沖縄 8 Scene

沖縄で生まれ沖縄に生きる
      8郎家の日記

減らす五十

2024年01月27日 | 食事処&飲み屋

 寒い日が続いていますが、ブログチェッカーの皆さんはどうお過ごしですか? 8郎は手術以来症状のなかった鼻炎に悩まされています。

 さて、いきなり50歳おじさんの靴の写真ですいません。ここ数年、靴底の減り方が異常なんです。外側から急激に減っていくのです。

 理由は明白です。加齢によりO脚化が進行しているのです(医者に聞いたわけではないですが間違いないでしょう)。鏡に映る自分を見て「あれ? こんなにO脚だったっけ?」と感じ始めたのは40代半ば。同時に靴底の減り方も外側からすり減っていくのもその頃から感じていました。

 最近の低価格シューズはほとんどが靴底がゴムなので減り方も速いのです。1年持ちません。このような状態のまま履いていると、突起物がある砂利道などを歩く際に足首を外側にひねりそうになります。身体能力が衰えていく五十のおじさんは転倒リスクを減らさなければなりません。買い換えました。

 ネットによると、加齢に伴うO脚はよくあるそう。O脚は日本人固有と言ってもいい症状らしく、当然ながらひざ関節をぶっ壊す悪しき慣習「正座」の後遺症だそうです(8郎は絶対に愛息に正座をさせませんでした。妻が習慣化させようとしたのを止めました)。O脚は筋トレで多少改善するそうです。ということで、内側の筋力増強を意識した筋トレを続けていきます。

 

 ・  ・  ・  ・  ・

 

 食べる回数を減らしているおじさんの〝おいしゅうございましたシリーズ〟です。

 北谷町の人気ハンバーグ&ステーキレストラン『ばくばく亭』にお邪魔しました。県内でも有名な急坂を登った頂上付近にそびえたっています。この日8郎は急坂とは逆コースから来ました。帰る際に名物急坂を通ったのですが、えぐかった~(写真はありません。いつか動画でご紹介できたらと思います)。

  店舗階段にも急坂を登ってきたことへのねぎらいが書かれていました(笑)。

 高台からの眺めは絶景。晴れてたら最高でしょうね。

 下敷きに店の経緯が書かれていました。相当の苦難を乗り越えられ現在に至るようです。オーナーシェフさんは長野県松本市のご出身らしいです。かつて旅行で訪れた町です。勝手に親近感がわきました。

 チーズオーブン焼きハンバーグのカレー、スープ、サラダセット(税込2,200円程度)でした。一人ランチでは過去最高額のはずです(汗)。単品だと1,500円台で済むようです。

 モッツァレラチーズがとろりと流出してきます。愛息10郎が喜びそう~。公式戦で初HR打ったら今度連れてこようっと。大変おいしゅうございました。

 ただし、あくまで個人的な感想としては、ハンバーグ、ルーともに何となくパンチ? 深みのあるダシ?に物足りなさを感じたのも事実。その日の体調に寄るかもしれません。寒気と低気圧でアレルギー性鼻炎がMAXだったので、五十路の味覚が3割減だった可能性があります。ということを理由にもう一度訪店したいと思います(食いたいだけだろ!)。

 別の日には仕事でまたも北谷町に寄りました。ついでなので県内きってのダイビングポイントでもある宮城海岸をさらっと見学。10数年前のダイビングを思い出しました。ソフトコーラルが群生する「お花畑」というポイントなど満喫したなぁ。しかし、この日は最高気温が12度という沖縄では歴史的な低温の日、海風のあまりの冷たさに即非難。でもやっぱ海っていいなぁ。島国沖縄に生まれ育つ誇りは、五十になっても減る余地はありません。

 せっかくだからと近くの人気そば屋『浜そば』で遅めのランチ。こちらも10数年ぶりの訪店かと。

 定番「浜そば」を注文。塩味ベースのダシ、砂糖しょう油を使わない?ほろほろソーキは、正直8郎の嗜好ではないのですが、さすがは名店、おいしゅうございました。おかげさまで海風に凍えた体も温まりました。定番注文だったジューシーを我慢できたのは五十になって食欲も減ってきたからかな。

 減量、肉体改造という割にはブログを見ると食べてばかり、と思われるかもしれませんが、ランチを取るのは本当にまれですよ。年末年始の暴飲暴食で82㌔に戻った体重は、おかげさまで再び70㌔台が見える位置にいます。これからも腹回りの醜い贅肉を減らして減らして、15回目の再放送となってしまったロングラン駄作ドラマ『池中8郎80㌔』を1月中に放送打ち切りに追い込んでやります!

