(注)YOU TUBEが取り込めると知って、大張り切りの36歳。
 まずは久保田。ファンキーな日本男児にマイケルもビツクリでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 お次ははっとしてびんびん。ダンスならこっちの方が上かも。日本人初という都市伝説も残るムーンウォークも披露します。彼を単なるアイドルと思っていたら大間違いです。それにしてもベストテン、懐かしい…。
 
 
 
 
 
 
 マイケルには、おつかれさま、そしてありがとうとしかいえませんなぁ。
 
 
 
 さて、話しは全く変わりますが…。
 定額給付金でついにサングラスを購入しました。メーカーはアディダス(下写真)。凶暴でデカ顔のハチローにとって、ぴったりくるサングラスはなかなか見当たらず。やっと見つけた至極の一品です。フレームの上の部分がないのもオシャレかと。今度会ったときけっして笑わないでください。1万5000円が無駄になります…。

Photo

 さて、午前中に大雨が降った名護ですが今は晴れています。明日あたり梅雨が明けてほしいものですね。下写真は26日の名護湾。オキナワンブルーまでもうちょっとです。

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 夏よ、来い!

夏うたLOVE

2008年09月28日 | 音楽

 かなり更新をサボっていました…。特に忙しかったというわけでなく、単にUPするほどのネPhoto_2 タがなかったという感じです(笑)。

 いったん涼しくなった沖縄ですが、ここ数日は盛り返してきました。まだまだダイビングやシュノーケリングを満足にしていないハチローにとっては、嬉しい限りです。※台風15号が接近しています。

 右写真は名護湾から見た青空。穏やかな水面に入道雲が写っています。一年中こういう季節だったらいいなぁ。

 さて、またしてもネタのない今回。過ぎ行く夏を惜しむハチローの、勝手に夏うたベスト10をご紹介いたします(!)。1980年代から昨年2007年までのふぉとぐらふぃに、おヒマな方はおつきあいください。

 まず、10-6位です。じゃじゃん。

 【10位】 センチメンタル・カンガルー (渡辺美里)

 渡辺美里が元気いっぱいだったころの曲です。顔にも「あたし元気いっぱい」と書いてありました(笑)。ハチローのB・BLUEな思春期の朝を、この曲が元気いっぱいに起こしてくれました。「サマータイムブルース」も捨てがたいのですが…。 

 

 【9位】 ミュージックアワー (ポルノグラフティ)

 比較的最近の曲。楽しい曲ですね。聞いているだけでビーチの賑やかな風景が浮かんできます。学生のころ聞いていたらもっとはまっていたかもしれませんが。聞いたのは28歳ごろでした。時すでに遅し…。

 

 【8位】 DEAR ~コバルトの彼方へ~ (荻野目洋子)

 申し訳ないのですが、荻野目洋子嬢に興味はないのです(泣)。作曲者の飛鳥涼に尊敬の念を捧げたいのです。「マリリンに逢いたい」のテーマ曲でしたなぁ。きぃみのぉ ほぉほぉえみがぁ 僕のぉ空ぁ高ぁくぅ浮かぶぅ♪。シロが泳いで渡った慶良間の海のようにピュアな曲です。疲れきったサラリーマンの心を洗い流してくれますなぁ。

 【7位】 また君に会える (ケツメイシ)

 「夏うたの全盛は80年代で終わった」そう思っていたプチおじさんハチローに、イマドキのミュージシャンがガツンと応えてくれました(2007年発売)。デビュー当初から沖縄通の彼ら。密かに期待していましたが、この曲でブっ飛びました。郷愁的なボサノバリズムとラップの組み合わせがかっちょいいっす。YO 暑さが増すこの季節が織り成すリズムに心踊りだぁすなんてそれまでのミュージシャンは歌えなかった(笑)。PVのエビちゃんも可愛いっす(それはあまり関係ないっす)。

 【6位】 LOVELAND,ISLAND (山下達郎)

 タツロー氏の澄んだ声が最高ですなぁ。ふいに現れ消えたあの人 きっと夏の女神さ 光の愛はここにもあると 教えに来たんだ♪。クサいっす、でも超かっこいいっすぅ。これからの冷めた次代、ここまでの詩を歌い上げるミュージシャンはもう出てこないのでしょうね。

 閑話休題。下写真は大宜味村の畑で見上げた青空。雲ひとつありませんでした。

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 そして勝手にベスト5へ。

 【5位】 二人の夏物語 (杉山清貴&オメガトライブ)