 その勢いで75㌔を目指したいと思います。煩悩による欲が減っていく五十代なら可能だと思っています。

 

 最後にスキルアップです。前回お伝えした通り、診断士2次試験の不合格💀が判明したので、速攻アマゾンで新しいテキストと練習問題を購入しました。

 左の『全ノウハウ』を購入したことで、昨年フル活用した『全知識』と組み合わせた最強ペアツール、通称『全知全ノウ』の完成となります(受験生しか分からないワードですいません)。右の『30日完成 事例Ⅳ』の旧版は昨年も3回転しているのですが、問題が多少古くなっているということで改訂版を購入。昨年と比較しながら早めに手を付けたいと思います。

 今年のテーマは「無駄な時間を極力減らし1分でも多く勉強する」というシンプルなものです。それがいかに難しいかは過去5年間の惨敗が物語っているので、気を引き締め、また頑張ります。

 

 字の汚さを改善する取り組みについては昨年10月末の2次試験@福岡の際にお伝えしました。入社当時の3年間、4枚つづりの伝票を書きまくる部署にいたことや、1秒を惜しんでノートに書き連ねる作業を要した部署に8年ほどいた経験から、8郎の字は過重な筆圧と早書きでかなり汚くなっているのです。下写真は2次試験@福岡での最終兵器として投入した0.3㍉の極細シャープペンシル。字の汚さを見栄えだけでも多少改善するのが目的でした。

 しかし、あまりに拙速な措置だったため、指が慣れずに本番ではあまり功を奏しなかった感もあります(高得点を期待した事例Ⅰが70点に届かなかったのは字の汚さも要因ではないかと考えたりもするので)。なので早いうちにこの細さに慣れ、力を抜いた書き方を習得しようと思うのです。1次試験の過去問を解く際にも使っていきます。そして、中指までペンの上にくる現在の変則的な持ち方(鉛筆の持ち方など教えてくれる親ではなかったもので)も改善しようか検討中です。

  最後に余談を一つ。早書きによる字の汚さは遺伝するのかもしれません。ある日の帰宅時、玄関に置かれていた愛息10郎のカバン上の置手紙を見て痛感しました。

 親の字を見て子は育つんですね~。負の遺産も減らさなきゃなぁ。

 今日はこれにて。


五十の球春

2024年01月19日 | 草野球

 結成39年目となる草野球チームダン●ンズの試合初めに参加してきました。ほとんどが50歳8郎とジリー(同い年)です。久々に会ったメンバーもみな元気でした。数年来試合に出場したことのない8郎はスパイクもないので、老愛機NIKON D300でプレーを撮影することにしました。エースのIKUOがアップシューズを貸してくれましたが、おニューだったので遠慮しました。 

 試合は、ハッスルプレーや珍プレーで盛り上がりました。撮影していても楽しかったです。毎度のことながらどっちが勝ったか覚えていません(笑)。とにかく、みなケガなく無事にゲームセットを迎えることができました。翌日仕事の50歳にとってはそれが何よりです。

 試合後はメンバーの一人であるMASAKIの経営する居酒屋で新年会をすることに。メンバーに送迎してもらったため、居酒屋に早めに着いてしまった8郎。居酒屋も準備中なので近くのタコス屋で時間をつぶしました。試合後のビール🍺のうまさは3割マシですね(出てないけど)。偶然通りがかったメンバーひーろー父子も合流したことから3人でおしゃべりすることができました。おかげで肝心のタコスの写真を撮るのを忘れる始末(笑)。

 ちなみにここの店名は『タコス Amigo』です。対馬丸記念館の真向かいです。みなさんもぜひ。

 新年会はチームの監督であり8郎の幼馴染でもあるてっちゃんも仕事帰りに合流し、盛り上がりました。息子連れのメンバーもいて、楽しかったです。10郎もまた連れていきたいなぁ。

 みな50歳になっても、気持ちは永遠の野球少年であることに変わりはありません(出場しなかったお前が言うな)。この付き合いが還暦に向けて続くといいなぁ。来年はおそらく結成40年の節目。なんかイベントが出来たらいいですね。

 五十肩の痛みもないので(そりゃ出てないからね)、筋トレしたいと思います。今日はこれにて。


確信得た惜敗

2024年01月18日 | スキルアップ

 中小企業診断士2次試験の合否発表が1月11日に協会公式サイトで発表されました。8郎の受験番号は残念ながらありませんでした。まぁ、無理を承知で受けたので1次不合格確定の時の落ち込みとは違い、すんなりと受け止めることはできました(万一受かっていたとしても1次不合格が確定している現状では2次も自動的に不合格になるのですから・・・こんな試験ありますか!?)。ということでサイトを見ても大きなショックはありませんでした(でも、その夜はなかなか寝付けなかったですね。こればかりは不合格受験生にしか分からない心境ですね)。

 合否発表から数日して得点結果が郵送で届きました(全受験者への得点開示は今回から適用されたようです。真偽は不明ですが、更迭されたN大臣がお役所仕事に甘んじる診断士協会を動かした功績だとネットで見ました)。台風延期の特例で1次すら受かっていないウチナンチュ50歳の努力がどれだけ得点につながったのか興味深々で通知を開いてみました。

 科目別に詳しく見ていきます。興味のない方はページアウトもしくはスクロール願います。

 

■事例Ⅰ(人事・組織) 予想70点 ⇒ 結果62点🌸

 問題の趣旨と作成者の意図を読み取り、書き切った感触があったので7割以上の高得点を期待したのですが、そこまでには及ばず。やはり難関国家資格、そう甘くはないですね。しかし、唯一の合格ライン突破です!🌸 よくやったと思います(とはいえ、1次試験と違って科目別合格制ではないため、来年も受けることになります)。

 

■事例Ⅱ(流通・マーケティング)予想60点 ⇒ 結果52点 

 なじみのある少年野球がテーマだったので60点に届かせたかったのですが、悔しいです。「サブスクリプション」を書けなかったのが響いていますね。さらに、ターゲットを「監督」だけに絞るべきだったところを「チーム保護者と娘を持つチーム外の保護者」にまで広げてしまったことも減点になったようです。自分では正しいと思っていましたが問題の趣旨を読み取れなかったのかもしれません。

 

■事例Ⅲ(生産・管理)予想55点 ⇒ 結果59点

 生産現場の勤務経験がないことから苦手科目だけに、合格ラインまであと1点!だったことに驚きました。書き切った満足感はあったのですが、予備校解説などを見ているうちに「やっぱり50点取れればいいほうだな」という感触だったので。それでも合格ラインにあと1歩まで行けたのは自信になりました。

 

■事例Ⅳ(財務・会計)予想30点 結果46点

 CVP(損益分岐点分析)でしくじり、自己採点では正直30点にも届いていなかった💀ので、足切り(40点未満)を覚悟をしていました。それだけに、46点も取っていたとは、今回一番の驚きです。合格者Youtuberさんらが口をそろえて「財務は自己採点で足切りだと覚悟してても得点調整や加点もあるのでなんだかんだで40点以上取れる」と言っていたのを裏付ける結果となりました。「年度が変わっても固定費は変わらないというのは推測してください」という歴史的いじわる出題にも負けず最後の最後まで1点をあきらめなかったことが功を奏した、かな。解答用紙からにじみ出る8郎の執念が、会ったこともない試験官に伝わった、ということにしておきましょう。

 

 ということで、まとめますと。。。

 

■合計 予想215点 ⇒ 結果219

 