 小学生のころ、ベストテンで聞きました。ルームナンバー 砂に書いて 誘いをかけた♪のくだりを聞いて「これはきっと大人の曲なんだ」と幼きハチロー、強く感じました(笑)。情緒間たっぷりのギターがかっちょいいっす。襟なしのシャツに 10月が来ても 夏は終わらない♪。しぶいっすぅ。そんな人生を生きてみたいっすぅ。

 【4位】 白いパラソル (松田聖子)

 誰ですか、色眼鏡でハチローを見始めたのは。ハチローはけっしてアイドルマニアではないっす。ただ松田聖子だけは小さいころから好きなんです。不世出の国民的アイドルに異論も反論もありません。財津かずお(作曲担当)は稀代のメロディメーカーですな。そして本人も可愛かった(過去形)。いくら水着のエビちゃんや巨乳グラビアアイドルが砂浜を走りまわろうと、白いパラソルをもって登場する松田聖子の足元にも及ばないっす。

 【3位】 SUMMER CANDLES (杏里)

 基本、女性の曲だと思いますが…。バブル時代、結婚披露宴によく使われていたようですね。なぜか大好きな曲です。杏里はドライブのBGMに最高ですが、その中でもダントツの完成度だと思います。奇跡が今 二人を呼ぉびぃあうぅぅぅぅぅ~。ハチローがハチ子だったら1位だったかと思います。先日、沖縄の某ホテルでライブを行った杏里、行きたかったぁ(泣)

 【2位】 みんなのうた (サザンオールスターズ)

 徹頭徹尾、楽しい曲っす。名前の通りみんなで盛り上がる曲っす~。他の名曲をおしのけ、ハチロー的にはこれが一番っす。「波乗りジョニー」も捨てがたいけど…。本当にまた「みんな」と会いたくなります。サザンよ、永遠なれ!

 【1位】 シーズン・イン・ザ・サン (TUBE)

 ハチローにとって永久不滅の夏うたです。まるで潮騒のようなイントロのコーラスは何度聴いても、新しい夏の訪れを告げてくれます。夏を彩る名曲の中で「あの世に唯一持って行く曲」となればこれしかありません! 典型的なバブル時代のリゾートソングともいえますが、その根底にあるのは、過ぎ行く夏への思いを歌い上げているわびさびの極地。夏よ逃げないでくれ いつまでもこのままでいたいのさ♪。かっちょいいだけじゃないっす~。夏の王様はサザンでしょうが、サザンでも出来なかったことTUBEはやってくれました。不惑のマジおじさんになっても聞いていたい曲です。※作曲担当の織田哲郎がリメイクしたヤツも最高です。そっちを1位にしてもいいくらい。

 以上、プチおじさんの夏メロならぬ懐メロベスト10をご紹介しました。順位付けへの賛否はともかく、懐かしさを味わっていただけたら幸いです。

 次回は、懲りずに「夏うたバラード編」をお届けする予定です…。

 正直、最近、ネタがない♪


風邪で鼻を、コザで耳をやられました

2006年12月10日 | 音楽

 先日、沖縄市(コザ)のゲート通りにあるライブハウスを「はしご」してきました。ライブハPhoto_77 ウス自体は何度かいったことはあるのですが、コザのそれは初めて。「基地の街」「国際都市」などさまざまな呼び名を持つコザ。そこでの夜遊びも初めてだったので、ワクワクしながら向かいました。最初に行ったのは「JET」というお店。クラシックロックが売りらしいですね。その日も大人なロックを演奏していました(写真右)。やはりコザだけあって、客層もアメリカンが多いですね。最前列は白人さんだらけでした。やってた曲でよかったのはシカゴの・・・え~っと・・・名前を忘れましたが、あのスローなバラードです。そうです、あれです。あれはよかったぁ。

 次に向かったのが「FUJIYAMA」。コザで一番大音量ハードロックを聞かせる店とい うこと。ドアを開けた瞬間、分かりました。耳が壊れるかと思うほどの、重低音な大音Photo_78!これぞハードロックっていう感じ。客層もほとんどがアメリカン。日本人としては大柄なハチローも「並」サイズになってしまうほどの奴らが、ステージに踏みあがらんばかりに盛り上がっているではないですか。それに負けじとバンドのほうも、白人ボーカルギターと日本人ギター&ドラムが、脳天を突き破らんばかりのハードコアなパフォーマンス(ところでハードコアってどういう意味?)。とにかく先ほどのJETとは正反対な雰囲気。面白かったです(左写真)。