 何と、予想を上回る結果だったのです。ネットによると平均点は220点前後(予備校の採点サービスに申し込んだ方々の平均なので実際の平均点より高いと言われています)なので、ほぼ同じ。合格ライン(240点)に21点届いていない敗戦ではありますが、手ごたえはしっかり掴んだ気がします。合格ライン比率は91%です。例年に比べ難易度が高かったとされる今回の2次において、積算300時間程度(今回に関しては111時間)の勉強量での初挑戦にしては我ながらよくやったと思います。ただ「財務で45点取れればほか3科目で奇跡を起こせる」という一か八かの戦略は甘かったと言わざるを得ません。そしてあと20点を積み重ねることが大変だというのは承知しています。とはいえ、マークシートの1次より論述式の2次が自分に向いていると確信した次第です。自分のチャレンジ継続の決断を後押ししてくれるお知らせとなりました。

 あくまで参考ですが、総勉強時間730時間で1次試験全7科目に初挑戦した2019年は、合格点420点に対し299点(合格ライン比率71%)しか取れませんでした(科目合格が1つもなかったどころか3科目で足切りという大惨敗でした)。単純比較はできませんが、8郎は2次向きだというのが数字でも浮き彫りになったと考えています。

 ということで例えは古いですが、デビュー1年目の松坂大輔投手が当時のスーパースター、イチロー選手を3三振に押さえたときに放った名言を無断使用させてください。

 

 「自信から確信に変わりました」

 

 不合格のくせに偉そうな、と言わないでくださいっ

 そして、その気にさせておいてください。

 

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 さて、年始の8郎の生活つれづれです。

 昨年7月に入居した社宅を先日正式に退去しました(昨年末からとっくに自宅から通勤しています)。退去日最後の日は資源ごみなどの片付けをしてきました。原状回復した部屋を見ると、半年におよぶ独りぼっちの努力を思い出し、ちょびっとだけ涙があふれてきました。50歳を過ぎると涙腺崩壊が速いですね。

 半年前に社宅を借りるとなったときに、同僚・後輩らから「愛人呼んでチョメチョメできますね」とがんまり(からかい)されました。お付き合いで「だーるなー(そうだな)」と切り返していた8郎ですが、内心では「愛人に割く時間なんか1秒たりともないわ。この空間と時間はすべて勉強にあてるんじゃ!このボケ」とファイティングスピリットに燃えたぎっていた次第です(ボケは言い過ぎ)。そしてその通りの生活ができたと思います。独身時代に戻ったような感じでしたね。合格という結果につなげることはできなかったですが、とても充実した半年間だったと振り返ることができます。 

 一人寂しく帰宅した時に寂しさを倍増させた光景(下写真)ともおさらばです。さようなら、単身赴任生活。矢吹ジョーのような自分の抜け殻も背負って、いざ完全退去です。

 8郎の部屋より向こうはすべて空き室になっていました。みなさんも短期だったんでしょうね。たまにWi-Fiが通じないことを除けば、とてもいい環境でしたよ。お世話になりました。

 その足で職場に向かいます。もちろん、暑い夏場にはかなり苦しめられた愛称「君の名は。坂」を通って。寒いからそう苦ではなかったですね。

 これからも仕事でたま~に通るかもしれませんが、通ったとしても車のはずです。歩きはおそらく最後でしょう。ということで、今度こそ本当にさようなら、君の名は。坂

 単身赴任ラストデイもいい風が通り抜けていきました。

 完全退去ついでに社宅周辺「おいしゅうございましたシリーズ」の続編です。以前に「沖縄市で通った中で一番おいしい食堂」としてご紹介した「フリーダム」さんにその後も足を運びました。前回写真で紹介できなかった昭和のゲーム喫茶そのままの空間(笑)をご覧ください!

 2回目の注文となるフィレステーキです。スープ、ライス、サラダ、コーヒーが付いて千円ちょい。喫茶店食堂では鉄板での配膳すら珍しいのに、その鉄板にはペレット(焼き石)までついています。本格的!

 肉質も上等。この物価高の世相で本当に千円でいいのですか、と聞きたくなります(聞いて値上げされたら困るので聞きませんが)。大変おいしゅうございました。

 別日には初めてお昼に訪店し、日替わりランチを頼んでみました。ご覧のようにボリュームたっぷり。やはり他と違うなと思ったのは、①タルタルソースが自家製、②目玉焼きの下にハンバーグが隠れている、③から揚げ2個は多いなと思いきや、うち1つはまさかのカキフライ!、という3つの衝撃にやられてしまった50歳です。ついでに、プリップリのエビフライ🦐も2本、これもポイント高し。

 昼食は取らないようにしているので今後あまり行くことはないかもしれませんが、勝負メシ的に利用したいと思います。気づけば超ロングラン名作ドラマ『池中8郎80㌔』の15回目の再放送が始まっていました。

 

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 さて、最後に話を資格試験に戻します。

 1次試験の勉強をリスタートしているところですが、やはり正式な合否判定(1月31日)がない限り、どうしても力が入らないのが正直なところ。と言うのも、新しいテキスト、問題集をまとめて購入しようと考えているのですが、万が一にも1次に受かってしまった場合、万円単位のお金の無駄になるからです。ハリアー、有機ELアクオスなど出費が多かった昨年を鑑み、今年は節約の年にしたいと考えているのでなかなか決断できません(みなさんの『どうせ落ちるから買っとけ』という声が今聞こえたような気がします)。合否発表までの2週間は、新しいテキストがなくても勉強できる分野を進めておきたいと思います。

 再放送となってしまった人気ドラマ『池中8郎80㌔』を一日も早く放送中止に追い込むため、ディップスでハードな筋トレしたいので、今日はこれにて。

【補足】2次の不合格が正式に決まったこともあり、正直、今回の1次合格への期待感もちょっと薄れています。なぜなら、台風延期による特別措置のおかげで、今回の1次に受かったとしても、2次は今年10月の1回きりしか残されていないのです。逆に今回不合格で今年8月の1次を受け直して合格すれば、2次の挑戦権は今年と来年の2回分もらえるのです。「50歳までの挑戦」という期限を捨て「受かるまで受ける」と決めた今となっては、どちらがいいかよく分からなくなっています。なので、1月末の1次合否発表はどう受け止めるのか自分でも分かりません。ま、受かったら喜ぶ、落ちたら悲しむ、のは決まっているのですが(笑)。宣告を淡々と待とうと思います。


実行の2024年

2024年01月03日 | 年末年始

 あけましておめでとうございます🌄 。今年もよろしくお願いいたします。

 2024年最初の1枚は8郎家の初日の出。出不精ゆえ元旦に外出しなかったため、自宅ベランダ、いや絶景テラスから午前8時ごろに撮影。太陽光が雲に反射したことで、太陽の下に光の皿があるように見えませんか。縁起のいい空の鏡餅ということでアップいたします。今年もいい年にするぞ~! ブログチェッカーのみなさんにとっても素晴らしい一年でありますように。

 地球から戦争がなくなりますように。

※この初日の出は、長年乗り越えることのできなかった天井を今年こそ乗り越えて顔を出した8郎だ、という期待を込めてアップさせていただきました(誰ですか、カタチがそっくりだと言ったのは)。この件に関しては後ほど本題で。

 あらためて本年もよろしくお願いいたします。

 

【追記】2024年の正月は、かつていない悲惨なニュースが飛び込んできました。能登半島地震です。地震による津波と土砂災害等による甚大な被害が発生しております。帰省中の方のご不幸など心が痛みます。8郎は寄付等でしかサポートすることができませんが、被害者のご冥福をお祈りすると同時に被災地の一日も早い復興を祈念しております。

 

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 さて、本題に入る前に8郎家の新年つれづれです。

 年末年始、断捨離を行いました。まずは本と本棚です。2006年ごろ?に買ったこの本棚も17年かけて棚が曲がっていました。そして本もほとんど読まない状態が続いていました。部屋のスペースも狭くなってきたので、200冊ほど妻と10郎がブックオフさんに持ち込んでくれました。計2,940円でした(泣)。高いのか安いのか分かりません。本棚は粗大ごみとして廃棄します。