 飲み物は久々に外国産ビール「コロナ」を注文。普段なら絶対に買わない品ですが、コザの街の異国情緒にほだされて、なかなか美味しくいただきました。(注:異国情緒と言っても那覇から車で30分)。いつも居酒屋でグダを巻いているハチロー。音楽に身をまかせるお酒の味というのも、たまには味わうものですねぇ。そうそう、誰も聞かないようなマニアックな洋楽ばかり、いつもCDで聴いている亀さんにも教えてあげなきゃ。

 ところで、風邪がひどくなり体調不良のハチロー。鼻ピーな上に、頭もボーっとしております。そのため、10日に行われる今年最後の草野球&忘年会もキャンセルしていまいました(泣)。チーム「ダンキンズ」を当ブログでご紹介できると思っていたのに(悔)。そろそろ戦力外通告かなぁ・・・。皆さんも体調には気をつけましょう。

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夏の祭典!ピースフルロック

2006年07月03日 | 音楽

 先だっての1日、沖縄の夏の祭典「ピースフルラブ・ロックフェスティバル2006」に行ってきました! 今年で24回目を迎えるという、ご存知県内最大のロックイベントです。2DAYSですが、ハチローは、主に若手が出る初日に。初めてのピースフル体験に、張り切って2時前には会場入りしました。

 直射日光がさんさんと降り注ぐ観客席はまさに灼熱地獄! すでに日焼け経験者のハチローでさえ、肌が痛いと感じるほどでした。また雲も無い上に、会場はほとんど日陰らしいものも見当たらず、皆さん、帽子やタオルなどで日よけをしていました。

 全13組のうち、前半でハチローの心をつかんだのが、意外に(失礼)ホイフェスタでした。ハチロー的にはああいうヴィジュアルハード系(?)なバンドは好みではないのですが、ボーカルあちの弾けっぷりとロン毛のギタリストの熱いプレイは、会場をノらせるのに十分でした。やはりライブはノリが勝負なのでしょうか。その前に出ていたザ☆フッカーズは、いい曲やっていたのですが、全体的に“聞かせる”系だったので、客をつかみきれず終わったという感じでしたねぇ。ただ、もしCDを買うとすれば、フッカーズですが・・・。この辺微妙なところです。

 中盤では耳切坊主ハイ&マイティカラーオールジャパンゴイスがそれぞれの個性を出していたようです。会社の先輩が絶賛していた期待のニュータウナーはなぜか全員幽霊の仮装で登場!客の笑いをつかんだようですが、ハチローの心は素通りしていきました。残念!そういうバンドだったのか!?

 後半4組の先陣を切ったのが、大注目のブリーチ! 音楽マニアのどぅしぐわぁが絶賛していたのでハチローも注目。見た目は普通の女の子3人が繰り広げるパンクパフォーマンスは、確かにパワフルでした! あれは男以上の迫力ですね。ベース・ボーカルの祝すけのマイクをくわえんばかりの歌いっぷりは最高でした。が、正直ハチロー好みではなかったですなぁ(またまた失礼!)。

 最終3組はD-51モンゴル800オレンジレンジという全国区のビッグ3! やはりDsc_0359_1格 が違う、というパフォーマンスを見せてくれました! ハチロー的にはD-51が最高でしたね。覚えやすくてノリやすいメロディと、透き通るような二人の高音のハーモニーは、やたらうるさいドンジャカ器楽とは一線を画した素晴らしさがありましたよ(涙)。夏の祭典にふ さわしいアーティストになりましたね。モンパチも相変わらずの人気でしたが、古い曲での客のつかみと新しい曲でのそれは、明らかに違いが・・・。ちょっとカリスマが落ちてきたかなぁという感じもあり。

 大トリのオレンジレンジは、もはや貫禄がありましたね。オーディエンスが待っているのはモンパチでもD-51でもなく、俺たちだよ!という自信にあふれていました。ハチロー的には前の2組を応援しているのですが、ライブパフォーマンスという点では、明らかにその日、NO.1でした。

 ああ、夏を思いっきり満喫してきましたよ。行かれた方も同意見ですよね。ちなみに右上写真は、隠れて撮影(汗)。もちろん場内撮影厳禁ですから。でもこれはアーティストも写ってないし、観客も写っていないので、許容範囲だと勝手に解釈しております・・・。三日月があまりにきれいで、思わず撮ってしまいました! 月が主役でステージはあくまで景色の一部、ということで見逃してください・・・。

 以上、ハチローの勝手なライブ論評でした!来年もぜひ行きたいと思うとる33歳です。

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