 どうしても捨てられない本だけ、残したつもりです。人生経験だけでは決して得られない知識、感動を本は与えてくれました。この数年、資格試験優先でほとんど本を読んでないなぁ~。

 断捨離第二弾は、去年泣く泣く廃車した日産エクストレイルT31の専用設計サンシェードです。家族との車中泊で利用しました(といっても5回くらいです)。

 もっと使えばよかったぁ。後悔先に立たず、ですね。幼いお子さんをお持ちの方には、思い出作りは行けるときに行ってほしいです(例え上司との休日ゴルフを断ってでも!)。8郎の目には幼き10郎の無邪気な笑顔が今も蘇ります。その美しい思い出だけ胸に収め、サンシェードはメルカリさんに1万2千円で出品しました(笑)。T31はとっくに製造停止になっているのですが、車中泊の王様として今も中古業界で人気があるようなので、サンシェードもまだ需要はあると思います。

 以上、断捨離でした。断捨離にこだわったのは、50歳を過ぎても常に脱皮する自分でいたいと考えたからです。古いものに執着していても未来は描けないですよね。もちろん寂しさが胸中を駆け抜けましたが、前を向きたいと思いました。

 

 正月2日は家族でドライブに出かけました。昨年購入した我が家の白いハリアーで出動。何度も書いていますが乗り心地は最高。高速ドライブも楽しいです。最近、洗車してないようですが、それでも太陽の光を浴びると、ご自慢の美白成分ホワイトパールクリスタルシャイン✨が輝くのです! ローン苦しいけど買ってよかったぁ~。

 お邪魔したのは中城村の高台に位置する「オキナワ グランメールリゾート」さん。古いホテルを買い取り、改築したようです。空港や観光地からのアクセスはともかく、中城湾を一望できる立地は最高ですね(もちろん近くに旧ラブホテル街やヤ●ザの総本山があることはウチナンチュなら知っています)。

 吹き抜ける風に去年の正月を思い出しました。平和な世の中に生まれ生きて、本当に幸せです。

 表玄関の左側にシーサーがたくさん配置されていました。70個くらい? どういう意味があるのか確認できませんでした。分かる方教えてください。

 ネットで高評価だったランチブュッフェ。ステーキも食べ放題です。10郎は4皿お代わりしたようです(驚)。50歳父8郎は1皿のみであとは炭水化物祭りでした。また83㌔の世界にカムバック。

 締めにはマイセレクトアイス!🍨(セレクトすな!)。はい、昨年末の減量を無駄にする究極の一品の完成です。おいしゅうございました。

 退館する際に妻子の記念写真を撮っていたら、優し気な女性スタッフさんが現れて3人を撮ってくれました(感謝)。ご覧ください。ザ・右肩下がり家族です。5年後には「の字」になっていることを期待しています。

 中城湾が一望できる庭にはなぜか赤ポストが。昔のホテルでは当然だったのかな?

 ホテルを出て同村の吉の浦公園まで移動し、球場のブルペンをお借りしてピッチング練習をしました。ピッチング練習を最後にしたのが昨年の正月だったので、まさに1年ぶりです(時の流れは速い)。当たり前ですが息子の球は速くなっていました。コントロールは相変わらずまだまだですが、所属するクラブチームが短距離のキャッチボールばかりさせているらしく、それが功を奏しているようで、まとまってきていました。これまでの右バッターの頭部を超える(怖)すっぽ抜けなど一球もありませんでした。「ショートバウンドは全然OKだからたたきつけるように投げるんだ」と星8徹は超プラス思考で教えていますよ。

 しか~し! そのショートバウンドを8郎が捕球できず、硬式球⚾が右脛(すね)を直撃! 球速は余裕で125㌔はあったと予想。5秒ほど動けないほどの痛みでした。息子のモチベを下げないために「ショートバウンド全然OK」と繰り返し強調した強がり父の気持ちをいつか分かってくれる時が来るかな。でもあまりの痛さにピッチング練習はこの正月で終わりだ、と痛感した次第です(マスクやプロテクター装着ならともかく・・・)。

 帰宅後、ズボンをめくってみると、右脛にもふくらはぎができたのではないかと思うくらい腫れていました! 硬式球⚾おそるべし。

 あわてて冷却材で冷やしました。そのおかげがブログを更新している翌日には腫れはひいています(痛みは多少残っていますが)。おじさんの汚い足ですみません。

 以上、2024年、8郎家のささやかなお正月でした。

 

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 はい、本題です。本来なら夢や目標を語るはずの新年正月ではありますが、宣言撤回をさせていただく場となります。

 昨年5回目の挑戦も叶わなかった中小企業診断士1次試験ですが、除夜の鐘を聞きながら(聞こえませんがイメージで)考えに考え抜いた結果、こう決めました。

 

 まだ、あきらめない。

  ていうか、受かるまで受け続ける!

 

と。

 つまり「これで終わり」と宣言して戦った昨年12月の試験でしたが、翻意して挑戦継続を決めたのです。「期間限定の挑戦」という背景にご配慮いただき、これまで応援いただいてきたブログチェッカーの皆さんにお詫び申し上げます。すみません。宣言を撤回させてください。まだ挑戦を継続します!

 宣言撤回する理由はいくつかあります。それらをどうしても一つに絞るとするならば、

 

 50代前半をこの会社の仕事だけして過ごすのは怖すぎる。

 

 という心理です。つまり現実から来る恐怖心です。落第した悔しさ、宣言を撤回する恥ずかしさよりも、数年後への恐怖心の方が断然上回るのです。

 ひるむことなく右肩下がり⤵を続けるわが会社。もはや会社のカタチを変えるしかないというデッドラインをすでに下回ったという感触があります。本年度決算は、役員がありとあらゆる手段を尽くしたことから(会計士、税理士に言われたとおりに)経常収支が黒字になる見通しのようですが、8郎的にはこれは全くもって意味のない黒字だと思っています。売上が落ち営業利益も赤字という状況で経常利益は黒字、なんていうのは何の健全性も示していないからです(社員に適正な給与を払えばとたんに赤字でしょう)。

  つまりは、役員再選をはかる株主総会に向けて「何とかして辻褄をつけろ」という偉大なるご下命があっただけでしょう。

 自分が籍を置く会社のそんな現状を冷徹に直視しなければなりません。そもそも日本国内で倒産する中小企業の56.5%がいわゆる〝黒字倒産〟ですよ(これも診断士試験を学ぶ上でデータとして再確認しました)。

 愛息10郎は4年後には大学受験を迎えます。その時8郎は55歳です。わが会社が無事存続していたとしても収入は間違いなく下がっているでしょう。その5年間、給料はもらえているだけマシでしょうが、いつか人生を振り返るとき、何らか(例えば転職)のラストチャンスをみすみす失っていたと後悔する可能性も捨てきれません。退職金なんて国が補填する分しかないと思います。同じ仕事をしても、年代によって生涯賃金に大きな差が出ることがほぼ確定で会社への貢献意欲は衰える一方です。この経営陣である限り若い社員がどんどん辞めていくという流れは止まらないでしょう。大量に残るのは退職金、雇用延長だけが目当てでしがみつく、働かない、考えない、怒らない、の「3ないおじさん社員」です。言葉は悪いですが現実です。8郎もそうならないよう気をつけなければなりません。

 ・・・そんな会社の運命はさておき。そもそも8郎世代は70歳まで収入を得る手段を確保していなければならないのです。年金もあてになりませんからね。

 という悲しいサラリーマン窮状が背景にあるのが、挑戦継続を決めた最大のトリガー(きっかけ)です。自分で決めた「今年で最後にしよう」なんていうお約束ごとは、近未来への恐怖心の前で軽くぶっ飛んだのです。

 ほかの理由も多々ありますが、あと一点だけ述べるとすれば、息子との約束を果たしたい、いや、必ず果たす、ということです。5回もだめだった試験にしがみつくのは親としてかっこ悪いという気は今もしています。しかし「計画の5年かけてもだめだったから合理的に撤退する」という令和のタイパな父より、「6年もかかって周囲にも笑われたけど、受け続けて結局合格したよ」という昭和の熱血父のほうがかっこいいと素直に思えたのです。その方が、生きざまとして父から息子に伝えたいことがダイレクトに伝わるとも思います。そうです、「父ちゃんは絶対受かる」という有言を「受かったよ」と実行するのです。

 もちろん厳しい環境は承知しています。試験の難易度は年々上がっています。有名Youtuberや大手予備校講師は「合格率は変わっていない」ことを理由に難化をなかなか認めませんが(当然です。あまり難しいと強調すると受講生があきらめて金を払う前にいなくなるからです。彼らの目的は合格させることではありません。多くの受験生から金を取ることです)、回答選択肢の増加や、受験生が過去最高を更新し続ける現状を見れば、合格率は維持されていようが、難化傾向は素人目にも明らかです。

 そんな厳しい戦いに6度臨むおっさんは6度目の戦略を立てなければなりません。戦略は後日固めるとして、とりあえず毎年恒例(笑)のSWOT分析をさせてください。(強味)(弱み)に絞ります。

 S(強味)

 ・「財務」「企業経営」がゾンビ復活し、今回合格した「情報システム」が免除となるので、6科目受験になる。今回の5科目より多く負担はさらに増加するが、得意の「財務会計」「企業経営」が得点源となる(はず)ので、合格まであと一歩まで迫った2021年のときのような戦略を描ける。一番苦手の「情報システム」の爆弾化(この科目が難化すれば足切り可能性大)を心配することもない。

 ・毎年そうだが、年数を重ねた経験値は大きい。受ければ受けるほど合格する確率は高くなる。そう、あきらめたらそこでゲームセット。

 ・今回再試験となった沖縄地区受験生は12月までモチベーションを保てたので、新年早々、ハイテンションでスタートダッシュを切ることができる。本番は8月なので走り切れるだろう。

 ・沖縄再試験は「情報システム」を除けば超難化していたようだ。2024年はそれに比べると多少は易化するはずだ。本番でのストレス度は低いだろう。

 

 (弱み)

 ・今年51歳になる。年々記憶力やモチベーションは低下していく。

 ・昨年に比べると仕事が忙しくなりそう・・・な気がしている。

 

 以上にしておきます。(弱み)はあえて少な目にしました(笑)。

 前回も書いたように「資格沼」という言葉が胸の奥にありました。なるべく客観的に自分を見つめようと思っていたからです。5回目でだめだったとき「もう資格沼から出なければヤバい」という思考回路になっていました。

 しかし、近未来への恐怖心から考えると、今はまだ「資格沼」に浸かっていたほうがいいのではないかとすら思えてきます。近未来の真の修羅場(解雇なのか勧奨退職なのか何なのか分かりませんが)に放り出されたときに、己を救ってくれるのは、社畜のように生きた経験値(すでに無意味な業務で一生懸命ご奉公ぶりをPRすること)ではなく、資格沼を「虎の穴🐯」状態にして地道に努力を続けて得たチカラだと考えます。

 ブログチェッカーの皆さんの「いつまでやってんだ」というご指摘はごもっともです。それに対するアンサーは「息子との約束を果たすまで」ということに代えさせていただきます。

 以上、長々と書きましたが、宣言撤回へのご理解のほどお願いいたします。もし、引き続き長い目で応援いただけるなら幸いです。

 さぁ、今日から勉強の再開です。まずは受験した5科目を総復習し、その後、免除科目だった「財務会計」と「企業経営理論」をやってみようと思います。昨年クリスマスイブのモチベーションの火種🔥はまだ体にくすぶり続けていますので(一度折れた心は時間が癒してくれそうです)。

 

 そんなこんなで、また新しい一年が始まります。2月に開設19年目を迎える当ブログを今年もよろしくお願いいたします(来年20年目だなんて信じられません。来年以降も無事続けていたら何らかの企画も考えたいと思います)。とりあえず節目に向かって、つれづれなるままに更新を続けていきたいと思います。

 では、みなさん、苦楽を乗り越え、頑張っていきましょう!